にゃー🐈 ニャロです。
別途ご報告する通り、葡萄の木が「萌芽(de’bourrement)」
する前の、「剪定(taille)」のお手伝い、正確には「剪定で切った不要な葡萄の枝を拾い集め」のお手伝いに、山梨県の南アルプス市にある『ドメーヌ ヒデ』にお伺いしたの。
北鎌倉 秋月藩の藩主の方々のお供、またの名をミッション「金魚のフン」として、僕も愛する山梨県に潜入したわけ。
そして、作業の合間のお昼ご飯。ワイナリーの醸造家 渋谷英雄さんに連れてっていただいたのが、『たっちゃんうどん』。南アルプス市なのに、「吉田のうどん」なんだって。ムム
いっときとは言え、富士吉田市に工場のある一流電子部品メーカーで営業リーマンブラザーズやってた僕としては、はっきり言うけど、藤沢市民44万人の中で「吉田のうどん」に最も詳しく、経験値が高く、深い愛情を感じてるんだからね。
最近じゃ、「吉田のうどん」って稀に耳にするけど、僕が某工場の研修で初富士吉田デビューした1998年の平成の東京では、完全に無名の超ローカルフード。
多分、人口5万人の富士吉田市民の皆さんも、おそらくだけど、「うーむ、讃岐うどんや稲庭うどんや水沢うどんみたいな一流スターに吉田のうどんが紛れこんだら、大問題になるズラ、黙っておくに限るズラ。いいんズラ、富士吉田には富士吉田市所有の富士山があるズラよ」、って。
内緒というか、中学校の健康診断で、自分だけトランクじゃなくってグンゼのブリーフ、しかも一年履き続けてヨボヨボのブリーフ、みたいな気恥ずかしさがあったんじゃないかしら。
でもね、トランクスなんて、棒も玉もブラブラしちゃって落ち着かないし、ブリーフが最高じゃんね。つまり、うどん業界のブリーフ、「吉田のうどん」は最高なの。
秘匿されてきた黒歴史はさておき、富士吉田市民もすっかり自信をつけちゃって、今じゃ富士吉田市役所も猛プッシュしてるわ。「吉田のうどん」とは、
ってわけ。あのガチガチの激硬な超太麺は、現地で巨釜で茹でたてじゃないと、真価はわからないズラよ。
ってわけで、「南アルプス市で吉田のうどんけ?」って、最初 身構えたわけよ。「湘南ズルズル団」としても、今回は主力メンバー三名体制だし。
南アルプス市立中央図書館のお隣のおしゃれな建屋。むむ、さすがは地名が「アルプス」ってだけあるわね。
57席もある大型店なのね、入り口で食券購入するスタイルで、お座敷もあったわよ。
「湘南ズルズル団」平団員のA団員は「たっちゃんうどん1.5倍」、H団員は「肉うどん、1.5倍」。なかなか気合いが入ってて、いいじゃんね。
店内は大にぎわい。人口7万人の南アルプス市民の外に、数名の都民、鎌倉市民、藤沢市民が潜入してんだから、そりゃ大騒ぎよ。
『ドメーヌ ヒデ』のヒデさん(渋谷さん)さんに、葡萄畑のことやワイン醸造の質問会やってたら、10分弱でおうどん到着よ。
流石に発祥の地 富士吉田から50km離れると、独自性もでてくるのね。
麺の太さは「吉田のうどん」、硬さは少し柔らか目。美味しい麺よ。
お肉は豚バラ薄切りを甘く味付けしてあって。はっきりいって、これはこれで麺ともツユともマッチして、美味しいじゃんね。
キャベツ使ってるのは「吉田のうどん」と同じ。天かすと「すりだね」もバッチリ卓上にレディしてたわ。
うーむ、即完食。次回は麺4倍で注文だわ。ここのおうどんは、「南アルプスの天然水」みたいに、「吉田のうどん式 南アルプスの天然うどん」って分類ね。
ちなみに、「湘南ズルズル団」の平団員たちも、気に入ったみたい。
団員Aさんはスープ飲み干して、午後の勤労で狂暴な眠気に襲われてたわ。ウケる❗
団員Hさんは、なぜか天かすの絨毯爆撃をかましたあとで、「れんげが無いんだもん…」と、天かすだらけのツユを大量に残留させる痛恨のミステイク。新庄ビックボスだったら、次の登板は…
Hさんは、次回からは、「マイ 穴あきレンゲ」の持参がマストだわ。
湘南ズルズル団 調査報告
調査対象 :『たっちゃんうどん』
旅情満点のこだわりローカルフード度☆☆☆
美味しくてお腹いっぱいで幸せで、午後の仕事が眠くなっちゃう度☆☆☆
いやいや、本当に日本人類は麺類だわ。ってわけで、昨日の『たっちゃんうどん』で、今日は『うどん王子(藤沢)』の「トムヤムちゃん」。今週は月・水・金と、三回も食べちゃった… 僕の体の35%はうどんで出来てるのかも…
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