にゃー🐈 ニャロです。
日本株、面白いくらい下げまくり。日銀総裁が任期満了までは意地でも日本株暴落させないって意気込みで「金融緩和や引き締めあり得ない」って叫んでも、米国の属国の株式市場は素直に反応。
本当に、想定以上に日本株価は米国株価に連動してんのよね、日本株は予測がめっちゃ難しい時代到来なのね。
とはいっても、日本でも稼いでる企業は稼いでるし、株主=オーナーになるって意味じゃ、いい企業はそれなりにあるわけ。『日経平均ETF』と違って、企業の株式を購入するってことは、株主になるってことなんだから。
『日本触媒』は、なんて言うか、令和四年の世の中で「終身雇用プリーズ!」って考えのオッサンに嬉しい化学メーカーなのよね。
5月末に6760円/株で500株購入して株主になってから、ここ最近は低空飛行の下げ下げ祭りだったんだけど、
化学メーカーって「原油価格」と「市場需要」で業績がわかりやすく動くから、コロナ騒ぎで原油も需要も低迷したら業績悪化するの当たり前だし、「逆もまた真なり」、なのよね。
この化学メーカーに限らず、大半の化学メーカーは化石燃料由来(要は原油)の素材を使ってるわけ。良く耳にするのが「ナフサ(市況)」ってやつ。
ちょいっとググれば、「ナフサとは、原油を分留して得られる軽質油。粗製ガソリン。精製してガソリンとするほか、石油化学製品の原料として用いる。」、と。
だから、原油価格が上がればナフサ価格は上がる、そうなるとナフサを原料としてる樹脂材とか化学製品はコストが上がるから価格もあがる、わけ。わかりやすーい!
2020年は、コロナ騒ぎで自動車とか需要が激減したじゃん。だから、化学メーカーとか部品メーカーは在庫をいっぱい持っちゃったわけ。
それが、逆転して「いっぱい作るから、いっぱい製品納入して❗」ってなると、原油やナフサ市況も上がって、それまで疫病神だった原料在庫が一転して「大儲けのもと」に変身。
だって、原油激安のときのナフサ価格で仕入れた原料だもんね。
この『日本触媒』って会社、色々新しいことやろうとしてるけど、屋台骨はオムツの吸水材「高吸水性樹脂」。
世界はどんどん爺婆だらけになってくじゃん。65歳過ぎれば、そりゃあさあ、くしゃみしただけでお漏らししちゃったり、
M-1チャンピオン錦鯉さんたちのお笑いみちゃったら、面白過ぎて脱糞しちゃったり、してもしょうがないじゃんね。高齢者なんだから。
赤ちゃんもミルクをいっぱい飲むんだろうけど、爺婆ビール飲んだりするから、相当な高性能吸水性樹脂じゃないと、オムツ溢れちゃうじゃんね。
不確定要素が多すぎる令和四年の世界で、確実なことは、
・世界中で高齢化が加速する(日本や中国は、すでに高齢化してる)
・人類は自分勝手だから、布オムツを毎日洗濯するのはありえない(当然、化石燃料由来の、高性能吸水性樹脂を使ったオムツを使いまくり)
定年が70歳とか75歳とか、みんな会社にオムツ履いて出社。だから、「オムツと相性抜群、ユニクロのオムツ in One スーツ」とか、一流企業だと「自分オムツ替えルーム」が設置されたり。
下手すると、新しい職種として「社員のオムツ替え補助員」とか。秦野在住のエースバイヤーのMKくん、10年経ったらリストラ候補になってるかもしんないじゃん。で、なかなか早期退職に応じないから、「人事異動、来月からオムツ替え補助課長を命ず。MKくん、しっかり頼むよ」なんて世界。
まして、環境意識が高過ぎる企業だと、「石油由来の使い捨てオムツは会社として使用禁止。オムツ替え補助課長は、毎日布オムツを洗濯、漂白、乾燥して、会社に貢献せよ」ってなるわね。うっへー。リアルSDGs。
ってわけで、この業界、中国や韓国企業の参入で世界的に高性能吸水性樹脂の生産能力が余り気味なんだけど、
幸い、オムツメーカーは儲かってるし、
材料値上げを受け入れてもらう余地はありそうだから、課題は「お爺お婆の増えることで、工場稼働率のアップ」ね。
しかし… 令和四年のサラリーマン管理職は大変よね。会社でお漏らししちゃった部下に、どうやって指導すんの?
下手に「会社でお漏らししてんじゃねえよ、糞爺い!」って的確な事実を口にしただけで「パワハラ、爺ハラ、漏らハラの3連ハラで有罪、懲戒処分」なんてありえそうじゃん。
そんな近未来のサラリーマン管理職を救うためにも、『日本触媒』は不可欠な企業なんだから。増配になったし、『波待ち』継続なんだからね。
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