にゃー🐈 ニャロです。
最初にガツンと宣言しておくけどさ、
漁師さんは、魚を捕ってナンボ。釣り師は、ロマンを感じてナンボ。良いこと言うじゃんね、僕。
昨年末の『平塚市 甘鯛チャンピオンシップ』以来、初めて「甘鯛乗合」で甘鯛釣りに行ってきたかんね。めっちゃ寒いかんね。
船宿は、あの著名なプロ釣り師 村越正海さん御用達の茅ヶ崎『一俊丸』だかんね。
乗合船で最重要といっても過言じゃない「席」。この『一俊丸』じゃ、朝5:30から席順クジ。フェアでいいじゃんね。
「大寒」の1/20(木)、
厳冬のウクライナ級の寒さのなか、激闘は開幕するわけ。
満月の月明かりを頼りに、ママチャリ号で30分。茅ヶ崎漁港の『一俊丸』に到着よ。
今日は、一流シェフのお友達に予約してもらって、並び席にしてもらってるから、席くじ引きは無し。平日だし、右舷左舷4人ずつで殿様フィッシングだかんね。
お支払して、荷物を釣モノの札の列に置いとけば、船の横まで軽トラで運んでもらえる仕組み。船宿から乗船ポイントまで徒歩数分なんだけどね。
寒いかって言ったら、こないだの『ガーラ湯沢』より寒いけど、そんなの関係無いじゃんね。今年も去年も、50cm超えの甘鯛釣ってないんだから。
竿、リールも、仕掛けも、こないだの平塚の大会とおんなじ。ロッドホルダーが船に設置されてんのが一流。
釣り方、戦術はいつも通り。
波高0.2m、北風3mの中潮で絶好の甘鯛日和だわ。
今回の相手は、一流シェフのRさん。正義のヒーローを倒すべく、黒装束での登場よ。怖いわ…
今日のポイントは江ノ島沖、高級漁船の足回りは極めて優秀、10分くらいで最初のポイント、水深65m地点に到着。餌のオキアミはいつも通り『タックルベリー湘南藤沢本店』で調達したけど、この『一俊丸』で買えるオキアミもなかなかグッドクオリティじゃんね。
さ、日が昇って、一投目。
とにかく寒いけど、風も波も穏やかで、実にいい! いい、んだけど…
異常にお魚さんの活性が… 低い。開始して二時間、朝のチャンスタイムなんだけど、餌取りすら無くって。右舷の4人で、開始二時間で連れたのはチビッ子甘鯛一匹、ちっさい虫鰈一匹、以上。
こないだの平塚大会は海大荒れだったけど魚の活性は高かったから外道のオンパレードだったんだけど、今回はその真逆。
船長さんも、かなり頻繁に場所を変えてくれて、江ノ島沖65mから徐々に深いほうに移動するんだけど… シーン。
めちゃ寒いけど、波風コンディションは抜群だから、みんな持ってるスキルを全解放して誘って誘ってるんだけど、流石に…
この青い空、蒼い海、僕は楽しい甘鯛釣りだからセッセと餌付け替えたり、誘ったり、愉快に釣りに没頭してんだけど、まあ、アサヒ缶ビールとレモンハイを召し上がったら、まぁ、失神もするわよね。気持ち良さそう。
午後になって、北風が強まるのと同時に、潮も動き出したみたいで、一匹だけ30cm位の本命甘鯛をオオトモの釣り師が、35cmくらいのオニカサゴをミヨシの釣り師が上げたくらいで、あとは全滅に近い悲惨状況。
いやいや、大好物のヒメコダイまで一匹も釣れないなんて、なかなか厳しいコンディションだったわね。
でも、一流シェフのRさんと楽しく釣りできたし、大好きな甘鯛釣り楽しめたし、正直 大満足だわ。サラリーマンが仕事乗り気じゃない日があるように、甘鯛さん一族だって食欲湧かない日があるものよ。
しかし、真冬の釣行は、防寒し過ぎるってくらいじゃないと。スキーの防寒で行ったのに、めっちゃ寒かったもん。
さ、リベンジ釣行は、ホームグラウンドの片瀬漁港『萬次郎丸』だわ。
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