にゃー🐈 ニャロです。
今日は南風で春みたいな暖かさ。なんか嬉しくって、藤沢市民の讃岐学食『白い惑星 うどん粉星の王子』で、禁断の(大)頼んじゃった。
食券売場のお姉さんに「(大)食べたことあります?」って念押しされる怒涛の麺量、さっくり完食した自分が怖いわ。
なーんてお腹いっぱいなんだけど、カレンダー見ると12月も中旬。「オミクロン変異株」とか「中国 共同富裕」とか「米国 利上げ時期前倒し」とか、株式市場が大荒れ要因がオンパレードだけど、
各上場企業の株価変動を個別に見れば、下がる企業は地獄まで下げてるし、上げてる企業は『オミクロン変異株』相場でも上げ続けてるし。
9/20の記事で『アップル【APPL】』が何で凄いか、取り上げたけど、そこで買ったヤングサラリーマンはすでに時価換算で株価+25%だもんね。もう利益確定売却すんの?
ってわけで、この年末年始で何社か「ターゲット株価」に達する保有株式がでてきたら、次に何を買うかって、候補を検討してんのよね。現金ポジションで持ってたら、価値が薄れる一方だから、準備しとかないとね。
日本株で気になってるのは『安川電機【6506】』。中国「共同富裕」の過激化が怖すぎて我慢してたんだけど、中国も高齢化が加速し始めてるし、世界的な「再生エネルギー」「自動車EV化」にはモノヅクリ=『安川電機』のサーボモーターとか産業用ロボットは不可欠だから、買うタイミングを外さなければ良い投資先だって僕は考えてて。
で、日本株はそれくらいかなぁ。あとは米国株で候補を探し中なの。
そんな中、今日の日経新聞電子版、読んだ? ↓
『檄文』って、昭和前期チックなワード。辞書引くと、
「敵の罪悪などをあげ、自分の信義・意見を述べて、公衆に呼びかける、また、決起をうながす文書」、だって。うわ、なんか「大本営発表」みたい…
やたら「企業は賃上げしなさーい!」って日本政府は優遇税制とか掲げてんのに、企業の反応悪くて、新首相の岸田さん、焦ってるみたいね。
で、この「檄文」記事を読むと、こんな面白いことが書いてあって。
フムフム、一個目の▼は、分かりやすいわね。トヨタ自動車の有名な「乾いた雑巾絞って」とか、某ゴーンさんの「ゴーンカッター」とか。
問題は、二個目の▼よ。「リスク回避」「イノベーション」「アニマルスピリッツ」。
これを日本企業の経営者が語るなら「フムフム」だけど、よりによって日本政府の「税制大綱」に書かれてるなんて、超ギャグ。ってか、投資家にはナイスな情報。
だってさぁ、ごく一部の、オーナー企業だったり、プロプロな経営者が舵取りしてる企業を除くと、ほとんどがサラリーマン経営者、出身は財務だったり銀行だったり営業だったり購買だったり。
サラリーマン経営者はリスク回避がタスクだし、文系キャリアの経営者がイノベーションを起こせるわけ無くない?
そもそも、『ソフトバンク』の孫さんだって、『ユニクロ』の柳井さんだって、優秀かつ大事な人材には払うもん払ってるわけで、逆に言えば「人材価値以上に給与払う」なんて経営者は経営者失格だもんね。会社がイノベーション起こして、収益ドカーンと稼いだら、近々AIに仕事引き継ぎさせたい納入管理担当営業のおっさんの給与上げるよりも、AIの導入とかロボット導入に投資するに決まってるじゃん。経営者なんだから。
アメリカの『GAFA』って呼ばれる4つのギガ新興企業のそれぞれの起業者たちのお話は、興味があれば書店にいっぱい研究書が置いてあるし、ヤングサラリーマンには常識的知識かもしんないけど、イノベーター達よね。
『イノベーション』って、儲かりそうだし利益率急増しそうだし、ライバル他社を突き放せそうだし、政治家も経営者も大好きワードだけどさ、これら『GAFA』4社を見れば、こういう強烈なイノベーション企業は強烈な創業者・創設者・起業家が「既存の企業・仕組み・やり方」をぶっ壊して急成長してきたわけで。ある意味、リスクを取ることが経営、って企業だし、創業経営者たち。
「役員会議」みたいな「議論」で、イノベーションにつながる経営判断するのは、難しいんじゃないかしら。「船頭多くして船山に登る」ってヤツ。
日本の大企業の文系お爺経営者たちに「イノベーションを期待する」って、期待するのは勝手だけどさ。「あるモノを維持、じわじわ成長させれば大成功」って経験則と成功体験で社長になったサラリーマンお爺さんが、既存の仕組みぶっ壊したら損しちゃうもん。
そりゃ、『富士フィルム』みたく、写真のフィルム屋さんがヘルスケア事業やら医薬品やらに大変身したのは『イノベーション』っぽいけど、それは「お尻に火がついた」からで、何かやらないと確実に倒産するって明白な状況で運良く新事業に形態を移行させられただけで。能力とやる気のある経営者に株主は感謝しちゃうわよね。
『富士フィルム』にせよ、『キーエンス』にせよ、米国に本社を持つ『GAFA』にせよ、こないだ新規上場していきなり時価総額が10兆円のEVメーカー『リヴィアン』にせよ、政府に「イノベーションを期待」されてイノベーションを起こしたわけじゃない、って思わない?
みんな、自分のため、自分達のため。リスクをとったほうが得するとか、やりたいことをやりたい、実現したいからリスクを取る。シンプルじゃんね。
「賃上げ」なんて、企業の経営者が合理的に「賃上げしたほうが得」なら賃上げするし、しないほうが得ならしないわよね。特に、日本のサラリーマン社長なら、毎期の決算結果で少しでも収益を高めて良い成績出したいんだし、日本の組合は唯一の武器「ストライキ」やらないんだし。
「賃上げ」は、正直、僕はどうでも良いんだけど、事実として「イノベーション企業」が次々に登場して、急成長していく米国企業に投資するほうが、金融資産を増やしたい株式投資家には明らかに魅力的だし、理にかなってるわよね。
ドル/円為替もね。
医薬品でも日本の貿易赤字が… コロナ関連のワクチンだけでも、膨大な外貨支払いだもんね。
コロナ関連だけじゃなく、高齢化で医療費が増える一方の日本で、更に医薬品貿易赤字が増えて、スマホもアップルから買って貿易赤字増えて、じゃ、そりゃ円安が進むわよね。
ってことは、株式投資家にしたら、米国株式への投資がより有利(儲けが米ドルで出るからね)じゃんね。
ってわけで、しっかり稼いでくれそうな米国企業を探さないと。もし、日本企業で素敵な成長可能性があるとこ知ってたら、教えてね。
コメント