転職『採用面接』いまだに「マニュアル」や「アドバイザー」に頼っちゃう? 実際に採用面接30人以上やった元課長『FIRE』マンのリアル判断基準

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

僕に言わせると、「通勤」も「転職」も、昇格・昇級するための「チャレンジ」も『投資』。自分自身っていう労働資本を、どこにどうやって投入して、いかに効果的にリターン(収益)を回収するか。お金を株式なんかに『投資』するのと同じだわ。

あ、「芸術は爆発」の岡本太郎先生とか、アーティストは別よ。サラリーマンは「サラリー稼ぐマン」だもん

大谷翔平さんがメジャーリーグに行ったのも、松山英樹さんがPGAツアーでプレーしてるのも「投資」よね。日本のプロ野球やプロゴルフツアーで数百億円稼ぐのは不可能だもんね。

こないだの優勝も強烈だったわよね。スリクソン、スポンサーやってて超大儲けだわ

サラリーマンは、勤務してる企業の待遇(リターン)に満足なら、喜べば良いし、不満なら、「どうすれば満足できるか」考えるのも考えないのも、自由、それが自由経済民主主義の日本よね。今回の衆議院選挙で、社会共産主義の中国共産党にそっくりの日本共産党が与党にならなかったんだからね。

国のご指導がエブリシング、って仕組みのほうが楽じゃん、って考え方もあるんだろうから、共産党って名称のままなんだろなぁ、不思議な政党、「日本共産党」

ヤホーニュースって、「タイトルが全て」的なニュースが上がるから面白いんだけど、こんな記事があって、読んでビックリだったからシェアするわよ。

「何か質問ありますか」… 面接終わりにするときに必ず言うセリフじゃん

『転職』も、自分っていう「労働資本」の投資活動だから、人の言うこと、特に「なんとか評論家」「なんちゃら研究家」のご説明には要注意なんだけど、ヤングサラリーマンって案外マニュアル大好きだから、こういう記事を鵜呑みにしちゃうヤングもいそうだからさ、

近くの境川、引地川にも「鵜(う)」がいーっぱいいるのよ、遡上する鮎を食い放題、「鵜呑み」しまくる人生も楽しいのかも

実際に面接官やった僕の超個人的な考え方をシェアしちゃうわよ。だって、可哀想すぎるもん、こんな「ギョッ」とする記事信じて転職面接行っちゃうヤング…

ちなみに、この記事を書いたお兄ちゃんが、この福山さん。こんなキャリア↓なんだって。ってことは、この記事にある「逆質問」マニュアル通りに対処した面接では、マジでそんな候補者を採用したのかな…

この福山さん/キャリア教育研究家、の記事のポイントはここよ↓

いやさあ、町内会の役員候補面接じゃないんだからさあ、いい年こいたサラリーマンの採用面接で、候補者が「社名の由来」なんて質問してきたら、超マイナス評価だし、僕だったら即席を立つわね。人事が同席してたら、「すいません、お客様の工場がドジラに襲われて爆発したらしいので失礼します」って。もしくは、笑顔で「スマホ持ってないの? ググり方知らないの、どっち?」って質問しちゃうかも。

サラリーマンは過酷なの。福島原発爆発したとき、某自動車メーカーの職制が「サプライヤーは、放射線防護服持ってないのか? 立ち入り禁止エリア内の倉庫に金型無いか、なんで確認できないんだ」って会議で御発言されたのにはタマゲたわ…

面白いから、もうちょっとだけ。

「土地への思い入れ」… 地上げのフロント企業の手先じゃないんだからさ、そんな興味あるヤツいないって

「ビジョンの意図」… 面接官は引くだろね、役員内部抜き打ち監査かよ、って。人事同席してて回答できない面接官職制は、人事のマル秘ノートに「リストラ候補者」として記録されるでしょうね、可哀想…

「社長ってどんな方」… 某ゴーンさんとか、ソフトバンクの孫さんに興味持つならわかるけど、厄介な質問だし、面接官としては「お前は何がしたいん? 何をしにきたん?」って思うわね

「男女比」… センスねえなぁ、って思わない? せめて、「前年度の課長昇格試験で候補者と合格者それぞれの男女比および、御社の女性活用方針と実態を埋めるための課題を教えてください。評価が少し低くても女性だから課長採用なんてことは無いですよね?」なんて質問する男性31歳候補者がいたら、「おっ、なかなかくわかってんじゃん」って興味湧くけどね

「平均年齢」… 上場企業だったら、「んなもん、四季報みりゃ書いてあんだろ」って。採用したかったとしても、一気に不採用決定ね

四季報見たこと無い候補者… 絶対採用したくないわね

マジで、この福山さんって『キャリア教育研究家』のお方、やべー人なのかなぁ。誰か、上場企業の課長さんか職制さんで、こんな質問する候補者を「採用しちゃう」もしくは「好感もてる」って人いたら、教えて~!

じゃあどうすりゃいいんだよ、って?

前向きですな、問題に直面したら、足掻くか諦めるか、どっちでも好きなほうを選べる自由の国、ニッポン

まず、『投資』に『絶対』は無いってことを理解するのって、とっても大事よ。大企業だって、倒産するときは倒産するし、国だって破綻するんだから。

だから、『株式投資(金融資産投資)』でも『転職活動(自己労働資産投資)』でも、100%勝てるマニュアルなんか無いし、でも勝率を上げる方法はあるわよね。

監督、いいこと言うじゃない、その通りなのよ

まず、中途採用の転職活動で、採用面接まで進んだってのは、かなり脈ありってことよ。アホ過ぎたり、「嫌だなぁ」って採用部署の役職者が思った履歴書や職務経歴書は、確実に落選だから。

「キャリア教育研究家」と「元面接官」、どっちが真実に近いのかしらね。フフフ

そのうえで、採用面接の最後、「何か質問ある?」まで来たら、面接官たちの心は95%決まってるわよ。

「こいつ良いなぁ、採用だよ、絶対」とか、

「ベストじゃないけど、許容範囲。あと二人面接して、ダメだったらコイツでいいか」とか、

「はい、ダメ。こりゃヒドいね、職務経歴書、嘘ばっかりじゃん。『ココナラ』で外注したな… 」とか。

だから、もしその企業に採用されることが、自分にとって『良い投資』なんだとしたら、最後のチャンスが、この『何か質問はありますか』なの。

わかる? 一発逆転狙う気力が無いなら、さっさと「社名の由来は?」って自爆質問して、帰りましょう。面接官たちは、たっぷり仕事が残ってるから、早く業務に戻りたいんだから。欠員してるから面接してんだからね

こんなラストチャンスでバカみたいに「社名の由来」質問しちゃうなんて、京王線特別快速に放火する「自称ジョーカー」と対して変わらない自棄っぱちよ。マジで。

この写真撮った人って、誰? 勇気ありすぎじゃない?

まあ、「最後に質問」には、勝利のマニュアルは無いんだけど、僕の経験から言うと、本当に質問しちゃうヤツに興味は無いわね。『質問する時間や機会があるなら、自己アピールすべし』、よ。

だって、採用面接って、採用したい企業、採用したい面接官に対してアピールする機会なのよ。

弱肉強食資本主義は、勝つか負けるか。面接で勝つか負けるか…

「自分に投資(採用)してくれれば、御社はお得ですよ。営業だったら新規受注できるし、購買だったらターゲット達成できる値下げさせるし、業務上の問題が起きたら問題解決しますよ、お得な人材なんですよ、僕は。採用しなくていいんですか?」って。

質問なんかするんだったら、転職エージェントに頼んで、後日人事部に問い合わせしてもらえばいいでしょ?

僕が面接官やってたときは、必ず最後に「今まで仕事してきて、一番ピンチだったことや、ビッグなトラブルについて話してくれる?」って。

面白いわよ、サラリーマン10年以上やってきた候補者が、「特にピンチやトラブルはありませんでした」って、「… 市役所の受付やってたの?」って思っちゃったわ

だいたい、営業だったらいくら売上受注した、とか、事前に『ココナラ』でバッチリの職務経歴書作ってもらたり、転職エージェントに採点してもらったりしてるし、いくらでも嘘つけちゃうからね。

やっぱり、トラブル対応、マニュアルも無ければ正解も無いトラブルに、どう対応したか、これってメチャンコ判るのよ、その候補者の『仕事力』『問題解決力』。

何人か、多くはないけど、この「リアルなピンチ体験と対処話」で、「こいつは要らねぇ」って不採用のはずだった候補者が、一転して「いいじゃん、絶対欲しいじゃん」に一発逆転したから、参考になるんじゃないかしら。

もし、面接で「最後に質問は?」って訊かれなくても、「スミマセン、最後にアピールしたいので、絶対聞いてください!」って言えば、大丈夫。

もし、おっかない面接官に「時間無いんだよ」って言われたら「5分だけ、お願いします」って。自分のための投資なんだから、ここで頑張らないで、どうすんの?

敵(他の候補者)より1点だけ勝てばいいんだから

で、ちゃんと、自分のサラリーマン人生で、一番のピンチは何か、軽くシナリオ作っておくといいし、実は職務経歴書に書いても効果的よ。良いのよ、勝手に自分で項目増やして、「自分の職務経歴で最大のトラブルおよび対処実績」みたいに。

そういう「トラブル」って、あまり他社に開示しちゃだめなケース、たとえばバイヤーだったら「リコールの費用交渉」とか、人事だったら「リストラ候補者が弁護士連れてきた事件」とか、あるから、そしたら職務経歴書に「社外秘のため、詳細は書けませんが、面接にて問題にならない範囲でご説明します」とかって書いちゃったっていいんだから。僕だったら、その話を聞きたいから、面接実施を人事にお願いしちゃうかも。

いいじゃん。好奇心でもなんでも、面接に進めなきゃノーチャンスなんだから

んじゃ、最後に、参考として実例ね。マニュアルは無いけど、実例くらい無いと、不安でしょ?

まず僕の場合。僕のキャリアで、一番のピンチは、某自動車メーカーでバイヤーやってたときの、「東日本大震災」と「タイ大洪水」対応。このときのリアルな話を面接でして、面接まで進んだ3社のうち2社から内定いただいたわよ。本当に大変なピンチだったし、事実の中から、誰が聞いても興味ありそうなトピックを一個選んで深掘り。

タイ洪水だったら、「担当サプライヤーの工場が水没しちゃって、タイ現地に直ぐ飛んで、現場で二週間張り付き。水に沈んだ金型を、水没してない他社工場まで運んで、製品を再生産するための段取りをマニュアル無い状況で考えたんだよ。船をチャーターして金型を引揚げて、洗浄して、トラック100台チャーターして輸送して、トライアル、死にそうだったんだからね」とか、東日本大震災だったら「サプライヤーが原発危険区域で金型が取り出せなかったから、掟やぶりの『仮型』+『ハンド加工』で対処することを提案して、試作メーカーの工場回ってお願いして、高価な試作品を数千個単位で供給してもらい、停止してた自動車製造を早期再開させることができました」とか。そういう、マニュアルが無いリアルなピンチ対応の話って、面接官には興味深いの。

僕が採用したバイヤーのMK君、これは酷くて、もう自己紹介からアピールから、「こりゃダメだ」だったんだけど、最後に「トラブルの話無い?」って聞いたら、前職商社での焦げ付いた売掛金回収の話をしてくれて。回収先は中国ローカル企業だし、上司は誰も助けてくれないし、って。

『ナニワ金融道』こそ、社会科の授業で必修にすべきよね。お金の回収って、本当に大変でしょ。トイレのゲロ掃除するほうが全然楽チンだと思うわ…

いきなり、つまらねー候補者がおもしれー話をしだしたから、面接官全員が聞き入っちゃって。最終的に「あいつ、いいじゃん。絶対欲しいよね」「中国で金の回収、上司抜きで飛び込むなんて気合いあったら、ここでの業務なんてチョロいじゃん」と。

候補者本人は、それが凄い職務経歴だって思ってなかったようで、なんとも。今も楽しくその企業で働いてるわよ、ちょいっと昇格もしたみたいだし。

誰だって、そういう「大ピンチ対応」ってやってるんじゃない? 結果が失敗だっていいんだから、「この時の失敗の経験があるので、次のピンチには的確に対処できる自信があります」とか言っちゃったり。

参考になると良いわね。転職してたっぷり年俸増やして、株式投資資金が増やせるといいわね。頑張ってねー。

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