「ドル円相場」って、短期予測は不可能だけど、長期予測はめっちゃ簡単なような気がするのは、僕だけ?

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

辻堂の湘南テラスモールに、愛媛県の公式マスコット「みきゃん」さんが来てたの。

税金使ってマスコット作って、役人が神奈川まで出張して、愛媛県産のみかん製品の売り込み。素晴らしいじゃんね。まさか、宿泊は横浜の一泊数万円だったりしないわよね…

そんな内需拡大に地方自治体は頑張ってるみたいだけど。日本に生まれ、日本で死ぬ計画の日本大好き国民だとしても、ドル円相場から無関係じゃいられない21世紀。今日のドル円相場いくらだったか、知ってる?

(8/3夜時点で)米1ドル=142.93円じゃんね。中値だけどね。

お仕事で海外と関係してなかったり、海外旅行行きまくりじゃなくっても、毎日のNHKニュースやら新聞やらで「今日の為替相場です」ってやってるんだから、天気予報くらい重要な情報みたいじゃん、ね?

アメリカドルとユーロだけだけど、そんだけ重要な二つの指標じゃんね。ウンウン。

なんで重要なんか、知っとる?

それも単純。日本には原油も天然ガスも石炭も銅も鉄鉱石もアルミナも大豆も小麦もとうもろこしも、微々たるもんしか算出/生産してないから、輸入しないと足りないからじゃんね。テスラの純EV車も、高級iPhoneも、輸入じゃんね。

輸入品を買うには、外貨が必要じゃん。米ドルとかユーロとか。別に鎖国したって僕はいいけど、原油も石炭も無かったら電気も発電足りないし、プラスチック製品も無くなるし、江戸時代の再来じゃんね。

大昔、貧乏三等国だった日本の通貨は激安だったんだけど、真似っ子自動車や電化製品で「原材料を輸入」「国内で安い人件費で加工して、付加価値を付けて輸出」することで、外貨稼いで、徐々に日本円は米ドルに対して高くなってきたわけよね。

五十年前の1971年には1ドル350円固定相場だったのが、ぐいぐい円高になって、バブル末期の1995年には100円を割り込んだり。輸出企業はビックリドンキーだったろうけど、なんとか倒産せずに乗り切ったのは海外競合企業が脆弱な技術力だったり品質だったからみたいね。

これからも、いきなり日本国内で原油が噴き出したり銅山掘り起こして足尾銅山鉱毒事件パート2とか起こさないなら、日本が資源輸入大国なのはかわんないじゃんね。

で、輸出。

自動車メーカーの社員さんたちはとっくに知ってるはずだけど、これからも減る一方じゃんね。だって、技術力も品質も日本はすでにナンバーワンじゃないし、日本には電気自動車のコア技術なんて残ってないし。バッテリーもモーターもインバーターも… 可哀想だけど、携帯電話やスマホと同じ歴史を作っていくみたいじゃん。

稼いでるトヨタだって、売ってるクルマの約七割は海外生産なんだもん。エアコンもコピー機も円安で一部日本生産に回帰したりしてるけど、それも「円安だから」。

いままで何回かシェアしてきたけど、自分でピコピコ調べれば事実はいくらでも調べれる21世紀。人口も減る一方で輸出企業の競争力も落ちる一方、税金の倍の国家予算で政府は借金(赤字国債)しまくり。アメリカさまが人口増えてて、新興企業が世界中で荒稼ぎしてるのと比較したら、日本円が米ドルに対して安くなるのは当たり前じゃんね。

焼き鳥大学 文学部出身の僕でも予測できちゃうんだけど、通貨の価値って単純じゃんね。裏付けのある通貨かどうか、発行額は裏付けに対して適正か。たったそれだけ。

大昔、通貨は「金本位制」だったから、裏付けは金だったじゃんね。中央銀行が保有してる(はず)の金の分しか通貨は発行できなかったじゃん。

それが、金本位制廃止になって、通貨の裏付けは「その国の稼ぐ力」になったじゃん。税金だったり、貿易収支だったり。

資本主義のどの国も、徴税額以上の国家予算組んでるし、赤字国債とか発行して国の借金は世界的に増えてるけど、日本のそれは半端無いかんね。まさに、赤字国債界の大谷翔平さんクラスにかっ飛ばしてんだもん。

だから、ホントはインフレ目標の+2%/年くらいの公定金利に日銀も財務省もしたいのに、できないのよね。ウソばっかついて。

宇宙人 植田総裁、「日銀が目指す持続的安定的な2%の物価目標には距離がある」とかってウソじゃんね。なんで日銀が公定金利を上げられないかって、理由は単純明快だしエビデンスだらけだし。

それは、

・国の借金(国債)がデカすぎて、公定金利上げたら金利分の支払いだけで税収がぶっ飛ぶ

➡日本の国債発行残高に、例えば年3%の金利を掛けた数字と、去年の税収を比べれば一目瞭然

・ゼロ金利のおかげで倒産してない借金企業たちが、公定金利上げたら企業は倒産倒産連鎖倒産確実

➡某自動車メーカーの有利子負債は6.9兆円。仮に公定金利が3%になると、銀行とかからの借入金利は4%前後になるはず、すると毎年の金利負担が2760億円。

ちなみに前回2022年度の営業利益が3771億円だったんだから、利益の73%が吹っ飛ぶじゃんね。

しかも、自動車ローンも当然4%/年近くになるから、クルマの販売もサゲサゲだろし。安い中国製の電気自動車に乗り換えが進みそうじゃんね。ビックカメラとかアマゾンでポチっと買えそうだし。

・変動金利で住宅ローン借りてる庶民たちがイッキに破産、新規の住宅着工もイッキに氷河期。町に売れない住宅が溢れて建設業界は地獄、住宅関連業界も地獄

➡最近の激安ネット住宅変動ローン金利は年0.3%以下。3000万円借りても年間金利負担はたったの9万円。月当たり8千円。安っ!これが4%/年になると、年間金利負担はイッキに120万円。月当たり10万円。金利だけだかんね。破産しそうでしょ?

ってわけで、いくらインバウンド観光客が微々たるおカネを日本に落としたって、儲かるのは京都や札幌のお土産屋さんとかホテルくらい。これじゃ、日銀が公定金利上げたら、政府が吹っ飛ぶとか以前に、日本が倒産しちゃうじゃんね。

日銀も財務省も、政府の役所なんだから、そんなことを保身主義の政府与党がやるわけないし、やんなくっていいし。だって、副作用なんて「円安」だけなんだもん。

長期金利を抑え込もうって日銀が臨時国債買い入れしてるけど⬆、さらに国債保有額が増える=日本円の価値が下がる=円安に向かうじゃんね。

短期の為替相場は、日銀の「為替介入」みたいな不確定要素が多いから僕にはわかんないけど、長期の為替相場に関しては…

よくわかんなーい。ははは〜!

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