『受け身』で逃げ切れるのは何年生まれまでかしら… 『キーエンス【6861】』35.8歳平均年収が1751万円の『リアル』

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

ヤングサラリーマンや、さらにヤングな学生さん、お子様たちには、なんだかネガティブなニュースばっかりで、申し訳ないです。

『温室効果ガス排出による地球温暖化』、『格差社会の深刻化』、『新型コロナウイルス』、『日本の借金(国債・地方債)1200兆円超』『老後2000万円問題』などなど、中長期的に解決される可能性もあるので、そうなることを祈りつつ、自分にできることはやりつつ、自分(たち)の身は自分で守らないと… 平均寿命まで33年以上ある僕でも軽くブルーになるので、ヤンガーな世代はどう思うんだろ。

『格差社会』ってのは、昔からあったことで、村が戦いに負けたら奴隷。欧米が銃やら帆船を運用して、アフリカなんかから奴隷連れてきて奴隷制度なんて、アメリカで1865年まで続いてたわけで、今からほんの156年前。

人間の本質的怖さって、歴史勉強すると良くわかるわ

日本だって、江戸時代が終わったのは1868年だから、153年前までは士農工商エタヒニンなる格差社会だったわけで。

アホな武士に切り捨てられたら、たまらん

その後も、『共産主義』は失敗、『資本主義』は資本いっぱいあるほうがどんどん儲かって格差は広がるけど、なんとなく『平等感』『公平感』が学校でもマスコミでも20世紀後半には喧伝されてたってだけで、実際は『格差社会』だったけど、今みたいにネットもSNSも無かったから気が付かなかっただけ、って思いません?

『小林よしのり』先生は、事実を見逃さないわね…

別にお古のジャージで小学生やってても、僕は苦痛じゃなかったし。

ジャージ、楽チンで良かったわよね?

とはいっても、日本では『学歴社会』が流行って、「いい大学出ていい会社のサラリーマンになれば安心よ」ってなって、大規模な『中流階級』が生まれたのは事実で、それが崩壊しつつあることが、最近日本で良く目にする『格差社会の深刻化』なんじゃないかしら。

だから、そもそも地球上では本質的に弱肉強食なわけで、法律とか国とか、道徳・倫理なんてものの範疇で、ライオンが狩りに出撃したり、アリンコが毛虫の死骸を巣まで運ぶように、仕事をしたり活動して、「少しでも良い生活を」と生きてるのかも。

弱肉強食

というわけで、『会社』という『法人』が、他の『法人』に戦破れて倒産したり、生き残るために「早期退職募集」するのは当たり前なわけで、「国や会社がなんとかしてくれる」なんて受け身でいると、ますますヤバくなっていくのは必然的、よね。

だから、自分自身の「生き残り」のために、人材市場で自分が高く売れるように『仕事力』が上がる仕事を担当できるように社内で攻めてみたり、「ロボットやAI化」しない業種を考えて担当して、『仕事力』上げないと、10年以内にそんな時代きちゃうからね、きっと。

で、じゃあ「どんな職種が」「何がロボット化・AI化していくのか」みたいな情報って、自分がサラリーマンやってる社内しか見てないと、全然得られない、でしょ?

だから、ヤングサラリーマンが『株式投資』して『株主(=経営者)』になるってのは、そういう情報に敏感になる、情報を取りに行く攻める動きが自然にできるようになるので、『お得』だと思うのよね。

・世界の動向を経済、企業視点で学ぶことができる

・学んだことで、「自分 (& 自分の所属する会社) の現在の位置」を客観的に把握する力が向上する

・日本、世界の様々な企業情報を得ることができるので、『株式投資』にも『転職先探し』にも役立つ

「現在の位置を客観的に把握」する力って、生き残る上でめっちゃ大事。例えばコロナでボーナス半減ってなった時、「やってられっか、転職だ転職」って、で転職した先がコロナ影響でボーナスゼロだったって転職後に知ったら、残念だよね。

今所属している会社が、同じ業界内では業績も将来性も社員への待遇も実はトップクラス、って可能性もあるわけ。そうじゃない可能性もね。

同業他社と自社の決算比較だったり株価変動の違いなんて、みんな見てるもんだと思ってたけど、案外みてない人多いんだよね。『四季報』には社員の平均年収まで載ってるのに、興味無いのかな…

自分の所属する業界や、自分の現在のスキルでは、必要な所得レベルが厳しいって判れば、どういう業界や職種に移行すれば可能なのか、そのために必要なスキルって何なんだって。

『受け身』だと、会社も組合も、そんなこと教えてくれないし、自分で動くかどうかって差は大きいよ、弱肉強食の世の中だからね、昔も今も。

さて、1社ご紹介。

『キーエンス』、普通に生活してたら目にする機会はゼロだけど、『株式投資家』ならみんな知ってる超優良企業。

電子部品組立関係の工場見に行ったら、高い確率で『キーエンス』のロゴを目にしちゃうわよ。

高給取りサラリーマンの殿堂

この会社、なんで『株式投資家』に知られてるかって、一つはこの株価チャート。これは過去五年間のチャートなんだけど、こんなに右肩上がりの日本企業は珍しくて、アメリカの『Google 』や『APPLE』みたい。

先週末時点で64650円/株。最低取得単位が100株なので、650万円無いと株主になれないのねん。

僕の『波待ち』投資では、こういう右肩上がり株価の株は買うのが難しいんですが、今回取り上げたのはもう一つの理由。

ヤバい、その辺の執行役員より多い

『四季報』曰く、35.8歳の平均年収が1751万円、この「高給」がこの会社の有名な所以なのだ。知ってた? 結構有名な話なんだけどね。

『平均』年収、だかんね。役職ついたりしたら、軽く2300万円くらいかしら。

ちなみにこちらの某自動車メーカー、41.6歳の平均年収797万円。さて、ヤングサラリーマンの今の会社はいくらって書いてあるかしら、上場企業なら『四季報』に書いてあるわよ。

某神奈川県が本社の自動車メーカー

『キーエンス』の平均年収、某自動車メーカーの倍以上っす。仕事もキツいだろけど、倍以上の収入だったら倍早く『FIRE』できるじゃん、って思っちゃうのは、僕だけ?

興味があったら、ネットで『キーエンス』調べてみて。でも、なかなか難解な会社なんです。「キーエンスは、ファクトリー・オートメーション(FA)の総合メーカーです」、じゃわかんないでしょ。

この会社、自社工場持ってないんです。『ファブレス』って、固定費軽いから経営上で有利ですよね。工場のワーカーも社員じゃないわけ。

工場の自動化に不可欠な部品やシステムを「たっぷり利益率」で販売、値下げとかあり得ない強烈な競争力

圧倒的な製品競争力に加えて、例えば自動車部品メーカーだと、お客様である自動車メーカーから受注確定するのって、新車の量産開始から逆算すると2年間未満。量産試作からだと1年ちょっとしかないから、生産性や品質確保して、納期も遵守するには、「キーエンスの営業さん、こういう自動化製造工程作りたいから、こういう製品をいついつまでに入れて。で、おいくら?」、となるので、価格交渉なんてあり得ない。

「嫌なら、他の二流メーカーから買いな」って感じでしょ。『購買』のでる幕無し。その分、切れ味のある商品開発とか営業が求められての高給なんですね。

もし自分の会社の工場設備に『キーエンス』のロゴがあったら、生産技術のおっちゃん捕まえて聞いてみて。「なんでキーエンスじゃないとだめなの? もっと安い他のメーカーじゃだめなの?」って。めっちゃ勉強になるわよ。

ってわけで、自分の会社内で「あいつには勝ってるけど、あの子には負けてる。でも年俸で20万円差だから、まあいいか」ってのは、田舎の村の相撲大会的な感覚。

『株主』になって、そういう世界的な企業・状況を情報収集して、「自社で出世」「転職して増収」「株主で投資」、なんでも良いけど、弱肉強食の世の中をサバイバルしていく感覚で生き抜いていくのか、『受け身』で自分の会社の経営者や上司の言うことだけ聞いて、ハイリスクな人生をエンジョイするのか、選べるだけ『士農工商』の時代よりも今は良いわよね。

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