にゃー🐈 ニャロです。
やっぱ、屋久島来るなら、縄文杉トレッキングは行ってみたいじゃんね。
あ、逆か。縄文杉トレッキングしたいから、みんな屋久島に来るんだね、そりゃそーだ。
エグい天気だと、トレッキングってキツいじゃんね。こんな11月中旬でTシャツ一枚でオッケーだったんだから、夏は暑くて水が無くなるんだろなー。水いっぱい持ったら荷物重いし、地獄じゃんね。
さすが、トレッキング愛好者たちは良くわかってるわよね。台風もこない11月が屋久島トレッキングのベストシーズンだって。道理で飛行機が満席だったわけね。
で、せっかく屋久島まで来たんだし、大雨だったりしたらトレッキング予備日があると安心じゃんね。だから屋久島3泊で良かったんだけど、順調に2日間トレッキングしたから、最終日はレンタカーで島内一周してみたの。
ダントツ安い「ニコニコレンタカー」の安房店は1日2860円。早めに予約しないとすぐ空車無くなっちゃうもんね。オンボロなルークスでも走ればオッケーじゃんね。
帰りの飛行機は19:00発だから、安房のニコニコレンタカーに17:00までに返却して、安房から乗り合いバスで空港に行けば間に合うから、結構時間あるじゃんね。
まず向かったのが、お茶屋さん「屋久島八万寿茶園」。安房から時計反対回りで十分ちょい。朝08:30から営業してて。
お土産のお茶も家で飲んだら美味しかったし、お茶ソフトクリーム美味しいし。
ほうじ茶ラテ、めっちゃ良い香りじゃんね。朝一でここに来たの、大正解。
次に向かったのが、「楠川温泉」なる銭湯。安房から空港通過してクルマで20分。宮之浦の手前じゃんね。
屋久島には、温泉が結構あるんだけど、
ここは冷泉(源泉温度26℃)を沸かしてるタイプ。準純温泉じゃんね。
5人入れば満杯の小さなお風呂。でも朝09:00から営業してるし、全然塩素臭くないし。
なんぜ、2泊した「屋久島料理 宿 鱗屋」がシャワーだけだったから、大満足。朝風呂って、大好きだわ。
で、なんかお腹空いたじゃんね。屋久島で1番大きなフェリー港の宮之浦でお昼ごはんにしよう!
Google Mapでエイヤで選んだ「お食事処 潮騒(宮之浦)」って和食的なお店。
すげー調理場が広くって、ピカピカに清掃されてて。板さんの刺身包丁ギンギンで。
ここの刺身定食は大正解。カツオは鱗屋のカツオが尋常じゃない旨さだったからアレとして、鹿児島といえば「キビナゴ」のお刺身だけど、キリッとひかれたお刺身はプロの味。
こんなお店がある離島なのねん。屋久島すげーじゃん。
500円追加で天ぷら付きにできるんだけど、立派な車海老が二匹も。屋久島には安房に車海老の養殖場があるのよね。
全く、ラッキーなお昼ごはんだったわ。
で、宮之浦のフェリー港に行ってみたんだけど。
波が高くてか、風が強すぎなのか、口永良部島行きのフェリーは欠航。離島じゃんね。
で、「布引の滝」を眺めてみたり、
で、更にクルマで幹線道路沿いに進むと、モクモクと煙出してる工場があって。
ここ「丸勝水産」は、すげーレトロな製法で鯖節を作ってるんだって。
在庫があれば売ってくれるんだって。厚削りの鯖節とか、結構買っちゃった。
「鯖節を燻すには広葉樹じゃないとダメなんだよ」っておじさん言ってた。シブい仕事してるじゃんね、屋久島すげーぜ。
島の西側に来ると、道路から東シナ海が一望できて。
でっかく見えるのが口永良部島。
で、小さく見えるのが硫黄島。こんな場所だったんだね、てっきりグアムとかあっちのほうにある島なのかと思ってた… でもでも調べたら、映画になった太平洋戦争の激戦地の硫黄島は小笠原諸島なんだって。同じ漢字の島が日本には2つあるのね、硫黄島…
フェリー欠航するだけあって猛烈な北風。砂浜は白くって美しいじゃんね。
で、ここで大問題。屋久島一周したかったし、屋久鹿や猿がわんさかいるらしい西の林道が…
ありゃー!なんか、橋が大雨で流されて通行止めなんだって。困ったけど、逆回転していくしかないじゃんね。あーらら。だって、島の南西部にある海中温泉「平内海中温泉」に入りたいし…
で、1時間かけて大回りして島の南西部へ。
そうそう、安房のすぐ西にあるここ「そらうみ」のジェラート食べたいじゃんね。
もう暖炉の時期なのねん。南の島だからって、舐めてるとトレッキングで低体温性であの世行きじゃんね。
僕は島バナナとパッションフルーツ。南国じゃんね。
ずいぶんサラリとしたアッサリ系列のジェラートだったわよ。
さーて、いよいよ、海中温泉… に入りたかったんだけど、お友達に教えてもらった平内海中温泉は潮が引いたタイミングにしか入れないんだって。ナチュラル過ぎるじゃんね。
で、西部林道通行止め迂回で余計な時間かかっちゃって、もう満潮時刻。こんな時は、平内海中温泉のすぐ西隣りにある「湯泊温泉」じゃんね。
幹線道路から海に下る細い道を進むと、
ここじゃんね。
なんかビニールハウスみたいな怪しげな…
あった!一応、女性は黒いシートの向こう側なのねん。混浴苦手な人類でも安心じゃんね。
こりゃ良いねー!事前情報では「単純アルカリ泉」って書いてあったけど、お湯を掬って匂い嗅ぐとほんのり硫黄臭。最高。
湯温は体感で38℃。永遠に入湯してられるけど寒さは感じないヌルユ愛好家には最高の温泉じゃんね。純温泉だし、絶景だし。なんかトレッキングでパンパンな腰・腿・ふくらはぎが急速に回復していくような…
ここも乗り合いバスで来れるのかもしんないけど、1日2680円ニコニコレンタカーだったらトレッキング上がりで即温泉っていうワンダフルな合せ技も可能じゃんね。屋久島、優しすぎる島じゃんね。
最後に、この湯泊温泉からクルマで10分の「JA種子屋久 まごころ市 ぽんたん館」でお土産買って。屋久島の山芋が激安で、家帰ってから山の芋鍋やったら美味しかったわよ。自然薯みたくめっちゃネットリ系で。
で、その目の間、徒歩数分のとこにある「トローキの滝」、ワイルドなのよ。
滝がダイレクトに海にドドドーっと落ちてて。ワイルドな島だったわ、屋久島ワイルド。
安房に戻ってレンタカー返却して。初日夜に色々な島焼酎試飲させてくれた酒屋さん「とまり商店」へ。島で醸造してる各焼酎だけじゃなく、ジンやリキュールまで試飲させてくれて。なかなかマニアックな若い店主さんで、ストレート果汁のタンカンジュースなんかもお土産にいいじゃんね。
安房のバス停前のモスバーガーで時間待ちして、17:24 のバスで空港へ。ちなみに、空港に停まんないバスでも「塩ノ道」っていうバス停で降りれば空港は徒歩3分。
あと、空港でめっちゃお腹空いたんだけど、空港のレストラン「エアポート屋久島」は17:30閉店。モスバーガー食べときゃ良かった(涙)。
ってわけで、無事鵠沼海岸に帰宅。終わってみれば、思いの外、ナイスなトレッキング旅だったじゃんね。崖っぷち歩くのは怖かったけど。
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