2024花巻〜盛岡 真冬の温泉&呑んだくれ旅 #10 仙台に寄り道してワインバーはしご Vin et cuisine『ヒヒヒ(仙台)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

2月三連休の月曜日、昨日まで花巻と盛岡を満喫したわけで、そろそろ帰途につくわけだけど、

盛岡最後のお食事はお蕎麦。『喜六そば』で、

なんともシンプルなお品書き。

蕎麦好きな僕としては、こうゆう「おかわり蕎麦」があるのは大歓迎。美味しいといいなぁ…

わぉ!これまた盛岡的なのか、この店のオリジナルなのか分かんないけど、黒豆やらニシンやらゴージャスじゃんね。

そして、蕎麦猪口には大根の下ろし汁…

「辛いから気を付けて、お好みで蕎麦つゆを加えて…」、へー、珍しいなー。

蕎麦は更科的な白く端正な細打ち。僕は田舎蕎麦的なほうが好きなんだけど、これはこれでヨシ。なんかソーメンっぽいのがアレだけど、

ズルズル食べちゃうじゃんね、こうゆう蕎麦。

まあまあ盛りがあるお蕎麦だけど、おかわり蕎麦2枚で計3枚、まあまあお腹いっぱいじゃんね。

んで、宿から徒歩10分弱のバスターミナルから仙台行きのバス「アーバン号」に乗って仙台へ。

2枚回数券が5900円、一人2950円。新幹線だと高いし、各駅停車の東北本線だと時間かかるし。3時間の高速バス旅でぐっすりお昼寝。

ホントはJR東日本「えきねっと」のスペシャル特割50%OFFでビューンと東京駅まで貴族的に帰りたいとこだけど、帰りのチケットも見事に抽選ハズレ。ってか、アタリってあるの?怪しい… 庶民は庶民らしく、安い交通手段を選択しないとね。

盛岡➡横浜の夜行バスは7000円以上するし、9時間だし。仙台➡横浜の夜行バスだと安い日だと片道3500円、しかもゆったり三列シートで6.5時間だってんで、盛岡から一旦仙台にでて、で仙台発夜行バスの時間ギリギリまで仙台で飲んでいくプランにしたってわけ。

ってわけで、横浜行きJR夜行バスの出発時間23:30まで思いっきり時間があるの。

で、今回の大発見、盛岡のお気に入りワインバー「コティ」の仕入れワイン屋さん「BATONS(仙台)」に来てみたんだけど、今日はお休み。ってか、三連休の月曜日って、なんか不安じゃんね…

大都会 仙台は盛岡の比じゃない凄いヒトヒトヒト。そして真新しいビルばっかり。鄙びた盛岡の穏やかな街並みが懐かしいわ。

んで、仙台で狙ってたワインバー「のんびり酒場ニコル」に何度電話しても「… ツーツー」。あらら、こらヤバそう、お休みっぽいね。んで、お腹空いちゃったS田さんが「もうダメ」ってんで、

通りすがりのラーメン屋さん「水原製麺」でひとすすり。

自家製麺と白だしラーメンのお店みたい。

ここは大盛りでいいじゃんね。

あー、普通に美味しそう。

中太ちぢれ麺、普通に美味しいし、とりあえず飢餓から脱出。

んで、「じゃあ、ワインバー諦めて焼き鳥でも…」ってラーメン屋さんから歩きだして数分、「そういや、コティのマスターが仙台で一番好きって言ってたお店、絶対やってなさそうだけど覗いて行こっか」って。

… 営業してんじゃん…。でも予約でいっぱいじゃ… 「お二人ですか?あいてますよー、どうぞー」って。ギャフン!

ここ『ヒヒヒ』は、フレンチ的なビストロみたいなんだけど、

敢えて断言すると、「仙台も東北なのね、お店のボトル価格が安すぎ」なのよ。

このお店、ナチュラルなワインバカには有名みたいで、お店の奥のワインセラーには値札と簡単な説明札付きのナイスなワインたちが整列してて。

某S田さんの腹ペコ問題対応で大盛りラーメン食べた5分後だし、グラスワインをちょいっと舐めたら焼き鳥屋さんに行こうかって言ってたんだけど、セラーのワインみたら…

とりあえずお任せグラスワイン頼んで、

ウサギのにこごりテリーヌとか、

このお店の名物らしい「塩釜市場のお魚スープ」とか舐めてたんだけど。

これがね、あんなお値段じゃ、条件反射でボトル飲みしちゃうじゃんね。怖い店だわ…

2016のSavoie La Vigne du Perronのガメイ。

コンディションばっちりだし、抜栓していきなり落ち着いて高貴なガメイのうっとりしちゃう香り。華やかじゃなく、シットリ、堪んないじゃんね。

薄ウマっちゃ薄ウマだけど、透明感がありつつ奥行きのある「只者じゃない」系列の素晴らしいワインじゃんね。これが…

ってわけで、「小一時間で…」なーんて言って入店したはずが、どっしりオシリに根っこが生えちゃった。

んで、ボトル開けた直後に、テーブル席のお隣にヤングカップルが来たんだけど、女性の香水がキツくって。まじ地獄の死者、素敵なワインの香りを破壊するデストロイ娘。うへー…

こりゃダメ、幸いカウンター席が空いてたから、お店の方に「こんなゴージャスなテーブル席は僕ら如きに勿体ないので、何が何でもカウンターに移ります」ってワガママ言って、移動。助かった…

お店の方々も大変よね。しかも、その臭香水カップル、ビール飲んだあとソコソコするワインをボトルでご注文されてて、一見さんじゃないっぽいし。商売って難しいわよね…

さ、臭香水事故から辛うじて脱したし、

フワフワのサワラのフライパン焼き、一緒のS田さんは岡山県出身だから、岡山県民にとってサワラは県民食、良かったじゃんね。

なんか、カウンターのお隣さんがグラスワイン頼んだら、ロワールのリフォーさんのアレで、

なんか、3月にリフォーさん、このお店にイベントで来るんだって。「残りちょびっとのでいいので、僕にも下さい…」ってお願いしたら、「どうぞー」って。2015のAKMENINE、魅力的な昔の自然派ワインらしい香りじゃんね。

なんかお客さんが帰り出したから、デザートを注文しとかないとね。僕はイチゴのババロア。

S田さんはナントカって柑橘のタルト。

あー、ボトルが空になっちゃった… 美味しかったなー。

サヴォワ、こないだのジュラ旅で知り合ったワイン屋さんやワインバカたちの多くが「サヴォワが熱いんだよ、今」って声を揃えてたもんなぁ、次回ジュラに行くときは絶対にサヴォワも行かないとダメだねー。

さ、まだ夜行バスの出発時刻まで時間あるし、次はどこで呑もうか。

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