秋の秋田 プチ湯治旅 #7 秘湯『乳頭温泉郷 鶴の湯温泉(仙北市)』は、純掛け流し温泉も「山の芋鍋」も最高だーーー!

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

えーっと、今日はプチ湯治の、えーっと。何日目?なんか、元々曜日感覚は極薄なのに、プチ湯治生活が快適過ぎて日数感覚も薄薄に。

まあいいや、今日も玉川温泉の強酸泉で朝風呂入って、股間滲み滲みで。で、朝ゴハン食べて。で、今日も巡回バスで外周駐車場へ。

だって、せっかくクルマがあるし、秋田県の純温泉といえば最も知られてる秘湯な温泉にも行きたいじゃん。行きたい=行く、わけ。

そこの「日帰り入浴」も10:00開始だから、ちょっくら田沢湖に寄り道。

なんか、白砂をどっかか持ってきてぶち撒けた湖水浴場。なんか寂しい景色。

なんか、先入観があるからかしら。田沢湖の悲しい話、ってか人類アホな昔話、知ってる?

国策…人類ってか、少なくとも日本人は全く昔も今も同じじゃんね。

国策でクニマスを全滅させて、国策の原発推進で福島を全滅させる。そして放射能汚染水を海に放出。昭和15年も令和5年も、「国家」最優先なジャパン。今はアメリカ合衆国の準州だけど、それにしても切ないハナシ。

ってか、玉川温泉の水が湖に流れ込むと全滅するクニマス。人間は、そんな玉川温泉に浸かって大丈夫なのよね。人類って、しぶといじゃんね。

そんな田沢湖を後にして、山をグイグイ登るわけ。モチロン、原油由来のガソリン燃やしてモーター回す日産e-POWERは、登り坂なんてヘッチャラだし。

田沢湖から、秋田駒ヶ岳をグイグイ登ると、途中にワイルドな斜度のスキー場があって。たざわ湖スキー場じゃんね。

そこから更にグイグイ登って、脇道入ると砂利道。かなりデコボコも強烈で、冬は絶対入り込んじゃダメなデンジャラスゾーンじゃんね

そんな山奥の秘境にあるのが『乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』。アプローチが過酷なのに、駐車場には結構な台数のクルマが。

なんか由緒ある温泉みたい。

てか、江戸時代そのままじゃん。

ヤバい、日光江戸村とか、箱根の関所モドモじゃないかんね。左に見える茅葺き屋根の長屋、リアルに宿の部屋だから。現役の宿泊施設。

やべー。ニッポン大好きなガイジンさんとか、歓喜の気絶しそう。ってか、雪の季節、めっちゃ寒そう温泉入ればいいのか。

受付のお土産&売店のビールやジュース、湧き水で冷やしてんじゃん。やっべー、電気要らず。これよ、これ。これなら「地球温暖化対策」じゃん。原発も石油も要らないじゃん。

で、温泉。ここは、混浴露天風呂があるんだけど、月曜は清掃日でクローズなんだって。そっか、今日って月曜だったのね。

露天風呂以外に、3つお風呂があって。「白湯」「黒湯」「中の湯」、充分じゃんね。

どれも小ぶりな浴槽なんだけど、そこがまた秘湯っぽくていいじゃんね。

白湯は、硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉なんだって。めっちゃ柔らかくって、「乳頭」って感じの明るい白濁りの源泉掛け流し。実に美しいし、緩んじゃうナイス温泉!

モチロン、滲みたりしないし、イメージする秘湯とか湯治のど真ん中。源泉59℃ってのは、使い勝手良さそうな温泉よね。実際の湯温は体感で40〜41℃。

ここはイイわ、ずーっと入ってたい。実に、実にど真ん中。温泉スキな100人中1000人以上が「スキ」な温泉。

「黒湯」も良いお風呂だけど、僕は「白湯」が好きだなぁ。理由はわかんない、フィーリング。

しかも、真冬はわかんないけど⬇、雪無ければ古き良きニッポンの風情濃厚だし。

でね、実は、ここに来たかったもう一つの理由があって。

⬆「山の芋鍋定食」、ヤバいでしょ?旨そうでしょ?もうシズル感が凄い、堪んないわ!

日帰り入浴料支払うときに、お昼ごはんの支払いすると、時間聞かれて。その時間に頼んだ定食が出てくる仕組み。

例の、茅葺き屋根の長屋の二部屋が食堂⬆。渋い、渋過ぎ。リアルに囲炉裏も現役だし。

10:00に入って、お昼ごはんを12:00でお願いしたから、時間もて余すかと思ったんだけど。「白湯」のお風呂サイドの床が、見事な湯の花フロアリングで。タオル枕に横たわったら、めっちゃ熟睡。最高、乳頭温泉郷 鶴の湯温泉は最高!

輪をかけて、

ぐは!なめこの… 天然なめこじゃなくてもこの旨さ。堪らな〜い!

人生で一番旨い、ぜんまい煮物。ぬる燗呑みてー!

イワナもつけちゃった。これは養殖だろけど、雰囲気でね。

で、本命。味噌味の小鍋。

す、す、すっげー旨めーーーーー!なんじゃ、この山の芋の団子。美味すぎて、蕩けそう。

きりたんぽ鍋はスープ命だけど、これは山の芋団子がご馳走過ぎ。豚肉(まさか猪じゃないよね?)も入ってるけど、主役はモロ、山の芋の団子。

なるほど、肉は豚バラだけど、味噌は自家製枝豆味噌とは。参りました…

おコメも美味しいし。全くもって、ここはマストカムですな。

お昼ごはん食べたら、食後の汗を流しに「中の湯」へ。

お掃除中の露天風呂じゃんね。こりゃ、丸見えで恥ずかしい感じの混浴露天風呂じゃんね。青森県の酸ヶ湯温泉みたく、室内で湯気モクモクならナニも見えないけど、ここはフルオープンな混浴露天風呂だわね。

「中の湯」は、混浴露天風呂と同じ食塩硫化水素泉なんだって。こっちも乳白色。

ふはぁー、こりゃいいじゃんね。お泊りで湯治にも良さそうだけど、日帰り入浴でも山の芋鍋含めて最高じゃんね。うーん、来て良かった!

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