スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #26 ケーキ屋とワインバー巡り in ヴェローナ(VERONA県, ヴェネト州)

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

昨夜は軽めのお食事だったからか、カラダ軽やか。今日から2日間はムーミン一家と別行動なの。

トリュフ入りチーズ…

宿を出て、

ムーミンママMさんご希望の「レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館」があるフィレンツェ行きの特急に乗り込むムーミン一家を、近くのヴェローナ駅にお送りして。

そう、あの「ロミオとジュリエット」の舞台の町じゃんね。

ここヴェローナは、ヴェネト州なんだけど。地図見ればわかるけど、

すぐ北はアルト・アディジェ、北西はロンバルディア、南西はエミリア・ロマーニャ州。つまり、単純に「ヴェネト州なんだ、へー」ってのは迂闊ってわけ。

で、なぜかドルチェ愛が強いMOさんの希望で、ヴェローナの町外れにあるケーキ屋さん『GLORIA Pasticceria』へ。

このケーキ屋さん、

並ぶケーキたちは美しいんだけど、

そんなお高くとまった感じもなくって。老若男女で賑わってたんだけどさ。

すでにディスプレイみて、MOさんはこの旅一番のご機嫌笑顔。

そして、この⬇

桃、プラム?の皮付きスライスを、小気味良い歯ごたえ残ったままクルクルあしらったタルト。絶品!人生で食べたタルトナンバーワンだわ。うん、マジで。うんまぁーい!

色々食べたいMOさんはプチケーキを、

でも、桃系のタルト、甘熟じゃない酸味と歯応えがある桃の風味とタルト生地とカスタードの絶品すぎるハーモニー。うーむ、凄いわ。

なんか、すでに僕は満足なんだけど、ケーキ愛に火がついたMOさん、「次はクラシックなドルチェを」、って。はいはい、町の中心部にいくわね。

なんだろ、

町の入口の門なのかしら?

そこら中に古い教会やら、

城壁の名残りみたいな壁があったり。

そんな城壁跡の近くに、

なにやら郷土菓子が売りみたいなケーキ屋さんがあって。

『Pasticceria Barini』は、ドルチェ図鑑に出てそうな伝統的お菓子が、

歴史的建造物っぽいバール併設で、

ふむふむ…

モチロン、伝統的チックな、お米を使ったタルトとエスプレッソを注文。

なんつーか、こうゆうのもいいじゃんね。さっきの最新型ドルチェと続けて食べると、とってもいいじゃんね。

さ、さらに中心部へ。

あ、コロッセオ?

二千年前に建造された円形闘技場なんだって。

ヴェローナは2回目なんだけど、記憶に無いわ…

それよりハッピーだったのは、

このキッチン用品店『Plurimix Point』。

プロ料理人のお友達に「もしあったら」って頼まれてた、

リグーリア州の伝統的メダル型パスタ「コルツェッティ」の型が売ってたんだもん。たまたま通りかかりで覗いて、ダメ元で聞いてみたら、

「木型と金属型があるわよ。リグーリアじゃなかなか売ってなくって、なんか職人さんたちが老人化して減ってるんだって」って。

うーむ、あっさり任務達成じゃんね。

初ヴェローナのMOさんは、何を祈りに行ったのか、ジュリエットのベランダを見学に。

そろそろお昼じゃんね。

ふふふ、事前に調査済みのナチュラルワインバー『Tor-tor』へ。かなり町の中心部にあって、

こぢんまりしてて、

いい感じ。ヨーロッパ人、テラス席(ってか路上席)があれば必ずそっち選ぶから、店内はガラガラ。

いい感じじゃんね。カプレーゼとブルスケッタ頼もう!

すぐ北にヴァルポリチェッラがあるもんね。

暑いから、まずは冷えた泡とか、

僕は、せっかくだからヴァルポリチェッラのナチュラルな造り手さんの。

朝からケーキいっぱい食べて、この次もケーキだから、今日ばかりはこうゆうワインバーの軽い軽食がナイスだわ。

なかなか日本じゃみかけないナチュラルなボトルが色々あって、MOさん興味津々。

当然二杯目。なんかさ、体調悪いのか、ナチュラルなワインだと呑んでも呑んでも酔わない体質になっちゃったみたい。へんなの。

なんか、このワインバー、

こないだでオープン一周年だったんだって。へー。ちなみに「TOR」って、漏斗のことなんだって。へー。

外は暑いし、なかなかご機嫌なお店だし、

三杯目…

ふぅ、いいじゃん、ヴェローナ。

さ、外壁の外に停めた無料駐車場まで歩くわよ。

暑い…

暑い…

さ、次の目的地はブレーシャの町だかんね。

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