5月といえば初鰹、高知に旅に行こうか… モチロン讃岐国でうどんもね旅 #4 「沈下橋」に興奮、「一本橋」に絶頂!清流だらけの四国バンザイ!

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

今回はたった5泊の四国旅だから、「選択と集中」が大事じゃんね。MSX2版の「大戦略」で学んだもんね。

今回、愛媛県と徳島県は残念ながら排除したの。だって、たった5泊だし。

最優先事項に設定したのは「初鰹」「沈下橋」「うどん」。うどんは香川県=讃岐国の担当で、初鰹と沈下橋は高知県、土佐国の担当に決まってんじゃんね。

ってわけで、二泊した高松を後に、レンタカーで高知県へ。えーっと、途中でうどん屋さん2軒に朝昼ご飯に寄ったけどね。香川県内にポジションとってる限りは、くいもんは「うどん」に決まってるしね。

で、南下して一旦吉野川が流れる徳島県(阿波国)をかすめながら、高知県の山奥を川沿いに南西方面に走るわけ。モチロン、僕の両足は走ってないかんね。ガソリン燃やしてエンジン爆発させながら走るのはレンタカー。

高松から下道で約200kmを、吉野川〜任淀川〜四万十川支流沿いをクネクネと走ったわけ。どれも夢のように美しい清流なのよ。

走ったのは、レンタカーだけどね。四国の中央部って、ホントに居住してる人類が絶対的に少ないから、純粋な自然だらけだし。「道の駅」の品揃えも純地場産モノばかり。素晴らし過ぎ。まじ、日本屈指の優良「道の駅」オンパレード。

「ここじゃなきゃ買えない」地場産の青果や米味噌、農家の婆さん自家製の加工品だらけ。伊豆半島とかの道の駅なんて「賞味期限5年間の添加物だらけ、中国産スイーツ」とか置いてるけど、あーゆーのは「道の駅」じゃなくって「綺麗なトイレの駅」に名称変更してほしいわ。

ハナシを戻すとね、新緑が綺麗でさ、清流に沿ったワインディングな谷あいのロードを駆け抜けるわけ。安全運転で。高速道路や国道県道じゃ味わえない、土佐国山奥の豊かさだわ。

僕は渓流釣りとか淡水魚の釣りは興味無いんだけど、釣り師の聖書(バイブル)『釣りキチ三平』で多くを学んできたから、美しい渓流を眺めてるとグッとくるわけ。常識よね。

そして、「セフィーロ」といえば井上陽水さん、といえば名曲「少年時代」。夏じゃないけど、初夏の陽気の渓流を眺めてると、脳内を陽水さんの歌声が…

で、最近アニメ映画なんかでもチラチラ登場するのが、僕の大好物「沈下橋」。

知ってる?台風とかで大水のとき、増水するじゃん。で、折れた木をか流れてきて、それが橋の欄干に引っかかると、どんどんゴミが引っかかって、強烈な水圧で橋が壊れちゃうじゃん。それを防ぐ知恵が「沈下橋」。最高よね。

だいたい、日本の沿岸とか川沿いとか山道とか、バカみたいに地元の建設業にお金落としたい町議会議員や村議会議員や市議会議員が「津波や山津波!いのちが大事」とかって、自然殺して税金大盤振る舞いしてコンクリート固めまくったり、柵とか安全安全安全って柵だらけ。

大津波に防波堤が無意味だって学ばないのがタコな日本人。不注意で谷に落ちたり駅ホームから落ちるのは本人の責任なのに、「黄色の線の内側にぃぃぃ〜!」って絶叫する駅員さんとか、もう笑っちゃうアホらしさ。

そんなバカバカしい無駄遣いとか景観悪化建築の対極にあるのが、主に四万十川流域に点在する「沈下橋」。馬鹿げた柵無いから、橋の端っこに腰掛ければ、清流四万十川がブラブラさせた自分の足の下をサラサラと流れ続けるの。

ってわけで、最初にクルマを停めたのは、大歩危。えーっと、大歩危と書いて「オオボケ」と読むんだって。マジ?

えーっと、ここは徳島県なの。吉野川がめっちゃ綺麗な渓谷で、有名な「祖谷のかずら橋」の近くみたい。

祖谷蕎麦のお店とか、アウトドア「モンベル」のショップとか、渓流下り体験のナニとかあって、トイレ休憩で寄ったんだけど、

こりゃ綺麗ね。四国大陸のど真ん中、山奥じゃないと残ってないモノがいっぱいあるわね。

次は高知県の下津野沈下橋。ここも吉野川なんだけど、結構幅広い沈下橋よね。

クルマ避けの退避エリアもあったり。

いいわぁ、沈下橋ラブ♥

真夜中ママチャリで渡ったら、落ちそうよね。

綺麗な水流よね~

ハハハ〜、さ、進むわよ。四国の中心エリアを四万十川源流に向けて西へ。

え、なんか赤いヤバそうな橋が見えたじゃん。急停車しかないわ。

綺麗な水…

竹ノ瀬橋って、なにこれ?

下八川っていう、仁淀川の支流にかかってる徒歩専用の吊橋みたい。

ここは高知県いの町。いの町って、スーパーど田舎なのを逆手に観光売り込んでる自治体じゃん。

結構お金かけて、なかなか惹かれるパンフレットとか作ってるみたい。

… 観光資源だらけじゃん。小雨だけど、全然ワンダフルな吊り橋だわ。やたら巨大すぎる岩がゴロゴロしてんのも、

「岩」愛好家にも堪らない感じだし。

まったく、「川と生きる」って感じじゃん。

面白い〜!

あ、また沈下橋。これも仁淀川じゃんね。

ここはクルマがソコソコ通る沈下橋だわ。

晴れてたら座りたいけど、

しっとりと流れる仁淀川もいいわぁ。

で、三日目の宿は「四万十川源流に最も近い宿」。部屋の前は四万十川源流から7キロ地点。

爽やか過ぎるマイナスイオンと川音を聴きながら寝れるなんて、贅沢だわ。

野鳥もピーピー鳴きまくり。

でね、宿の叔父さんが、「朝の散歩、気持ちいいし、一本橋も近くにあるよ」、って。へ?

「一本橋」… ナニソレ?丸太橋みたいな?

宿からテクテク、あ、アレかしら?

んんんん?

… 橋、一本の板が縦に2枚。

これが…

自宅から小学校とか大学とか、職場に毎日この橋を通る住民の方々…

大雨で増水したら… 自主休校、自主休社ね。コロちゃん如きで休校とかテレワークするんだから、大雨増水したら当然よね。

あの巨大雄大な四万十川も、源流近くじゃ一本橋で渡れちゃうなんて、なんか感無量ね。

でね、今回最高に気に入った沈下橋が、

この「高樋橋」。最高だから。

ほらほら、

四万十川もだんだん幅広くなっていくんだけど、でもまだ大きめの小川くらい。そこにかかる歩行者専用の沈下橋。

この日は雨上がりで晴れ間もあって、沈下橋が乾いてんじゃん!これは…

うはは〜、コンクリート護岸とは無縁の美しき小川だよね。

これこれ。僕の大好物の景色。堪らない心地良さ。真下を四万十川上流の清らかな流れ。空は高く風は甘い四国ど真ん中のナチュラル尽くし。

クルマ来ないもん

ああ、なんとゆう美しさ。今回も四万十川上流来て良かった〜!

で、4日目は、あの高くて美味しい柚子ぽん酢で有名な「馬路村」に宿泊したんだけど、

高知市の東側、室戸岬に向かう太平洋沿いの道を安田川沿いに上っていくわけ。

なかなかの山道を上ってたどり着いた馬路村の馬路温泉。

部屋が修学旅行向けみたく広くって、窓からは、

安田川上流。かなりの水音で気持ち良くって。

ヌルヌルの馬路温泉で温まって、部屋で川音聴きながら昼寝。これも気持ちエエ〜!

ってわけで、清流やマイナスイオンとか沈下橋とか大好きなら、四国は最高。オススメよ~!

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