にゃー🐈 ニャロです。
再びお伊勢参り。前回は2ヶ月前、
日本人だから、そりゃ「お伊勢参り」は大好物。別に右翼じゃないし、みんなそれぞれ好きに生きればいいけどさ。
でもね、海外に住めばわかるんだけど。ほんの半年も海外に住めばさ、なんちゅうか、「日本的なモノ」がめちゃくちゃ恋しくなったりするわけ。マジで。
大昔からイタリア大好きだった僕が、28才だか29才だか覚えてないけど、「ドイツ赴任しろ、断ったら解雇だ、行くしかないんだよ」ってソウルの鍋屋でサラリーマン上司に告げられたとき、「ドイツはアレだけど、考えてみたらイタリアに近いし、まあいっか」って思ったんだけど。
いざドイツで生活してみたら、ハッキリ言ってソーセージとビール以外はマジでアレなドイツ。サラリーマンだからそうそうイタリアばっかり行ってらんないし、出張は殆どフィンランドとかデンマークとかスウェーデンとか、食べ物がアレな国ばっかりだったし。
そりゃ、一応は陸続きのヨーロッパだから、近所のスーパーでイタリアやフランスのチーズやサラミ売ってるし、でもココロもカラダも欲するのは和食。肉ジャガとか、味噌汁とか、自分で蕎麦打ったりウドン打ったり、鰹節削って昆布で出汁とったり。日本でやったことなかったけど、とにかく和食に飢えるとわけ。「無い物ねだり」とは、上手いこと言ったもんよ。
そうなると、最初の数ヶ月こそクルマでドイツ国内近隣の教会とか古都を巡ってみたけど、そのうち古本屋さんで日本の歴史モノ小説読んだり、温泉特集の古雑誌をお燗やりながら喰い付くように眺めたり。
「やっぱ、日本の文化は九州方面からだから、帰国したら佐賀県か大分県に住もう」とか、どんどんヤバい精神状態に。これって、「無いものを欲しがる症候群」だったと思うんだけど、お陰で色々知らなかった日本のこと勉強できたし、アレはアレで良かったのよね。
「日本的ってナニ?」って考えたことなんて無かったし、「日本的?そりゃ蕎麦、鮨、天ぷらっしょ」っていうアサハカショーコーだった僕。あとは温泉、神社、お寺…
いやいや、お寺=仏教はそもそもインドが起源の海外宗教だし…
別に「神社=神道」だってんで、「オレは無宗教だから神道なんて関係ねぇし、天皇なんて要らないし…」… アメリカ合衆国さまの占領国精神洗脳政策が上手くいった結果だから、別に自由だけどさ。
でも、お正月に初詣に行ったり、七五三に行ったり、ふと通りかかるとお賽銭投げに立ち寄ったり、日本人で「オレは反神道、反天皇制だから、神社の境内には死んでも入らん!」って立派な左翼さんは、多分日本人の3%以下じゃないかしら。
鎌倉あたりの「るるぶ」に載ってるお寺さんなんか、「拝観料」とかって、境内に入るだけで300円 500円なんて稼いで、宗教法人無税だから、もう儲かっちゃってしょうがない。たまに高級なゴルフ場で、みんなツルッパゲな集団がラウンドしてんの、住職さんたちだもんね。もちろん自由だけど。
神社で「拝観料」とってるとこって、ほんと少ないわよね。僕が知ってる限り、静岡の久能山東照宮くらいよね。
昔から、地域のお祭りだったり、大昔はお葬式も神社がメインだったかんね。例のアメリカ統治で「神道指令」なる日本人奴隷化政策がゴリ押しで進んじゃったから、お葬式ビジネスでお寺さんは大儲け。戒名料とかって、死人に偉そうな名前ほど高い売上。10万円、50万円、100万円。原価ゼロ、仏さんの世界は不平等な天国なのねん。
今回、伊勢神宮の参道歩いてたら、後ろの家族の会話が聞こえてきて、
お孫さん「カミサマって、いるの?」
お爺ちゃん「いるわけないだろ、アホか」
… マッカーサー総司令官の神道指令のお陰で、見事に日本人奴隷化政策は令和六年になってもバッチリきまってるけど。
でもね、神道における「カミサマ」って、日本人の御先祖さんたちのことなんだよね。願い事を叶えてくれることも、くれないこともあるけど、そもそも日本未だに群雄割拠で日々殺し合いしてたり、過去に「全員死ぬまで殺し合う」とかしないでくれたり、隣国の中国に恭順を示した朝鮮みたく属国なったりしなかったり(アメリカには屈伏したけど)してくれた、2000 年前くらいの御先祖さんたちから続く「日本人の御先祖さんたち」の事を、日本人は「カミサマ」って呼んでるだけだから。
だから、お孫さんに「カミサマっているの?」ってきかれたら、「カミサマってのは、日本では御先祖さんたちのことなんだよ。お祖父ちゃんのお祖父ちゃんのお祖父ちゃんのお祖父ちゃんの、更にお祖父ちゃんのお祖母ちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのお祖父ちゃんたちが、カミサマなんだよ」って答えてあげてほしいもんなんだけどね。
まあ自由だけどさ。
御先祖さんたちが中国に恭順示して日本が中国の一部になってたら、中国語話して中国共産党に絶対服従して、中国人になってたわけだし、
日本がアメリカになってたら、英語で暮らして、キリスト教的価値観で中東派兵されたりテロで東京タワーに飛行機特攻テロされたり。
朝鮮の属国になってたら、金さん一族の奴隷になって、朝鮮語ハングルで生活して、毎日キムチ食べて。
僕は、日本人で良かったし、実質アメリカの準州だけど一応「日本国」として独立してるっぽいし、日本語で生活できたり無宗教でいられる自由も有り難いし。そんな「有り難さ」をたまには伊勢神宮で御先祖さんたち=「カミサマ」にお礼しにお参りに行っても、いいんじゃないかなぁ、って思うわけ。別に僕が神職だからじゃないかんね。
今回は伊勢神宮 外宮をお参りしてから外宮へ。
3月最初の日曜日、晴天のおかげ横丁は凄いヒト。こりゃヤバいってんで、お参りの前にまずお昼ご飯を食べないと大行列待ち時間30 分以上とかイヤだもん。
まだ午前10:30だったから、営業時間が10:00〜17:00の伊勢うどん屋さん『ふくすけ』へ。
前回、「すし久」でカツオの手こね寿司食べてお腹いっぱいになっちゃったから、うどんは立ち食いで「伊勢焼き醤油うどん」しか食べてないんだけど、やっぱ江戸時代の伊勢参りを思い浮かべるとさ、伊勢うどん食べたいじゃん。弥次さん喜多さん気分で。ノスタルジーも味のうちだし。
前回、飛び抜けて待ち行列が長かったのが、赤福本店近くの『ふくすけ』。だから、今回はまずここに来たの。お待ち時間3分だったわ。
「松阪牛肉伊勢うどん」とか「カレー伊勢うどん」とか、色々あるけど、
やっぱ伊勢うどんは江戸時代そのままの「伊勢うどん」、じゃんね。
キタキタ、テーブルじゃなく腰掛け台だけってのが、また風情があっていいじゃんね。
むむむ、伊勢うどん=うどんの亜種。「コシが無い」うどんだからさ、なんつーか、うどんのイメージで食べちゃダメなんだけど。
驚いたのは、ここ『ふくすけ』の伊勢うどん、絶妙に均一に柔らかいのよ。これって、かなり気を使って調理してるじゃんね。他で食べたことある伊勢うどんって、結果柔らかさが不均一で、ぐにゅっと柔らかすぎな部分があったり、茹で置き時間長すぎパターン。
『ふくすけ』、伊達に大人気じゃないわね。伊勢うどんとしては図抜けて美味しいじゃん。
ふふふ、伊勢うどん普通に一杯じゃね、飢え死ぬかも。軽めのお腹に追加投入するなら、
もう「賞味期限偽装不正」の禊終了の赤福、のぜんざいっしょ。
運転手さんに尋ねたら、「え、赤福の不正?しらない…」、だって。上手く生き残ったじゃんね。
おばちゃん1人でお餅焼いて、程よい焼け具合のお餅を温めた器に、大変じゃんね。
なんとも、普通に安心な美味しさ。ノスタルジー上乗せ。
さ、バスの出発時刻もあるし、内宮の正宮に参拝しないと。
宇治橋渡って。
気持ちいい玉砂利を踏みながら参道を。
僕が特に好きなのが、途中で立ち寄れる五十鈴川。この世のものとは…
木漏れ日を見上げたりしながら、おなじ日本人たちと正宮に進むじゃんね。
また来たのねん、伊勢神宮の内宮の正宮。空は青空で太陽が燦々と。アマテラスさんがみてるかもね…
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