にゃー🐈 ニャロです。
アブルッツォ州の州都ラクイラから高速道路であっという間に永遠の都ローマに到着。
テルミニ駅近くは流石に緊張したけど、パリでの経験を活かして難なくゴールのテルミニ駅駐車場に到着。
悩んだのが2つあって、
① ローマ中心部に近づくと、ナビしてくれてる優秀なGoogleマップが「環境規制エリアを通るルートだけど、オッケーか?」って聞いてくる(知らないし)
② ガソリン満タン返しをどうやって給油するか(満タン給油のやり方わかんないし)
①は、「無視」。そんなの知らないし、そもそもテルミニ駅なんてローマ中心部でもど真ん中だし、迂回路なんてわかんないし。で、結果「問題なし」。
②はね、結構悩んだし調べたけど、わかんなくって。ヨーロッパのセルフ給油って、最初にレジで「20リットル、ディーゼルで」みたいに宣言して前払いなのよね。満タンまで何リットル必要かわかんないと満タンにできないじゃん…
で、解決できたのが、「有人のガソリンスタンドで給油」。テルミニ駅近くの住宅街に、爺さんが1人立っててスタンドが1基っていう渋すぎるスタンドを発見して、そこで「満タン!(Pieno!)」って。それで解決。
有人スタンドだと無人セルフ給油よりざっくり5〜10%高いんだけど、しょうがないじゃんね。
んで、無事に無事故無違反飲酒無検挙でレンタカー返却。テルミニ駅2階のレンタカー駐車場から一階に下りると、そこはテルミニ駅ホーム。
さ、予約したお昼ご飯のお店に向かうわよ。運転スムーズ過ぎて早く到着し過ぎちゃったけど、お店近くのバールで時間潰せばいいし。
すっかり浦島太郎な僕、ローマの地下鉄は「強制パスモシステム」に変わってて。パリは相変わらずの切符システムだったのに…
ペラッペラのデポジット0.5ユーロのパスモもどきにおカネをチャージして地下鉄に乗るシステム。まぁ、いいんだけどさ。
便利なのは、このパスモもどきの磁気カード、乗り合いバスでも使えるのよね。それで助かったんだけど、とりあえずローマの地下鉄B線に乗って「ピラミデ駅」へ。
ローマのタクシーはナポリと違って安全というかボッタクリ率はめっちゃ低いって思うけど、タクシー減ってるよね。ってか、タクシーアプリとかで客待ちしてんのか、テルミニ駅前のタクシー乗り場は狂気の大行列。タクシー前提のローマ旅はオススメできないなぁ…
ピラミデ駅から徒歩5分、
ってか、ローマ ピラミデ駅にこんなミニチュアなピラミッドがあるって知らなかったけど、
ヒマそうなバールでカプチーノと「Baci di Dama」。ほとんどのバールにWi-Fiあるから、「Wi-Fi?」ってスマホ渡せばパスワード入れてくれるわよ。
スプレムータ ダランチャ(フレッシュオレンジジュース)も追加して暇つぶし。
さ、開店時間。お腹空いたし~。
お馴染みのナチュラルワインアプリ「RAISIN」で見つけた『Osteria Fratelli Mori』。
かなり席数多いオステリアなのね。
ワインはバッチリ、文句無し。ワインリストはQRコードからネット上で見る仕組み、ナウいじゃんね。
テーブルセットは、まさに「オステリア(食堂)」。
メニューは…
前菜が1ケタユーロだなんて、令和5年なのに優しい食堂価格じゃんね。
パスタも10ユーロ前半だし、
食後酒とか気が利いてるメニューじゃんね。こりゃいいわね。
ドルチェメニューにはナゾ過ぎる「Tiramisu 121℃」、火傷しちゃう温度じゃん。
まあ、それはいいとして、ワインどうしよっかなー。ローマの一発目で大外ししたくないし、でもアブルッツォ田舎価格じゃないし。
ここは、信頼のOCCHIPINTI、シチリアワインで行こうか。だって、知ってるワインでソコソコのお値段なんだもん。
美味しい〜!アブルッツォの剛腕な白ワインを1週間飲み続けた後のシチリア白、線がしなやかに感じるなぁ、ごくごく呑んじゃうじゃん。
まだガラガラ~の店内、オステリアだけどテーブルの間隔も程よいし、ヤングなカメリエーレたちもキビキビしてるし。ここ、ローマ?
おほほぉ〜、冬のローマといえば「プンタレッレ」一択じゃんね。アンチョビソースのローマ風プンタレッレ。
シャクシャクしてねー、気分もしゃっきりしちゃうサラダなのよねー。少し塩気強い味付けだけど、食堂だからオッケーじゃんね。
うふふ、これがメニューにあったら、頼むっしょ。ズッキーニの花のフリット。しかもタレッジョチーズ包み。
クケ〜、衣完璧、サクッと切るとトロトロなタレッジョが垂れるっじょ〜!
どっちも当たり前だけど、ワインと合う合う。もう食欲倍増、アブルッツォの羊脂に疲労困憊だったはずのマイ胃袋は別人のように再起動しちゃった。
Tonnarelli cacio e pepe、個人的にはアマトリチャーナだけど、ローマでカチョぺぺ食べたこないなーって、
… モッタリ重いねー、これ一皿で満腹中枢レッドゾーンじゃん。さすがは食堂、これでいいのだ!
んで、ドルチェ。
悩んだ末に、例のティラミスも入った三点セットを注文。しかし令和5年のイタリア、ドルチェメニューに90%以上ティラミスがあるじゃん。ティラミス専門店もあったし、ブーム?
Ricotta Ambrogio、オーナーファミリーのパパのレシピなんだって。シチリア出身なのかなー、甘い〜!シチリアのデザートワインかアマーロが欲しい〜。
ヨーグルトのムースは、
酸味があってサッパリ。
ふぅ、一息ついて、例の「Tiramisu 121℃」。
ん?冷たい…
柔らかめのティラミス… なぜ「121℃」?
ナゾは残るけど、僕好みの食堂じゃんね。ワインの品ぞろえグーちゃんだし、お料理はスタンダードなローマ料理をビシッと気合入れて作ってるし。
みんな和気あいあいだし。ってか、目の前の四人組の…
付け合わせの野菜煮込み、ボリューム〜!この量が四人で4皿〜!
うーん、こないだの北イタリア旅で「イタリアの一人前食事の平均カロリーは下がった」説が流れたけど、中部以南は変わってないのかも。
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