にゃー🐈 ニャロです。
月に一回のお料理自主勉強@『秋月』、今回は「深まる秋」ってイメージで、涼しい今日で良かったわ。昨日は30度超えの夏日だったもんね。
今日も『秋月』は満席。カウンターには大作家先生だったり、一流農家のご夫妻だったり、庶民は僕だけ。コソコソっと、ワイン解禁になったランチを楽しんできたわよ。
まず泡ね、『クリストフ・リンデンラーヴ クレマン・ダルザス ブリュット』、葡萄はピノ・ブラン、オーセロワ、ピノ・グリのブレンド。あんまりにもバランス良くブレンドされてて、どの葡萄の個性がどうのって全然わかんなかったけど、ピカ一に美味しい泡だわ。むふふ。
一皿目は、サツマイモ・ほおずき・和栗・柿・梨・葡萄とモッツァレラ。秋秋秋秋秋秋~、もう一皿食べたい。
もう一杯、微発泡の北海道ワイン。この2020ヴィンテージが最初の生産年なんだって。バランスよくて、チャーミングなお味でした。葡萄は、色々混ぜ混ぜなんだって。
自家製パンを齧りながら、次のお料理を待ちつつ、ワインをクピクピ。目の前で丁寧に調理してもらうのって、最高のワインのお供だわ。
このスープも秋よねぇ。どっしりした土の味わい。強く主張しないスープの上に、秋ならではの子供アオリイカのプリプリした細い足を炙った香り、低温で揚げたゴボウの香りが、うーん「おとなの味」。
来週、『秋月』スタッフで収穫のお手伝いに行くらしい、『ドメーヌ アツシスズキ』の「アッチブラン 2020」。葡萄は、ケルナー、バッカス、ミュラートゥルガウ。ちょびっとだけ分けてもらったんだけど、ちょびっとだけ過ぎて…あと三杯ください!
わざわざ前日に開けといてくれたっていう、フランスで一番マニアックで美味しいワインがウジャウジャある(どれもお高い…)、ジュラ地方の名手『ジュリアン・ラベ』の『シャルドネ・アン・ビヤ』。あらあら、樽の香りもあるけど、酵母みたいな風味、何より石灰岩由来ちっくなミネラル感がめっちゃイカすわ。「ミネラルって何? 麦茶?」って聞かれたら、この『ジュリアン・ラベ』さんの白ワイン飲んでもらってくださいね。安くないけど、『シレックス』とかよりは…
お魚は、イシガキダイ。脂がのってる白身で、かるーく表面だけ炙ってくれて、ゴージャスな白身魚よね。
塩、オリーブ油、お酢だけで食べるお刺身って、醤油よりもお魚の味の個性がよくわかって良いのよね。ワインとも喧嘩しないし。
お、キノコだ… パスタね。
天然キノコ・養殖キノコ混ぜ混ぜソースのキタッラ、ルッコラ添え。もう天然キノコって終わりなんだって。湘南は夏日だったけど、山岳地方はもう冬間近なんだろね。来週の北海道余市は最低気温2度って予報だしね。
チェコのゲヴェルツトラミネールって秋月さんが言ってたような… 色んな香り・味わいが強いハーブっぽさとのハーモニーで、しっかりしたキノコソースとバッチグーな相性ね。
さてさて、お魚料理、今日は甘鯛だ!
甘鯛って、しっとりホロホロとした甘い身が、なんともお上品。多分、少し酔いが… ソースは美味しかったのと、アンチョビが入ってるのは覚えてるわよ、えっへん。
おおっと、ここで赤いワインです。あの、とぼけた顔したウサギちゃんは…
『ドメーヌアツシスズキ』の『トモルージュ』、葡萄はツヴァイゲルトレーベ、じゃないですのん。いいの? そんな手に入りにくいの開けちゃって。そっか、大作家さんとか、一流農家さんたちが来ているからね。便乗するしかないわ。うーん、めっちゃフレッシュな取り立てルビー色のベリーを目の前で擂り潰したような香り、酸味がグイグイ来るじゃなーい。
メインの鹿肉とぴったんこ。軽やかで血の感じもある柔らかいお肉に、フレッシュで酸味がしっかり効いてるツヴァイゲルトレーベがぴったんこ。やったね!
デザートは、赤ワインのジェラートを添えた、エクレア+和栗のペースト、などなどなど。力作よ、これ。これが出てくるカフェあったら、行列二時間待ち確実。エクレアの表面の香ばしさが、浅炒りコーヒーの香りに近くて、コーヒーと合わせて頂きたい一皿よ。はー、ごちそうさまでしたー。
北鎌倉から鎌倉経由で帰る途中、つい…
鎌倉駅から徒歩3分のジェラテリア『SANTi』。映画「ローマの休日」だって、ジェラート無かったらつまんないじゃない。ここのジェラートは逸品なんだから。
フムフム、ここでも『和栗』ですか。剥くの大変なのよね。
もちろん、三種類盛り。今日は『Fior di Latte』『ラム酒入りマスカルポーネ』『和栗』。完璧な組み合わせよ。
はー、今日もいっぱい勉強した。また来月も勉強しにいかないとね。
コメント