にゃー🐈️ ニャロです。
昭和世代といえばトム・クルーズさん。
個人的好みでは、リーサルウェポンでのクレイジーな刑事役がどハマリのメル・ギブソンさん、ランボーのスタローンさん、ジェイソン・ボーンシリーズのマット・デイモンさんなんだけど、やっぱトップガンで一世を風靡したトムさんはね、リスペクトするじゃんね。
で、辻堂で観てきたんだけど、

超娯楽大作だし、映画館で観るとそれなりに楽しめるし、なんせいい歳したトムさんが走る走る。それはそれでいいんだけど。
数滴しか呑んでないとはいえ、真っ暗なイタリアのど田舎道で運転してて事故ったらどうすんの?なんて想像すると、それはそれで立派なミッション・インポッシブルだなー、なんて思うわけで。
ってわけで、「絶対また訪問したいレストラン」、エミリア・ロマーニャ州の次に行ったマルケ州なんだけど。
ど田舎の小さな村Urbaniaにある「B&B Mulino della Ricavata」。



ここはB&Bなんだけど、アンナおばちゃんの料理が凄いお上手だってんで半日料理教室をお願いしたの。
1人150€だったんだけど、宿泊代込みで素晴らしい夕食朝食付きだったから、むしろ安いし。料理嫌いじゃなかったら、めっちゃオススメ。

ってか、今回凄いレストランでばっか飲み食いしてきたのに、実は一番美味しかったのはアンナおばちゃんの料理だったんだよね。やっぱ料理って「愛」なのかなー。
前日、Imoraの酒屋さん「Enoteca Mattei」で買ってきたアルバーナの白ワイン舐めながら、

生パスタ2種と肉料理2種、+レバーペーストと庭の畑の野菜のサラダ。途中で畑の野菜取ったり含めてガッツリ4時間の料理教室。















トスカーナ州もね、また行きたいお店あったよー。
Cortonaって小さな町の「Taverna Pane e Vino」。ここのパンツァネッラはぴか一だったし、オーナーソムリエさんの熱すぎるワイン愛は感じるものがあったなー。


ちょうどイタリアの共和国記念日前夜で町はお祭りだったんだよね。当然、お店も超満席で。


なのに、ワイン相談するたびに、ガッツリ熱く丁寧に説明してくれるオーナーソムリエさん。

白頼んだら3本持ってきて、それぞれオススメしてくれて、選んだ混醸の醸し白は「オレも醸造の参加したキュベで」。





赤ワイン頼んだら4本持ってきて、熱弁。迷いに迷って頼んだピノ・ネロは、

めっちゃ旨いし。










最もクレイジーなワインリストと熱血ソムリエ度数でいったら、この店が今回のチャンピオン。
また行くかどうかはアレだけど、パーチナに紹介してもらったパーチナから徒歩30分のCastelnuovo Berardenga町中にある「Ristorante.Quei2」。

ワインリストで僕が呑めそうなのはパーチナ赤(としかワインリストに書いてないのでキュベとか不明)のみなんだけど、この店のキアーナ牛のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、サラッとした肉質だし、熾火的七輪で温度保つ工夫もあって、ハッキリ言って美味しいビステッカでびっくりしたなぁ。



持ち込み料払えば大丈夫だし、案外求められない店も多いし、ナチュラルなワインが無さそうだけど料理美味そうな店にはワイン持ち込んじゃうのも手段だね。

持ち込みといえば、今回は宿泊までしちゃったピエモンテ州 Costigliele d’Astiの「Ristorante Da Maddalena」。
半年前に、もう2回通って、今回は3回目かつ隣接の部屋に2泊だから、ワインは近くのNeive村のイカしたワイン屋さん「Enoteca – La cantinetta di Barun」で買ったワイン


を持ち込み(Vino & Bottegaが定休日だったから)、かつワイングラスまで日本から持参して。
ここも「また絶対行きたい店」、ただしワインとグラスは持ち込みが絶対条件。
結局、某カゼコリーニの某Barla2019を持ち込んだんだけど、こんなワインは最低限香りを楽しめるグラスで飲みたいじゃんね。










ホント、ここの料理は旨い!連れてきてくれたカゼコリーニのグイードさんに大感謝。隣接の部屋にWi-Fi届かないけど、そんなの不要じゃんね。町中に泊まれば、朝のカプチーノも徒歩3分の美味しいバール「Bisco」でサクッと飲めるし。
そしてピエモンテ州でもう一軒。
ここも今回で3回目、Asti中心部からクルマで15分の「Bandini」。
郷土料理がしっかり美味しくて、ドルチェのボネもメチャ旨いし、地元のナチュラルなワインも結構揃ってるし、なんせベテランカメリエーレなおじいちゃんのサービスが最高だし。









そして今回発覚したのが、そのカメリエーレ(実際はオーナー支配人)の奥様が日本人だってこと。「1986年にトリノで知り合って…」なるノロケ話含め、郷土料理のレシピとか、こまかい話を教えてもらえて良かったなー。
で、最後にリグーリア州の2軒。
順番遡るけど、リグーリア州って改めて独特な郷土料理が多いし、軽やかだし、なんとも興味深いんだけど、2軒とも2回目だったけど何回も通いたいお店で。
まずは、2年前に行ったFadoにある「Baccicin dü Carü」。ここは愛と情熱の食堂じゃんね。





ここの古代小麦使った軽いパンもイワシマリネも旨いんだけど、千切りキャベツのバーニャカウダソース掛けは、なんとも馬鹿げた美味さで。
こだわりのペーストジェノベーゼは、やっぱ凄いし。







もう一軒のお店は、前回来たのが二十年前ってノスタルジー系だったんだけど、実に凄い店だって今回再び来て知ることになった次第で。

リグーリアの山の中、Neって村の「La Brinca」。その筋じゃ有名らしいけど、ここはマジでここ目的じゃないと来れない場所だかんね。


ここもワインリスト半端無いけど、予約すれば希望者には事前にワインリストのPDF送ってくれるわよ。

二種類の「お味見コース」を2人で頼んだんだけど、なんとまぁ…




























ってわけで、2人で行ったLa Brinca、ワイン戦力的には1.1人程度だったのに2本飲んじゃったり、どれも隙の無いお料理の小ポーションがこんだけでてきたり。
この山奥に、この規模でこのクオリティの料理・ワイン・サービスのお店があって、満席になってるのって、かなり感動するじゃんね。
二十年前の初回訪問はランチだったし、ランチ後の長距離運転もあってグラスワイン一杯くらいだった記憶だけど、今回はクルマで10分の民泊予約してたから、ソムリエさんオススメの美味しいワインをガッツリ呑めたし。当然、「また来たい」お店じゃんね。
ってわけで、「絶対また訪問したいレストラン」。今回は結構多いなー、嬉しいなー。
あとは、今回訪問したワイナリーだけサクッとまとめて、来週はパリ添乗だし、来月もパリ、8月はチェコ・オーストリア、11月はワイン旅でアブルッツォ・アンダルシア。
旅って、楽しいじゃんね〜!
コメント