北海道 空知のぶどう畑お手伝い 2024秋 #4  ヤバい4人組で真面目なお手伝い+ススキノ荒らし

日本ブログ村バナー
日本ブログ村バナー
PVアクセスランキング にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
ぐるめ


にゃー🐈 ニャロです。

色々あって、空知での1週間お手伝いから一旦帰宅して、再度羽田から札幌へ。

今回は、翌週からのイタリア プーリア旅のメンバーでの4人旅。
恐ろしいことに、札幌 中島公園エリアの狭い民泊一部屋に4人で1週間宿泊。怖すぎる…

朝7:00の羽田発ANA便で新千歳空港へ、そしてレンタカーはボルボV40。


ホントはBMV X3を予約してたんだけど、なんか事故破損だかで変更余儀なくされて。
んで、V40って意外とトランク小さくて、やたらデカいスーツケース含め4個が入り切らなくて大変。膝に思いスーツケース乗せて、ヒーヒー悲鳴あげながら空知へ。

初日は、空知のkondo vineyardでお昼ご飯作り。
収穫手伝い部隊含め14人って聞いてたのが、最終的に30人に増えて、サラダとスープとパスタと肉をジャカジャカ調理するプロ3人。プロってスゲー。僕はお運び、それならアマでもできるぜ。

んで、午後は僕ら4人組もモセウシの収穫に参加して、

その日はMAくんと居残りでモリオハウスに寝袋泊、宴会。

で、翌日はタプコプで収穫。
やっぱ収穫は楽しいなー、天気がいいと。

2日目夜、札幌の宿へ。
なんか、ボロカス言われてたけど、ちゃんと布団もトイレもシャワーもあるし、寒くないし。


シャワーは水圧弱いけどお湯でるし、1名やたら臭ッいオ・ナラするオッサンがいる不具合除けば個人的には全然オッケー。

で、その夜は札幌でジンギスカン。
お店の名前忘れちゃったけど、凄い美味しいお肉で、アイスランド産の1頭買いだってんで、子羊の刺身やら胸腺肉やら、良いんだけど。


でも、シェフ渾身のタレがさ、透明というか、醤油っ気ゼロの独創系タレ。お肉の味がよくわかるって長所と、ご飯に合わなそうな短所…


メニューに「トマトリゾット」ってあったから、ジンギスカン+醤油タレ+ご飯って方程式は許されない厳格さ。羊でお腹いっぱい。

んで、ススキノといえばワインバー「ばんなちゅ」。


お誕生日お祝いしてくれるってんで、迷わず「ばんなちゅで!」ってリクエストしたもんで。
筋肉ソムリエのみずしまさんが、ジュラの摩訶不思議なシャルドネを選んでくれて。

最初、期待通り臭くってばんなちゅといえば、臭いワインが十八番だからね。
んで、クリームチーズや白カビチーズと合わせていくと、臭さが消えて極上の西洋系のスープみたいな旨味みたくなって。ハッピーなバースデーだったなー、お祝いしてくれたみんなに感謝!

3日目は、再度空知へ。


中澤ヴィンヤードで終日収穫お手伝い。朝から15:00過ぎまで収穫して、今季のブドウ収穫完了。


で、やたらめったに旨いお弁当出していただいて、あの地元の名店「味どころ」さんのお弁当!
ナニからナニまで美味しいし、

出してもらったkurisawa blanc 2017がね、「生きてて良かった〜!」って味わい。うーん、幸せ。

独り占めして自宅でチビチビ呑んでも素晴らしく滋味深い味わいなんだろけど、こうゆうワインはみんなで分け分けして一緒に味わうのが良いんだよねー。少し大人になったからか、そうゆう風に感じるようになったなー。

さらに、そのブドウが採れた畑を野外で見ながら、ナカザワさんご夫妻も一緒なんだから、パリの三ツ星グランメゾンだろうとなんだろうと叶わない究極のシチュエーションだし。

いつも通り、岩見沢IC近くの温泉銭湯「和みの湯」で汗流して、札幌の宿へ。
今夜は、ススキノのナチュラル中華「GRIS」へ。

2年ぶりのグリ、お野菜多めになったようなお料理はどれも美味しいんだけど、今夜の主役は銭函のフレンチナチュラルワインインポーターのケンさん。いや、ケン兄貴。

なんせ熱いオトコ。あんだけの素晴らしいワイナリーの数々を夫婦だけで回って輸入して日本全国の(限られた)酒屋に降ろしてんだもんなー。色々大変だろけど、ケンさんご夫妻のおかげで、素晴らしいフランスのワイン呑めるってだけでリスペクト大なんだけど。

まあ飲むわけ、豪快に。
ってか、フランスの仕入れ先廻りのハナシ聞かせてもらって、毎日朝早く起きて1日に3軒廻って、試飲して食事して、食事しながらも呑んで、呑んで呑んで、で宿で翌日の準備やらして、寝れるのは1時間とかって、ワイン愛だけじゃムリじゃんね。強靭な肉体と魂と気合いが必要じゃんね。

今回の僕ら4人組、イタリアも同じメンバーなんだけど、なんせ食事とワインの許容量が、

Aシェフ ワイン150ML, 食事1.2人前

MAシェフ ワイン50ML, 食事1.2人前

Hパティシエ ワイン600ML,.食事0.4人前

僕 ワイン800ML、食事1.6人前

※凄い美味しい食事で、素晴らしいワインの場合

つまり、4人組なんだけど、食事は平均すれば普通くらい食べるんだけど、極端にアルコールに弱いメンバーが2人いて。
基本的には、
味見する➡美味しいと飲む➡寝る
のがアルコールに弱い2人のデフォルト。食事のテーブルで、クビ振りながら器用に寝るんだけど。

だから、この夜も、ケンさんと乾杯して、素晴らしいジュラのLA FRANCHEのビール呑んで、

アルザスのクンプフのケグワイン呑んで、ってあたりでMAシェフは夢の世界へ…

って、そこまではいつも通り。
しかししかし、この夜はケン兄貴が盛り上がっちゃって。
とにかく起こすの。隣席でぐっすり寝落ちするMAシェフを都度叩き起こして、
「MAシェフ、チミはいいヤツだなー」
「まあ呑もう、一緒に呑もう」
「旨いなー、楽しいなー」

そんな愉快過ぎる景色が目の前で繰り広げられ続くもんで、ワインもどれも素晴らしく美味しいもんで、気がついたらボトル5本目(+ケグからの1人1杯ずつ)。おいおい、誰がそんな飲んでるのよ…

多分、僕も1.5本以上飲んだけど、おそらくケン兄貴は3本近く飲んでたっぽいわね。ってか、飲むの速すぎて目で追えなかったし。プロだ…
銭函の自宅までのJR終電に間に合う時間で無理やりおひらきになったけど、ケン兄貴は「終電3時だからー、次どこいくー!」って…

その夜、かなり胸焼けしてたから、僕的には相当呑んだみたいだけど、ケン兄貴から聞いた良いハナシをいくつか覚えてるかんね。
・マメが出たら、コルク締めてボトルをセラーにしまう。マメが出る出ないじゃなく、素晴らしいワインを(二番通り酒店は)扱っている。マメがでることがあっても、そのワインの素晴らしさはそれを上回るワインだと思う(確かに!)
・本当にナチュラルに造られたワインからの味や香りは全てナチュラル、マメも馬臭さも…(そういや、今回ドメーヌモンに訪問したときも、ヤマナカさんも似たようなこと言ってたー!)

うーん、ますますケン兄貴へのリスペクトが強まってしまったじゃんね。僕は、海外旅は今後イタリアしか行かないって決めたのに、ジュラとかサヴォワとかロワールに行きたくなっちゃうじゃん。困るわ…

残念ながらケン兄貴帰っちゃったし、もうワインバーはどこも閉まったし、コチュジャンラーメン食べて、「サンドリア」でサンドイッチ買って、就寝。

翌日4日目、再び空知へ。
ってか、4日連続空知。

最初の3泊、空知宿泊で良かったんじゃないか疑惑。空知にも「味どころ」「サメオト」「クリヤマアンドアム」とか、名店いくつもあるし、温泉付き安いホテルもあるし。まー、色々スケジュール未定だったからねー。

4日目は大雨。噂では、空知の「イレンカ」では収穫結構したらしいけど、この日はkondo vineyardのコンドウさんのバースデーだってんで、前々日のタプコプの畑の上段にうじゃうじゃ生えてた落葉きのこをシェフたちが調理して、誕生会ランチ。

なぜか素人の僕も一皿作れって圧が強すぎて、テキトーに小茄子の素揚げをトマトジュース煮詰めて絡めて粉チーズぶっかけた小皿を料理。
シェフたちは、ショートパスタや鶏肉や大海老の落葉きのこソースとか、チャッチャっと。
プロって、凄いなー。

その夜は、札幌の地下鉄 宮の沢駅近くの居酒屋さん「みやすけ」へ。


シェフの秋葉さん、前年だかに空知の畑でお会いしたことあって。「あー!」って。

さすが、畑に行ってるだけあって、色々と北海道のナチュラルなワイン置いてて、MAシェフの特に大好物の「クリサワブラン 2022」をボトルで。

お料理も、サラダもお刺身も焼き鳥も地のものが多くて、カウンター8席のこじんまりした庶民的なお店だねー、いいねー。

外にでたら、みぞれが軽く積もってて。翌朝は積雪。10月中旬の北海道、恐いねー。

翌日5日目は快晴、余市のワイナリー「じきの畑」でピノ・ブラン収穫。


噂には聞いてたけど、収穫するピノ・ブランも、11月頭まで引っ張るっていうツヴァイゲルトも、凄い実の数。余市スゲー。

ムラタさん奥さま手製の美味しいお昼ご飯いただいて、

夕方まで収穫やって、余市の「鶴亀温泉」で汗流して、札幌へ。

今夜は、初めて行くススキノのフレンチビストロ「クネル」。


なんで初めてかって、いくつか理由があって避けてきたの、何故かって、
・クネルっていうリヨンの郷土料理を昔リヨンで食べて、不味かった(ブルゴーニュからローヌに流れるソーヌ川のカワカマスのツミレというかはんぺんというか、みたいな料理)
・この札幌の「クネル」にも、アラカルト料理にクネルがあるらしい…
・そもそも、美味しいフレンチを久しく食べてない。今日のジュラの食堂「Le Bistrot des Claquets」の料理は最高だったけど、ほぼバター使わない庶民的田舎料理だったから…

ここ札幌の「クネル」、結論からいうと感動の店。お店に一歩入った瞬間にフランスのビストロの空気だし、古典的なバター使った前菜がどれも痺れる美味さ。


ここは、1人でまた来て、前菜4皿食べることに決定!ワインも「二番通り酒店」のフランスワイン中心に揃えてて。ボトルオーダーが良さそう。

すっげー美味しかったなー、で、閉店間際の「ばんなちゅ」に駆け込んで2杯。

で、ラーメン食べて、就寝。毎晩忙しい、それがススキノ連泊。

翌日6日目、朝から雨。この日はさすがに休養日。
お昼は、円山公園の奥のほうにある「野菜栽培して、きのこ採って、豚や鶏育てて、ハム作って、料理出す」的なレストランでお勉強。

その後、定山渓温泉のちょい奥の日帰り温泉「豊平峡温泉」へ。


ここは、札幌近郊だとピカ一の「純温泉(掛け流し、無加水、無濾過)」。札幌から地下鉄と送迎無料バスで来れるんだけど、帰りのバス最終が16:00くらいで、いつもやり切り感が足りないの。それくらい、素晴らしい泉質。素晴らしい施設。

こないだ、温泉マニアのケン兄貴も、真っ先にここをあげてたしね。僕は、レンタカーだったら札幌から90分走って登別温泉の銭湯行くけど、ココもかなりいいわよ。

より温泉パワーが強い室内風呂は飲泉もできるし最高だけど、秋風が心地よい露天風呂はうっとりトロトロ蕩けちゃった。
ぐっすり入浴しながら熟睡して、頭の重さに痺れた腕の痛みで起床。最高。

そして、サクッと札幌に戻るはずが、何故かというか、ここ豊平峡温泉の名物、ネパールカレーを食べちゃって。ハハハ〜、ここのカレー、美味しいもんねー。

んで、札幌戻って軽くおでん屋さんでつまんで、「ワイン食堂 幸」で数杯呑んで。

で真っ暗なイタリア専門ワインバー「UTSUROI」で2杯、

「宇宙軒」で4杯呑んで、

宿で就寝。

7日目、再度余市へ。
僕も大好きなヤマナカさんのワイナリー「ドメーヌ モン」へ。


自社畑はピノ・グリージョだけのヤマナカさん、もう収穫終わってて、プラタンク内で発酵中(無除梗、無破砕)。12月に樽の2022ヴィンテージを瓶詰めして、空いた樽に発酵終了した2024ヴィンテージをプレスしたものを入れるんだってー。

余市駅前でたらふく魚介定食食べて、

札幌に帰って、定番のスーパー居酒屋「とくさ」で和食+ジュラの白。定番なのに毎回素晴らしく美味しいのが「とくさ」。

そして、「ばんなちゅ」で5杯。

凄い旨いジュラのガメイ+シャルドネ開けてくれちゃったから、ギリギリまで呑んで。だって、みずしまさんに会えるの、次回は来年4月だし。

で、「ラーメン イチ」で夜鳴きラーメン食べて、就寝。

翌日最終日8日目は大雨。
占冠村のニニウファームでお昼食べて、新千歳空港から羽田へ。
長い8日間だったわ〜。大急ぎで⇧書いてて、長いもんね。

だって、明日からイタリア17日間なんだもん。海外ではブログをアップできないから、とりあえず記録としてまとめちゃいたかったんだもん。

ってわけで、しばらくプーリア➡カンパーニャ➡ラツィオ➡アオスタ➡ピエモンテをウロウロしてきまーす。








コメント

タイトルとURLをコピーしました