にゃー🐈 ニャロです。
面白いデータを発見したんだけど⇩
OPECの主要原油輸出国の「財政収支が均衡するときの原油価格」。面白いねー。
要は、サウジアラビアとか、自国領土から原油がジャバジャバ吹き出てて、国民から徴税しなくても国民の医療費やら教育費やら無料とかって原油富豪国。
超リッチな産油国王室が、まさにリアルおぼっちゃま君みたいにムダ遣いしてんの、有名じゃんね。
赤字国債垂れ流し前提の日本国、今年2024年度予算は114兆円。そのうち幾らが赤字国債借金なのか、国税庁のホームページに分かりやすく書いてあるけど。サウジアラビアは、税金じゃなくってジャバジャバ吹き出てる原油が国家予算の歳入にあたるわけで。裕福じゃんね。
だから、原油価格が上がればサウジアラビアとか産油国の国家予算はじゃぶじゃぶ、下がればスカスカ。その国家予算と支出が均衡する原油価格が平均97.4ドル⇧なんだとすると、極めて素晴らしいじゃんね。
ナゼ素晴らしいかって、油田権益持った石油企業にとっての損益分岐点は、⇧の産油国各国より全然低いから。
だって、企業は社員労働者たちには最低限の賃金だけ払えばいいから、経費除いた儲けは全てオーナー(株主)のもの。損もオーナーが我慢すればいいだけ。これぞ資本主義、合法的奴隷雇用主義。
国家の場合は、国民を養うというか、道路や社会保障や軍隊やインフレにかかる費用(歳出)規模が全然デカいから、損益分岐点が企業より全然高いのは当たり前なんだけど。
高コストのアメリカやカナダの、シェールオイルの損益分岐点が1バレルあたり50〜55ドル、砂漠に湧き出る油田だと10〜15ドル以下。ちなみに今日のWTI原油先物価格は⇩
だから、国家財政を石油に依存してるOPEC+(プラス)各国としては、更に減産して原油価格を100ドル以上に吊り上げたいし。
民主主義国家のアメリカ合衆国なんかは、民衆の支持率アップのためにインフレ抑制したいから、60ドルくらいに下げたいけど、原油価格が下がり過ぎて50ドル割り込むと自国のシェールオイル企業が倒産しちゃうから、今くらいの原油価格が心地良いんだろね。
民主主義の政治って、民衆ウケと企業献金確保が最優先。わかりやすいよねー。
そんな、わかりやすい政治主導の市場経済=原油ビジネスのお陰で、僕も細々と『FIRE』生活を日々送ってるんだけど。かなりセコセコな生活。
『セコセコFIRE』生活にたっぷりあるのは、時間だけ。
むしろマネー収入は、サラリーマン労働者やってた時のほうが実入りとしては多かったし、収入視点で一番稼げるのは「サラリーマン労働者やりながら株式配当収入の二本立て収入」なのは当然なわけで。
でも、僕はリーマン労働がイヤだから『FIRE』しただけ。だって、おカネ稼ぎのために生きてるわけじゃないもん。当たり前じゃんね。
そもそも、リーマン労働者って、株主さまたちのために奴隷労働する契約じゃん。そんなのヤダもん。ヤダったらヤなんだもん。
勘違いしちゃいけないのは、『FIRE』は特別な事じゃないし、リッチでもない。むしろ貧乏。
だって、リーマン労働者給料セコセコ貯めて株式投資して、3年前にリーマン卒業して『FIRE』生活始めたときの税引後手取り年間配当は、たった300万円ちょい。新卒リーマンの年間収入くらいじゃんね。知らんけど。
そっから住宅ローン支払い140万円/年を差し引いたら、残る年間生活費は160万円。月当たりに換算すると13万円。生活保護より安い生活費じゃんね。ウケる…
ただ、別に困んないけどね。
水道光熱費なんて、真夏でも月16000円くらいだし、スマホ代は月1000円。J-COM(TVと自宅WIFI)が月6800円ってのはマジで止めたいけど、大谷翔平さんの試合生中継は絶対観たいし、まあ当面は已む無し。これらで月34000円。
食費なんて、自炊すればマジで安いかんね。
おコメ炊いて、海でイワシ釣ってタコ釣ってヒジキ拾ってハマグリ拾えば、あとは味噌と醤油買うくらい。
だからさー、生活保護費なんて、幽霊団地に住まわせて月5万円渡せば全然オッケーじゃんね。国家予算から支出されてる生活保護費で競馬やパチンコ。娯楽は図書館行けばいいし、スマホ無くたってマックやスタバの近くでWIFI使えばいいし。暑けりゃ水浴びすりゃ熱中症にならないし。水道代安いし。
まー、しっかり1日に3食食べたって食材費なんて月2万円かかんないから、残りの月7万円は旅費やワイン代に遣い放題。遊びたきゃ自転車でビーチ行って波乗りしてりゃ、かかる費用は消耗品のワックス代金だけ。
なんだけど。
3年前に『FIRE』したときの税引前金融資産がざっくり130M円。税引き後配当利回り3%/年と仮定すると年間手取り配当は3.9M円。余裕で住宅ローン支払いしながら生きてけるって試算だったんだけど。
なぜか運良く株価や為替が動いたもんで、今日時点の税引き前金融資産時価総額は203M円。今年の配当金受け取り見通しはざっくり3.5M円(税引き後)。3年間受け取り配当金だけで生活してきても何故か運良く増えてるんだけど、別に細かく売り買いや信用取引やデイトレードとかしてないし損切りもしないし。運がいいねー。
保有株式の増配や為替影響で、配当金増えてる分は旅やワインバー巡礼で使ってるから再投資はあまりしてないんだけど、当然イタリア行きの飛行機は激安エコノミー症候群シート。最近は座席指定だけで+10000円とかエグい航空会社が増えたけど、当然「指定無し」。小錦さんに挟まれた座席にならないことを祈るのみ。
スマホは変わらず中華系激安メーカー製、ママチャリは非電動式。パンツと靴下だけユニクロ新品で、他は全部メルカリ中古品。当然じゃんね。
別に欲しい高級品無いし、サーフボードも今のが気に入ってるし。1本10万円のワインにも興味無いし。マイカーなんて持ったら伊豆に釣りに行きまくるだけ。別に江の島裏磯で最高に楽しいし。
うーん、なんなんだ、高級品って?生まれながらに貴族の跡取りだったり、親からマンション5楝くらい相続して使い途ない富豪が已む無く買うモノなのかなー?
あ、複数年で1000億円契約かつ年間広告契約収入だけで100億円超えとかってスーパースター大谷翔平さんがポルシェ乗るってのは理解できるけど、明らかに異世界の生命体だしなー。
最近軽く円高方向に為替が振れたり、インフレが少し進んで生活物価が少し上がったりしてるけど、まあ150M円程度の株式資産があれば、低〜中リスクの中配当株式で平均2.5%/年の税引き後配当利回りを確保できれば、中央値で375万円の年間収入。
景気や突発災害人災戦災影響で配当利回りも上下するリスクは当たり前だけど、まさか全株式を一旦現金化して今期の配当利回り見通し8.2%(税引き後6.5%、昨夜株価ベース)を1本買いして年間配当手取り10M円以上を取りに行くなんて恐ろしいことはできないし。
だから、僕は今のまま、興味も縁もない高級品にもムダ遣いにも関与せず、セコセコと『低級FIRE』生活を運良く続けていけたら大満足なんだけど。
だから、逆に言えば、意味不明に保有株式が暴騰して金融資産時価総額が10億円になっちゃったり、年間配当受け取りが3000万円とかになっちゃったら、流石に遣いきれないから、無駄にゴージャスなファーストクラスでイタリア行ったり、レンタカーでポルシェ借りたり(オートマのポルシェって、あるの?)、HERMESのボクサーパンツ履いてLOUIS VUITTONの帽子被って、自転車を電動化して、北海道に別荘買って…
うーん、要らないなー。イタリアでトイレ無し民泊は避けれたら避けたいし、飛行機もプレミアムエコノミーくらいにはしてもいいけど、バカ殿みたいなムダ遣いは、なんかイヤだなぁ。
そうだなー、もし運良く金融資産が無駄に300M円以上になっちゃったら、少しはゴージャスなムダ遣いに50M円くらい振り分けてもいいかも。
例えば、北海道か鎌倉に地下ワインセラーでも造って、気の合う仲間たちのワンダフルなワインの熟成保管場所にしちゃったり?かなぁ。ゴージャス、じゃない?
そんくらいしか、ゴージャスなおカネの使い途、思いつかない… 根っからの庶民だから、しょうがないじゃんね、ハハハ〜。
コメント