にゃー🐈 ニャロです。
ちょうどお盆明けの今の時期って、日本の上場企業各社が2024年4〜6月の四半期決算発表のタイミングなんだけど。
当然、「ETF」を愛する「ETF真理教信者」の皆様は、そんなの関係無いもんね。ラクでいいねー。各企業の決算情報なんて、関係無いもんねー。
あ、ちなみに、「ETF真理教」って、かなり多くの日本の労働者リーマンが入信してる大手投資宗教団体。
特に、株式投信的ETFを持ってる信者たちの特徴は、
① 株式投資をしてる気になってる
② 確実に儲かるのはETF手数料を貰うファンドや証券会社だってわかってんのか、わかってないのか、わかんない人たち
③ ETFに投資する根拠が、「誰々が長期投資ならETFが良いって言ってる」「個別株はリスクが高い、ETFはリスクが低い」「積立投資なら、やっぱETF」と、ロジカルでは絶対に無い、お経的根拠
ホント、「宗教」って怖いわぁ。
① 「株式投資」って、収益を上げるために存在する上場企業、の分割所有権=株式、をおカネを投資して入手して、その企業の儲けた分を「配当」として受け取ったり、企業価値上昇=「株価上昇」ってカタチで儲ける(もしくは損する)ことだと思うんだけどさ。
株式投信的ETFって、特に労働者リーマンに人気の「インデックスファンド」って、少なくとも50〜100社分、それ以上の企業の株式が混ざってるっていうか、「インデックスファンドとは株価指数等の指標に連動した運用を目指す投資信託」じゃん。
ってことは、企業への投資とは言えないナニなように思えるんだけど。どうだろね。
「日経平均連動ETF」とか「S&P500連動型ETF」とか。S&P500にどんな企業が何社入ってるか、知ってて当該ETF買って持ってるヒト、どんだけいるんだろ。98%は「そんなの知らねーって。中長期で持ってれば儲かるって、パックンが言ってるじゃん」、って感じじゃんね。
そこそこ優秀なバイヤーだと思う、パリ出稼ぎリーマンのMKさんでさえ、仕事では発注先選定とか企業分析してるはずなのに、奴隷みたいな扱いされて稼いだ自分のナケナシのおカネの投資になると、いきなり洗脳が効いてきて「やっぱ、安心なのはS&P500 ETF一択」だって狂ったように言い続けてるから、まぁ幸せならいいんだけど。
そりゃね、優良企業も何十社も含まれてるS&P500だけど。主力ビジネスが右肩下がりの企業や、有利子負債が膨らむ一方の企業、赤字続きだったり営業利益率数%が何年も続いてるダメ企業、含まれてないんだっけ?
ってか、そもそも、そうゆう企業の成績表=決算データすら興味無い労働者リーマンたちが買うのが株式投信的ETFなんだとしたら、神かパックンに祈るのが最重要日課じゃんね。ウケる…
で、②。
こないだ、日経平均が数日で20%以上下がって、日経平均連動ETF持ってるリーマンさんたちは、時価を見るたび絶望感味わえたんだろけど。
でも、証券会社に落ちるETF手数料は不変。
「株式市場暴落して申し訳ないから、今年のETF手数料は半分にしますね」、なーんて証券会社は皆無じゃんね。だって、「投資は自己責任」って、証券会社のホームページに明記してあって、それに合意の✔いれないとETF買えない仕組みだもんね。当たり前。
ほとんどどの株式投信的ETFも、どの企業の株式をETFの何%組み込んでるか情報開示してんだから、毎年手数料払うくらいなら自分でその割合で株式買えばいいじゃん。アメリカ株なんて1株から買えるんだし。そして、やべー赤字企業や低利益率企業、ビジネスが時代遅れな残念企業を外して、「日経平均連動ETF 俺改」とか「S&P500連動型ETF 私バージョン」とか、自分だけでやれば年間手数料はゼロじゃんね。
そんな面倒なことやるくらいなら、毎年のETF手数料払ったほうがいいの?へー、リッチね… 証券会社の経営者たちや、株主さんたちはハッピーじゃんね、脳みそ非稼働顧客が多いほど大儲け。
で、③。
ETFに投資する根拠が、「誰々が長期投資ならETFが良いって言ってる」「個別株はリスクが高い、ETFはリスクが低い」「積立投資なら、やっぱETF」。どれもロジカルでは絶対に無くない?
パックンがS&P500で儲けたのも、それを本やTV番組で披露して印税や出演料で儲けてんのも事実かもしんないけど、じゃあパックンは各国政府の金利政策や人災天災や技術トレンドや紛争戦争の見通しまで予測しまくって「S&P500最高」って言ってるとしたら凄いけど。
労働者リーマンなら経験あるはずだけど、数年おきに企業の経営者たちが「5か年計画」とか「中期経営計画」とか打ち出すじゃん。どっかの企業は大恩ある某ゴーンさん追い出してから、ギャグみたく中計大未達連発だけど。
で、マジでアホみたく、過去数年の決算結果が右肩上がりだったら、信じられないくらいリニアに、過去の右肩上がりな売り上げや営業利益を定規当てて伸ばすじゃん。マジで。
過去数年右肩下がりの企業は、「ナントカ改革」とかリストラ策や新分野への参入とか夢見て、やっぱ右肩上がりな線を引くじゃん。だって、そうしないと経営者たちのボスたる株主さまたちに信任されないから。「無能だな、経営者交代」ってなるだけ。
でも、実際そうなるケースもあるけど、ならないケースのほうが多くない?そりゃそうだよね。儲かるビジネスには新規参入企業がワラワラ入ってきて競争激化するもんだし、過去の良い成績は、未来の良い成績を保証するもんじゃないし。
パックンだって、どの本や記事の作者だって、実際に読者がナニをしてどうなるかなんて、気にもしてないじゃんね。気になるのは、
「何部売れて印税いくら?」
「ネットでバズって、ユーチューブ長者に?」
… そう思わない?自分がパックンだったら。
結局、「株式投資」は「企業への投資」。なのに、企業の通信簿「決算」も読まず理解せず、その企業がどんな市場や製品やサービスでどんなポジションで、今後どうなっていきそうか、興味も分析もせず、「中長期でETF… 間違いなし!」って…
「南無阿弥陀仏と唱えれば天国行き保証」
「ゼレンスキー傀儡大統領に徴兵されてロシアの自爆ドローンで死亡」
に極めて似てる雰囲気を感じるの、僕だけかな…
それに、リーマン労働者が毎月の給料とかボーナスを貯金するのは良いと思うけど、「毎月積立NISA」とか、意味不明。
貯金貯めて、狙ってる優良企業の株価が安いときにドーンと買えばいいんじゃね?ダメなの?
まー、結果が全てだから、みんな自由に好きにすればいいけどね。
で、先週水曜日に発表された『PKSHA』の今期第3四半期決算。⇩みればわかるけど、
じわじわ数字が、良くなってんじゃんね。製造業じゃないから、工場も材料も不要、アイデアをソフトウェアってカタチ無いカタチに仕上げて売るビジネスなんだけど。
「AIに仕事奪われる〜」なんて言ってたのが、加速度的に進んでるって実感するもんね。旅とお手伝いとサーフィンと釣りと大谷翔平さん観戦くらいしかしてない僕でも強烈に感じるし。
旅の航空券買ったあとの問い合わせとか、そもそも問い合わせ先の電話番号が見つかんないケースが増えたし。
電話しても、基本的にニンゲンに繋がんないじゃん。「ナントカの方は数字のイチを…」とかって。
「それ以外の方は、数字の9を」、なんて、オペレーターに繋ぎますとかって場合も、繋がるまで30分待ちなんてザラ。
「お急ぎの方は、ホームページのQ&Aから問い合わせをしてください。AIチャットボットが対応します」とかって。ナニ?オボッチャマクン?わけわからんし。
みたいな「AIチャットボット」とかを企業に売り込んで稼いでるのが『PKSHA』。正直、今だに業態自体の理解度は浅いけど、僕が確実にわかるのは、
・日本で労働人口は減る一方。バカ労働者も増える一方。人材育成できる人材は減る一方で人件費は上がる一方
・サボらない、24時間働いて、問題行動やスキャンダルも起こさないAI、すでに難易度低いカスタマー対応なら実用レベルに達した(から其処ら中で増えてる)
・チェスでニンゲンがAIに敵わなくなったように、AIの進化は加速する一方。ニンゲンの劣化は加速する一方。だったら、どっちが…
・高い給料貰って労働してる、そこそこ一流企業「ANA」「DENSO」「キヤノン」「三菱商事」「トヨタ自動車」なんかが、リアルに『PKSHA』のAI導入を決めてるし。
元々は、「自動運転に向けて、あのトヨタ自動車が2%株主になった」っていう、サルみたいな薄弱な理由で、数年前に800株買った『PKSHA』。なんか、当初想像してなかった感じになってきたけど、こんな感じでAIビジネスで稼げるようになってきたのは、オーナーとして嬉しいし、配当ゼロだけど中長期で気長に「波待ち」しちゃうじゃんね。今は損益マイナスだけど、どうなるか楽しみだし。
映画「ターミネーター」に出てくる、あの企業みたくなったらいいなぁ…
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