「信用買い」とか「信用売り」って、株式投資じゃなくて投機的ギャンブルだかんね勝手に大儲けしたり大損すればいいじゃんね - ニャロの『FIRE』スローライフ

にゃー🐈　ニャロです。

暑い日本の夏、イタリア旅なんてキツいし、熱中症で死んじゃうかもしんないし。

だったら、生きてるうちに筑波あたりで、愉快な仲間たちと美味しい生ハムやイタリアの素晴らしいナチュラル系ワインに溺れる1日があっても、いいじゃんね。

ところでさ、「信用買い」とか「信用売り」って、知ってる？

魑魅魍魎の蠢く株式市場には、僕みたいな正統派の中リスク中長期オーナー型投資家だけじゃなくて、超短期デイトレーダーさんたちもいるけど。

輪を掛けて超ハイリスクハイリターン(本人たちは、ハイリターンオンリーだと思ってそう…)なのが、「信用」系列の投資。

それって、いわゆるFX投資(ギャンブル)の「レバレッジ」ってヤツの系列。FXは25倍レバレッジなる、なんとも笑っちゃうギャンブルが可能なんだって。知らねーけど、ヤバ〜。
100万円のタネ銭で、25倍の2500万円分の勝負ができちゃうってことは、例えば今回の急激なドル円相場の163円/ドルから142円/ドルになったじゃん。
手数料は無視するとして、普通にレバレッジ1倍で「円買い」に100万円賭けると、ざっくり+15%の115万円になるわけ。逆に「ドル買い」に賭けてたら▲15%の85万円、▲15万円の負けじゃん。

これは、普通じゃんね。海外旅行で余ったユーロとかドルを現金で持っておくと、次の旅行のときの為替レートで損や得すんのと同じ。

これがさ、FX地獄の「信用25倍レバレッジ」は、強烈なわけ。
円買いに信用25倍レバレッジで100万円、同じタイミングで突っ込むと、2500万円の+15%だから、+375万円。100万円しかタネ銭ないのに、ヤバいじゃんね。

ナニがヤバいって、逆のドル買いで信用レバレッジ25倍に賭けてたら、どうなるかって、ドル円相場が163円/ドルから▲4%の155円まで下がった時点でゲームオーバー。強制終了。サヨナラ〜。
25倍レバレッジってことは、そうゆうこと。相場が4%マイナス方向(賭けた反対側)に変動すると、もう保証金100万円分＝負け分リミットを使い果たしたってことで、預けた100万円(証拠金ってヤツ)はゼロに。オシマイ。

日銀の総裁とかが親戚にいて、こっそりSMSで「今からドカンと利上げするから、その前にFXで円買っとき、もちろんフルレバレッジ25倍マックスやで」って教えて貰ってたり。
経済ヤクザの色仕掛けにハマった財務省官僚が「すみません、明日利上げするみたいです、確実です。だから、あのエッチな写真のネガ返して…」なんてコッテリ濃厚なインサイダー情報でもあればいいけどさ。

ドル円相場なんて、実需だけじゃなく、そんなレバレッジ馬鹿とかいっぱい参戦してんだから、短期の相場変動なんて予測出来ないじゃんね。怖い怖い…

んで、株式投資の「信用取引」。
こっちはマックス3倍、ってか、証拠金ってのが怖くって。
現金だけじゃなく「現金や株式、投資信託を担保として証券会社に預けることにより、その担保合計金額の約3倍」で勝負できちゃうっていう賭場ルール。

「3倍？FXの25倍より株式の信用取引は随分マイルドね」、って？イヤイヤ、いやいや、全然だし。

ドル円に限って言えば、どんなに為替が変動してもゼロにはならないじゃん、短期的には。1ドル30円とか、1ドル500円になったりは、今年中はしなそうじゃん。
でも、株価はさ、あるじゃん。いきなり数週間で▲90%とか。日本航空みたく破産で株券紙切れなっちゃったり。
僕が株主の「デジタルタービン【APPS】」なんて、自慢じゃないけど買値から現時点で▲97%以下だし、今日時点の株価。うひょ〜！

そして、「株式や投資信託を担保」って、もう、それって実質、闇金じゃん。担保って、質じゃんね。質草、うわー、もうナニワ金融道の世界じゃん。

それこそ、親戚が当該企業の役員で「明日、営業利益上方修正+280%発表するから買っとけ」、だとか、IT部門所属で「役員極秘データみちゃったら、企業買収の…」みたいな友人がいたり、濃厚インサイダーでも無かったら、アレじゃんね。

そして、極悪なことに、この「株式の信用取引」って、「売り」が出来ちゃうの。株式持ってなくても、「この株式は絶対株価下がるから、売り！」って。賭けた通りの期間内にばっちり下がれば大儲け、上がったら…

当たり前なんだけど、インサイダー情報でも無い限り、僕は「株式の信用取引」なんてギャンブルだからやらないし。やりたきゃ、大儲けするか大損するかだけど、継続的に連勝する確率って…

別に「デジタルタービン」の時価が▲97%以下になっても、庶民投資家には「分散投資」って技があるし。トータルでプラスにすることは信用取引なんてしなくてもアレだし。
まして、配当狙い戦略でキチンと毎四半期に決算書読んで、業界情報をフォローして、企業のオーナーとして普通にやるべきチェックしてれば、毎年資産倍増なんてならないけど、毎年+5%くらいの運用パフォーマンスは出せると思うけどなー。

もちろん、リスクはあるし、投資なんて余った余分なおカネでやるもんだから、ゼロになったらアルバイトするなり生活保護受けるなり、サラリーマン労働者に地獄堕ちしたり、選択肢はいくらでもあるわけだし。

まー、そんな可能性はね、レンタカー借りて人身事故起こすか轢かれるか以下の確率だけど。だって、そのために厳選した優良企業だけに投資して、優良企業たちは一流の経営者雇って、経営者たちは労働者たちを扱き使って搾取して、かつ監査法人やら社外取締役が目を光らせて。ゼロじゃないけど、交通事故より可能性低いと見積もれるわけ。

だからさ、「信用取引」しちゃってるギャンブラーたちが大儲けしようと大損破産しても、気にする必要はナッシングって訳。競馬場で大負けしてスッカラカンになったオッサンが「非道えよ、あそこで大外から差されるなんてよ。オレサマの予想は完璧だったのによー、ううぅ…」なんて泣いてるのを記事にする馬鹿げた記事なんて、ありえないかと思ったら、⇓

タコ過ぎる… 記事は、軽く無視するとして。

「信用取引」にギャンブラー魂かインサイダー情報ベースでチャレンジすんのも自由だし、それで一山当てんのも自由。ロスカットで破産すんのも自由。自由の国に生きてて良かったけど、直近ピークから2週間で232円➡196M円へ▲15%/▲36M円とサゲサゲだった税引き前金融資産時価総額は、211M円まで戻して。