「絶対上がる株」なんてわかるわけ無いと思う理由と、「日本円が中長期で円安」と予測する理由

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

大谷翔平さんの今期初公式戦、初ヒットに初盗塁に初打点。空手だったから7回からしか観れなかったけど、最高じゃんね。

ところでさ、えーっとさ、「株式投資」ってあるじゃん。


「株式」=企業のオーナー権を分割した有価証券、単純じゃんね。


「投資」=未来の資本を増やすために、今持ってる資本を投じること、減るかもしんないけど、増やしたいから投げてみる、ってことね。


「企業」=営利(儲け)目的で事業を経営する組織。これもシンプル、儲けるための軍隊みたいなもん。


つまり、「株式投資」ってのは、
「儲けるための軍隊のオーナーになって、自分が持ってるおカネを増やす勝負をすること、減るかもしれんけど」ってことね、フムフム。

でね、僕も昔はそうだったんだけど、「株式投資=株を買って値上がりして売って大儲け」、って思ってる庶民、多いじゃんね。まぁ、義務教育で「投資」の授業なんて無いし、まあそうよね。
でもさ、実際は、2種類の「儲け方」があるじゃんね、株式投資には。


「売買利益」と「配当」。


買った株価より高くなったら売る、その利益が「売買利益」。単純じゃんね。
「配当」ってのは、企業が稼いだ収益の一部を株主さま(株式を持ってる人類)に献上すること。「オーナーは儲かるぜ、グヘヘ」ってヤツじゃんね。

結果が良ければどうでもいいんだけどさ、気がついたことがあって。

なんで僕が「売買利益狙い」の株式投資を投資戦略のメインにしないか。結果的に「あれ、株価上がり過ぎちゃった」とか、「上がんないかもしんないけど、上がる可能性高そうだからギャンブル投資してみよっかな」みたいなイタズラはすることあるけど。

その事例の一つが「デジタル・タービン【APPS】」。僕は「反損切り派」だから、別にこれからどう株価が推移するかわかんないけど、現時点の「時価評価額」は含み損▲95.5%で▲60000米ドル ≒ ▲900万円⬇。ウケるよね。「超ハイリスク超ハイリターン狙い」でちょびっと買ってみた「売買利益」狙いで無配当の企業だから、もし僕が全ての株式投資をこの企業一社だけにしてたら、サラリーマンに戻りーマンだよね、ギャフン!

確実に「絶対上がる!」「株価十倍間違い無い」なんて分析や予測ができるなら、大企業がやってるはずじゃんね。

例えば、『キヤノン【7751】』。「利益剰余金」っていう、ザックリ「企業の貯金(内部留保ってやつ)」が3.8兆円もあるリッチ企業なんだけどさ。借金(有利子負債)はたった0.4兆円。株主としては「内部留保ため込んでないで、特別配当で株主にどかんと寄こせ〜!」なんて声もあったりするけど。

でもさ、「キヤノン」クラスの大企業がさ、最先端の分析技術や情報収集力を駆使したらさ、そこらのヘッポコ「経済アナリスト」とか、インチキ「証券アナリスト」なんか比じゃない「絶対上がる株式予測」だせそうじゃん。まして、僕ごとき個人投資家なんかより。

だけど、「キヤノン」は、そんなことしないじゃん。その代わり、100%成功する保証は無いけど、新分野の「医療(東芝メディカルを買収)」とか、監視カメラや半導体製造装置の新技術開発や製造のための設備に、「投資」してるじゃんね⬇。そして、御手洗爺ちゃん、今んとこ大成功してるし。爺ちゃん偉い!

キヤノンが「株式投資」を社業としてするなら、情報収集・分析とかで、1000人も雇用すれば充分だろけど、実際に「キヤノン」の従業員は連結で169000人。そんな大勢に賃金労働させて、賃金支払って、事業継続や新規事業に「事業投資」するほうが、情報収集・分析して「株式投資」するより「儲かる」確率が高い、ってキヤノンの経営者たちは判断してるってことじゃんね。だって、企業は「営利(儲け)目的で事業を経営する組織」なんだもん。

この「キヤノン」の事例一つとっても、わかるじゃん。「絶対上がる株」なんてわかるわけない、って。あったらやってるし。あ、インサイダー情報は別だけど。

一方でさ、「連続黒字・連続増配」の企業は、そんな珍しくないじゃんね。

サラリーマン労働者たちが喜んで通勤労働してんのも、「まぁ、安定的に給料貰えるし」って理由じゃん。
そりゃ、企業によるし、コロちゃん騒ぎとか戦争とか天災・人災で赤字を出す企業も、慢性的に赤字続きで倒産する企業もあるけどさ。弱肉強食資本主義だから当たり前だけど。


そして、黒字(利益)は配当として株主様に献上されるわけで。だから、僕の株式投資戦略は「配当狙いメイン」なわけ。単純明快じゃんね。こないだ買った『ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】』の配当のご連絡来たし。じゃんじゃん洋モク吸ってね〜。

2030株買ったじゃん、だから四半期配当が約1500米ドル ≒ 225000円(税引き前)。今年4回、つつがなく配当もらえたら年間換算で約90万円(税引き前)。リスク大だから、絶対オススメしないけど。

僕は吸ったことないけど、洋モクは止めらんないらしいし。タバコ愛好者さまたちがタバコ吸う➡タバコ会社が儲かる➡儲けは毎四半期ごとに株主さまへ献上され➡株主はほっこりする、自然な不労所得じゃんね。

で、そんなわけで、「絶対上がる株式銘柄」なんてわかるわけ無いし、せいぜい「配当が出そうかも」ってくらいしか僕の能力じゃ予測できないんだけど。

でも、そんな難解かつ「確実に予測なんて不可能」な株価変動と違って、極めて予測がシンプルで確度が高いと僕が勝手に思ってるのが、「ドル円相場」。中長期でね。

為替相場をそこそこフォローしてるヒトならご存知の通り、ここ最近の円安の要因を「ドル円の金利差」だって解説が大半をしめてたじゃんね。まぁ、アメリカドルの政策金利が5.5%/年、日本円が▲0.1%/年(いわゆる「マイナス金利」)だったんだから、それを主要因だって分析したい気持ちもわかるけどさ。


でもね、昨日の日銀総裁ウルトラ怪獣ウエダくんの「マイナス金利やめまーす」って発表で、更に円安に振れたじゃん。めっちゃウケたんだけど。多分「FXトレード」で大損こいたギャンブラーさん、多かったんじゃないかしら。

ドル円相場って、単純に「日本円とアメリカドルの人気投票」だから、相当単純で予測しやすいと思うのよ、ただし「デイトレ」とか「短期」では予測不可能だけど。

だけど、「中長期」ではさ、「国の収入(税収)差」「国の借金(赤字国債)差」「労働人口差、労働人口見通し差」「ジジババ率、ジジババ率見通し」「経済力、経済力見通し」「軍事力、軍事力見通し」「食料自給率、資源自給率」くらいな比較をすれば、必然的にわかるじゃん。中央銀行の決める「政策金利」なんて、結局は経済力の差じゃんね。トルコとかの政策金利見ればわかるじゃん⬆

まぁ、自由だけどね。「オレっちは、絶対日本の出生率が激増するって信じてるし、だから労働人口も増えるし、ジジババはコロちゃん変異株とかで全滅するから国の社会保険予算も激減するし、経済が劇的に良くなって税収増えて赤字国債ゼロになるし、軍事力なんて無くても世界は平和だから困んないし、新潟沖で巨大海底油田が発見されて石油輸出大国なるし、みんなお米大好きになって食料自給率も90%超えるだろし…」って、願い=予想するのは自由だし。僕は、どれも「ありえねー」って予測するから、当然「中長期で円安」を予測するけどさ。

まあさ、今年度(令和6年)の国家予算総額、一般会計112兆円と特別会計207兆円、合わせて319兆円のうち、いくらが借金(赤字国債とか)なのか、調べりゃサクッとわかるし⬇

そもそも国家予算総額が319兆円で、日本の労働人口(失業者含む)が6900万人(総人口は約1.2億人)。つまり、今年の国家予算総額を労働人口で単純に割ると、労働者一人当たりの国家予算負担額は460万円。どう思う?

どう考えても異常な国家予算じゃん。しかもジジババ長生きで介護保険も医療保険も金食いジジババで、労働人口は減る一方。出生率も下がる一方で、でも国家予算は増える一方。つまり、サラリーマン金融でサラ金まみれたリーマンの国家バージョンが日本、その法定通貨が「日本円」。単純じゃんね、文系出身で経済学とか無知な僕には有り難い単純さ。

円安トレンドが続く限り、アメリカ株のドル建て配当は日本円換算で増え続けるじゃんね。そんな運良く都合良くいくわけはないけど、当面は「不労所得」のお陰でぶらぶらできそうじゃんね。岸田さん、植田さん、ありがとね…

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