にゃー🐈 ニャロです。
今日も西風だったけど、サーフィン楽しかったなー。水冷たいけど、お日様でてるとポカポカだし、鵠沼ビーチは空いてるし。
ヘンテコな場所に低気圧が居座ってるから、珍しく西風が続いてんだけど、そこそこウネリがあって面白いし。多分、外房とか東北の太平洋側は高波よね。
さてさて、ところでさ、
株式投資＝企業のオーナーになることじゃん。
どんな企業が好きかはヒトそれぞれだろけど、僕の好みは、
・存在しないと人類が困る企業
・人類に必須なモノの利権を抑えてる企業
・倒産する確率が極端に低い企業
・同業他社に対して明らかに優位な企業
かなー。
「存在しないと人類が困る企業」ってのは、例えば『Google【GOOG】』。Googleマップが無かったらマジ困るもん。『村田製作所【6981】』のセラミックコンデンサーも、無いとスマホが重くデッカくなって困るじゃんね。
「人類に必須なモノの利権を抑えてる企業」って言ったら、そりゃ人類の大好物「石油」が湧き出る油田利権を抑えてるメジャー各社とか、銅山利権抑えてる鉱山企業とか。
「倒産する確率が極端に低い企業」って言ったら、「利益剰余金」がたっぷりあって「有利子負債」が極小な企業だったり、市場価格をコントロールできちゃう寡占型企業だったり。『アップル【AAPL】』みたいなアップル信者を世界中に抱えた企業は、信者達が盲信してくれてる限りは倒産しないじゃんね。
「同業他社に対して明らかに優位な企業」、これはサラリーマン労働者やってればわかるっしょ。自分がお勤めの企業には、ほぼ必ず「同業他社」っているじゃんね。そして、「あの会社は、いっつも美味しい商売を受注したり、凄い新製品開発したり、利益率もバカ高くって、いいなぁ…」って同業他社、あるでしょ？
自動車ランプ製造だったら、圧倒的に『小糸製作所【7276】』、自動車だったらダイハツ工業の親会社『トヨタ自動車【7203】』。
そういった「優良企業」は経営者さんたちがマトモでしっかり仕事してることが多いから、そんな企業のサラリーマン労働者はキツくて大変だろけど、株式保有するだけの株主＝オーナーなら楽チン。
そりゃね、株式投資した企業が倒産すれば株式は紙切れになる「リスク」を取ってるんだから、楽ちんなのは当たり前じゃんね。ノーリスク・ノーチャンス、これ世界の常識。
「優良じゃない企業」の株主さまにはなりたくないわね… そりゃ結果的に「粉飾決算発覚」「富士山噴火で忍野工場壊滅」「インチキ検査がバレて売上ガタ落ち」とか、決算書読み込んでも解んない事故みたいなケースもあるけど、でもその企業の主力ビジネスを理解して、世界的な市場トレンドをお勉強して、決算書を過去数年分読み込めば、避けられるリスクは避けられるじゃんね。だから「ETF」みたいな「福袋」的な株式投資は僕ノーサンキューなんだけど。
で、「優良企業」で困るのは、「優良企業の株価(＝企業価値)」は、基本的に高い、ってこと。特に成長期待が高い企業の株価は、現時点でその企業が稼いでる利益を大きく上回る「期待値株価」になっちゃってるから、ドラえもんのタイムマシン持ってない僕には手出しできなくって。
例えば、「PER」っていう株式の指標。
僕の保有してる日本株の中で、唯一「ドリーム買い」したAI開発企業の『PKSHA』。ついこないだまで含み損▲60%とかエグい状況だったんだけど、
⬆の通り、唯一ずば抜けて高い「PER」。そりゃそうよね、だって、最新の前回決算値が一株利益24.4円なのに、株価は4000円超え。全然ダメじゃんね。
ダメっていうか、僕を含めて「AIが人類から仕事を奪う時代がもう目の前だから、ヒトじゃなくAI開発する企業が儲かる時代が来る、んだから…」っていうドリームに投資してるってだけ。一昔前の『Google【GOOG】』みたいな株価猛烈上昇を夢見る投資家たちがいるってこと。
端的に、「高PER ≒ ドリーム型ハイリスク投資」よね。雑だけど。
「ネバーカムバック サラリーマン」な僕としては、そんなドリームは見ないで、堅実に「既に利益稼いでる企業」のオーナーになりたいわけだけど、それでも大概の「優良企業」の株価は高い(PERが高い)わけ。
僕が株価大暴落を期待してるのが、アメリカのクレジットカード大手の『ビザ【V】』。そりゃそうよね、日本でも随分とクレジットカード普及率上がってコンビニでもピッだけど、フランスやイタリアでは現金使うケースがほぼ無かったもん。一杯1.2ユーロのバールのエスプレッソですら、クレジットカード払いで全然イヤな顔されないんだもん。
ハナほじってれば手数料が世界中からジャラジャラ入ってくる『ビザ』。クレジットカード会社が受け取るて手数料って何%か知ってる？
ググッてみればわかるけど、ボロ儲けだかんね。当然、『ビザ』株式のPERはお高めだし…
決算も好調、なら株価も好調。わかりやすいビジネスだもんね、クレジットカードビジネス。
ってことは、必然的に配当利回りは低くなっちゃうし、こんな株価(PER)レベルじゃ、とても僕には買えない＝株主さまにはなれないわけ。アメリカに北朝鮮の核ミサイルでも着弾すれば暴落するだろけど…
そんな現在の株式市場で、極めて僕好みな状況なのが、アメリカの超優良企業『スリーエム』。
知ってるでしょ？あの「ポストイット」の会社。
真似出来そうで、出来ない。類似品買っても、「剥がして無いのにポロり剥がれちゃう」「剥がしたいのに、糊が残っちゃう」みたいなストレスが無い正規品「ポストイット」がいい事例。スキマ産業なんだけど、ダントツの開発応用力っていうの？歯医者用の穴埋め樹脂とか、とにかく、
存在しないと人類が困る企業、かつ同業他社に対して明らかに優位な企業。そして倒産する確率が極端に低い企業。こんな巨額の賠償判決が出たって⬇
倒産するわけないもん。だって、毎年純利益7000〜8000億円以上稼いでる企業だし、前期2023年期は⬆の賠償金で赤字決算にしてるけど、
今期2024年度以降は安定の利益見通し。赤字の前期も配当は、
これぞ「優良企業」。そして、PFAS訴訟のお陰で株式市場人気が下がり続けてくれたから、去年2023年の旧NISA枠で82株買ったの。
んで、今週の四半期決算見通しで下方修正をしたからなのか、
ドコンと株価は1日で▲11%。
これはね、買いたい。買い増したい〜！
今期の配当見通し6.23ドル/株。昨夜のアメリカ市場での終値93.85ドル/株だったら、税引き前の配当利回り(見通し)は6.64%/年、税引き後で5.30%/年。しかもインフレに強いニッチな開発型消費財メーカーだから、収益も配当もインフレが進めば増えていく企業。
だって自動車メーカーも部品メーカーも、半導体メーカーも電子材料メーカーも、お医者さんも歯医者さんも、文房具屋さんも、スリーエム製品が値上がりするからって切り替える同等品無いんだもん。あるのは「安いけど性能が劣るポストイットもどき」とか。ニッチ製品なだけに、切り替えたりしないじゃんね、お客さんたち。
なんだけど、買い増し出来ないのよ。哀しいことに。だって、恐怖の「スピンオフ」予定があるんだもん、今年2024年。
ホントは2023年内にスピンオフ予定だったんだけど、予定が遅れて今年スピンオフ予定。
「旧NISA」なら、スピンオフ後に本体部分だけは旧NISAのままだったんだけど。
新NISAだと、スピンオフした瞬間に本体部分もスピンオフ部分も「一般口座」へ勝手に移行されちゃうの。怖いでしょ？
まして、もう今年の新NISA枠がほぼゼロ僕、特別口座がスピンオフしても、同様に「一般口座」へ。これ、最悪。
ナニが最悪かって？そりゃ、「一般口座」株式からの配当は「雑所得」って扱いなっちゃうわけ。
つまり、総合課税対象なっちゃうし、所得としてカウントされちゃうから「被扶養」のアレに引っ掛かっちゃうじゃん。
お遊びツアコンアルバイトのちょっとした給与所得もあるし？下手に「一般口座」からの配当が5万円とか10万円とか入っちゃうと、それこそ大損しちゃうわけ。「貸株金利」とかも要注意よね。
ってわけで、ほんとにコマッタちゃんな「スピンオフ」。アメリカの企業運営は「少しでも企業価値を高める」って意識が高いからなんだろけど、日本でアメリカ株式投資してる被扶養生活庶民には困りものだわね。
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