にゃー🐈 ニャロです。
日本人なら人生で一度は行きたい場所って言えば…
十辺舎一九先生の名著「東海道中膝栗毛」を読めばわかるけど、お伊勢参りに決まってんじゃんね。片道15日間の徒歩の旅、大井川とか大河川には橋も無くって、大変な旅…
が、なんと21世紀は便利でお得。一泊のバスツアーで横浜から伊勢までピューンと行っちゃうし、しかも一泊ホテル二食も付いて24000円くらいだし、しかも車内ではツアコンさんが小粋な神社トークを…
横浜から名古屋まで新幹線、近鉄電車に乗り換えて、最後に乗り合いバス。その往復だけで25000円。夫婦岩〜外宮〜内宮の移動も含めたらエラいこったから、如何にバスツアーがアレか、江戸時代の庶民だったらたまげちゃうじゃんね。
ちょっとオシリは痛いけど、東名高速道路をひたすら西へ。御酒飲んでも、居眠りしても大丈夫。大変なのは運転手さんだけ。
3回サービスエリアでトイレ休憩したりお食事休憩したり。名古屋を過ぎた御在所サービスエリアのは、あのカチカチ味噌煮込みウドンの「山本屋」の出店もあって、旅気分を盛り上げてくれちゃうじゃんね。そして三重県に突入。
いきなり向かうのは、「夫婦(メオト)岩」。日本人なら絶対見たことある景色がある場所。
二見興玉神社って神社があって、
ここの御祭神は猿田彦大神さんなんだけど、
海に浮かんだ岩2つ、
それらをしめ縄で結んであって、
年に3回取り替えるんだって。へー。
この夫婦岩、伊勢神宮の鳥居の役割もしてるんだって。
地図見ればわかるけど、伊勢神宮内宮から五十鈴川をたどって海、がここ、夫婦岩。
神社お参りするなら鳥居から。夫婦岩=伊勢神宮の鳥居だし、海で穢れを祓って、次に行くべしなのが、
外宮。伊勢神宮の外宮=豊受大神宮。伊勢神宮の天照大御神ご飯係の神様。
正直、外宮は来なくても… でもバスツアーなら楽ちん。
神社で要注意なのは、道の真ん中は「正中」って言って、神様の通り道。だから庶民は右か左を歩く慣わしなんだけど。伊勢神宮の外宮は左側通行、内宮は右側通行ってしきたり。
手水も流石は伊勢神宮(の外宮)、ご立派。
常識だけど、伊勢神宮は二十年毎に全ての建屋を改装するの。それを「式年遷宮」って言うんだけど。どの建屋もお隣に同じ敷地面積の空地があるわけ。ゴージャスじゃんね。
ってわけで、外宮のお参りしたら、バスツアーの宿に向かうわけ。そこが、志摩の「的矢」なの。ヤバい〜!
グルメ人類の教科書「美味しんぼ」読んでる人類なら、ピンとくるじゃんね、ね?
そう、あの「暴走族に的矢かきを運ばせた」お話、グッとくるじゃんね。的矢は伊勢から近いし、
そりゃ、的矢かき食べたいじゃん。
民宿『丸定』さん、的矢大橋の真下の民宿。的矢かき養殖場から直線距離で1.5km。
ここ『丸定』さん、お食事だけも受けてくれることがあるってんで、予約。
だって宿が、「丸定」まで徒歩10分のホテルだったんだもん。
歩いて行くはずが、「お迎えに行きますよー」ってんで甘えちゃって。「シカとかイノシシでるんで〜」って。
飲み物こそイマイチだけど、
的矢かきのしぐれ煮から、
お刺身、
生牡蠣、うめ〜!
こりゃ日本酒マスト。
あまちゃんラベルのナニな日本酒でも、生牡蠣には日本酒じゃんね。
牡蠣フライにタルタル〜。
茶碗蒸しに的矢かき〜。
赤味噌で牡蠣鍋〜。
的矢牡蠣グラタンと、
的矢焼き牡蠣。うんめ〜!
で、再度生牡蠣。そりゃそうじゃん。
う、旨い〜。こりゃたまんないわ。
うんめ〜!的矢かきを、養殖場から1.5kmの至近距離で食べるんだから、海原雄山さんもギャフンの鮮度じゃんね。
もう、お味表現できないし。興味なければ行かなきゃいいし。
んで、〆の雑炊。
牡蠣雑炊〜!
おつゆが、おつゆ… まさに海のスープ。生牡蠣と焼き牡蠣と牡蠣雑炊をもう一巡おかわりしたかったけど、我慢。偉すぎ。
んで、翌朝。
的矢湾、美しすぎ。んで、2日目はまず、
神明神社、女性だけの願いを叶えちゃう「石神さま」の参拝、ツアー的には必須らしくって。
海女さんの町だもんね。
石神さま…
んで、いよいよ伊勢神宮の内宮へ。
やっぱ、この五十鈴川にかかる宇治橋、緊張感あるわぁ。
そりゃ、清らかになるっしょ。
んで、「おかげ横丁」へ。
雰囲気ある通りの「すし久」。
てこね寿し、
名物に旨いもの無し、っていうけど、
旨いし。カツオのヅケ丼みたいな。
お腹足りない分は、
焼き伊勢ウドン。結構旨いし。
不正騒ぎの「赤福」も、
すっかり元気。赤福のぜんざい…
美味しいじゃんね。
ってわけで、伊勢参りは終了。
伊勢湾フェリーで、
帰り道はショートカット。
イルカ2頭が並走するの眺めながら、伊良湖港へ。こうゆうツアー、いいわ。また行きたい〜!
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