にゃー🐈 ニャロです。
目が覚めちゃうじゃんね。
だって、パリの朝8:00は、鵠沼時間15:00だし。ただいま夏時間だから、時差は7時間。空は快晴。
今回のパリ北駅徒歩10分のホテル、近くに常設の市場があるの。その中のハム屋さんに前に来たことあって、「ジャンボンクリュ」っていう、ダシで煮たハムが旨いのよ、マジで。行くしかないじゃんね。
で、爽やかな黒人だらけのパリ北駅周辺の朝、てこてこと市場「Marché couvert Saint-Quentin」へ。
ふむふむ、変わってないじゃんね。前回ここに来たのって、多分十数年前なのに。
うほー、八百屋さんにはポルチーニ(セップ)とか天然キノコさんたちが。やっぱ10月のヨーロッパは、いいわぁ。
やっぱ、チーズはね、食べたいじゃん。日本じゃクレイジーに高い山羊チー。ちっこいのが好き!
で、お肉屋さんで、トリュフ入りのジャンボンクリュを二切れ。やば、一切れ100gじゃん!朝からハム200g…
で、パン屋さんで焼き立てクロワッサンも買って、
ん?宿の近くのお惣菜屋さんのポテトグラタン、旨そう〜!
あ、ダメダメ。食べ切らんもん。がまんだー。
で、宿で朝食。
ジャンボン、うめー。トリュフ風味が加わって、ゴージャス〜、でも庶民的朝ごはん〜。
うわー、このチーズ、なかトロットロ。やべー、すげー熟成末期の酸っぱさもあるウォッシュチーズだった!こうゆうの、日本じゃ食べれないもんね。ぐふふ…
もー、お腹いっぱい。やっぱブイヨンで茹でたハムは、下手な生ハムより全然旨いなー。
さ、そろそろ、レンタカー店近くのカフェへ。パリ在住リーマンMさんと待ち合わせしてるじゃんね。
今日はパリ中心部(モンパルナス駅近くのレンタカーがいちばん安かった)から約400kmの運転もあるし、お昼ごはんは軽くナチュール一杯とクロック(ホットサンド)。もう朝ごはんですでにお腹いっぱいだしね。
モンパルナス駅から徒歩5分のカフェ「Armand Bar & Cantine(MONTPARNASSE駅)」、ここでパリ郊外在住のリーマンMさんと待ち合わせ。先に食べちゃうもんね。
パリっぽいシャレオツなお店だけど、落ち着く感じ。
スープが良かったんだけど、「スープ売り切れなんだよねー。温かいのがよかったら、ホットサンド(クロック)は?」って言われて。じゃハムチーズのクロックで。朝食もハムとチーズとクロワッサンだったんだよね…
ワインは、アルザスのリースリング&ピノ・グリの白。
このグラスワイン、美味しいじゃん!おかわりしたいけど、がまん(ビビリだから)。ガリガリな焼き目がいかしたクロックとバッチグー。
酔い醒ましに、コールドプレイのジュース頼んだら、
すげー辛い!生姜がグリグリ効いてる〜。こりゃ、酔いがぶっ飛ぶじゃんね。
で、レンタカー店へ。事前にネットで「パリ レンタカー」で検索して予約したんだけど。なんせ1日20€激安、「BMW 1シリーズ相当」だし。大丈夫… かな。
事前に動画で、事務所への行き方とか予習してたし、駐車場ビル地下のレンタカー屋さん「RENTSCAPE」へ。受付の黒人お兄さんが英語オッケーだったから、スムーズにチェックイン。ってか、こんな適当でええの?
こないだのイタリアのレンタカー屋さんでは、「追加で保険入っときな、絶対後悔しないから」って猛烈なプッシュで、1日あたり追加15€のエクストラ保険入って、結果的に「誰かがトランクに重い荷物擦って入れた時の、塗装剥がしダメージ」の請求、無かったんだけど。
ってか… 今回のおクルマは、VWのTIGUANっていう1.5Lハイオク仕様のSUV。ってか、全然小型車じゃない… すげーデカいクルマじゃんか。やだー、パリ市内をこのクルマで走るの?
このTIGUANくん、走行距離90000キロ。出発前にクルマのキズ確認したら、細かいキズだらけ。聞いたら「5センチ以下のキズはオッケー。気になるなら、出発前に写真撮って送っておいて」だって。はい、送りました。
このサイドミラーの擦りキズもオッケーなの?
ドアアタックで外板凹んでるけど、これもオッケーなのねん。へー。
驚きだったのがガソリン。出発前に、すでに残メモリ 2… うへー、50kmも走れなそう…
ありえねー!ってビビって、ちょうど近くにいた黒人のお兄ちゃんに「ベンジン ちょっとしかねーよー!」って相談したら、「いいんだよ、写真撮っておいて、送っておいてくれれば、それより多くガソリン残して返却すればオッケー」、なんだって。そんなシステム、初耳だし、やだなー…
でも、Google Mapはホントに優秀。フランス着陸直後にアクティベイトした格安SIMはしっかり通信機能して、Googleの案内通りに運転して、あっさり最寄りのガソリンスタンドへ。事前にレジで「ハイオク(なんとか98ってヤツ)30リットル」って伝えて、事前に支払って自分で給油するシステム。
「ハイオク」って通じないけど、不安なら、紙に書いたり、スマホでGoogle翻訳の画面見せれば余裕じゃんね。僕は、必死に指で「98」「30」って… だってフランス語わかんないし。クレジットカードはどこのガソリンスタンドでも使えるし、パリ郊外在住のリーマンMさん曰く、「僕、現金は2ユーロしか持ち歩いてないっす」、だって。
ちなみに、パリ市内や高速道路のパーキングエリアでのハイオク(PB98だかってヤツ)はリッター2.2€。ド田舎ジュラの一般道ガソリンスタンドで2.0€弱。日本のガソリンって安いんだかんね。
パリから高速道路で南東へ約400km。行きは案外あっさり高速道路に乗れて。意外にも、高速料金はたった36€、しかもクレジットカードでピッ。フランス、現金が必要なのって、屋外市場とかごく一部のお店だけみたい。前回のイタリアで残したユーロ現金、また残りそう…
フランスの高速道路は、だいたい制限130km/h、一般道は80km/hが多いけど、村とかに入ると制限速度30〜50km/h。一回、一般道で遅いバンを追い抜いた瞬間にフラッシュがピカーって光って… あーあ、多分、制限+7km/hくらいだから罰金50€くらいかなー。フランスは、制限速度ピッタリ超えると罰金だから…
バカみたいに、飛ばしてるクルマに付いていくと、シャッター連写でどっちも罰金だから、庶民だったら速度制限遵守がいいわよ、おフランス。感覚的には制限速度の+3km/hが限度じゃないかしら、廻りの飛ばし屋さんたちの運転から察するに。
ってなわけで、おクルマはシャブリとかボーヌとか、メッチャ美味しそうな地名を通過して、夕方にジュラに到着。宿があるアルボワの10分手前の村 La Ferteで一服するかんね。
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