秋の秋田 プチ湯治旅 #4 ついに入湯!憧れの『玉川温泉(仙北市)』は、本気湯治客だらけのお尻ヒリヒリ温泉

日本ブログ村バナー
日本ブログ村バナー
PVアクセスランキング にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

色々寄り道したけど、ついに到着『玉川温泉』。すげー山奥だけど、道路はちゃんと整備されてて。雪が無ければノープロブレム。

さぁ、温泉!…

と思ったら、まさかの「駐車場は、ちょっと離れてまして…」、だって。うそ~ん!?

なかなかのサプライズだったんだけど、玉川温泉の宿泊客の駐車場は、クルマで6分の新玉川温泉の敷地内にある「外周駐車場」なるエリア。

宿からクルマへは、毎朝数本でてるバスで。帰りは、外周駐車場から宿に電話して、迎えに来てもらうシステム。ってか、携帯電話が無いヒトは迎えに来て貰えないのねん。

まあ、その場合は、玉川温泉↔新玉川温泉のシャトルバスに乗ればいいんだろけど、長旅でお疲れなマイボディは「はよ温泉!」って。

チェックインでも、カウンターで、そこそこ長めの「宿泊ルール説明」を受けて、ようやく部屋へ。

良い!昨日の秋田市内の一泊素泊まり4000円ちょいの「ホテルなにわ」を超えるコンパクトさ。畳四畳間生活だわね。そしてノーエアコン。あるのは冷蔵庫と扇風機のみ。良いじゃん、これが湯治宿よね。

でもね、お値段は、僕的にはセレブ級なのよね。玉川温泉のホームページでダイレクトに予約したんだけど、

本来はね、庶民派セコセコな僕としては、⬆の「自炊部・素泊まり」にすべきなんだけど、

⬆なんかね、ビュッフェ形式の夕飯が結構アレだって噂でさ。それに山奥の一軒宿だから食材やら食品の買い物もアレだろうし… ってんで。つい、出来心で、2食付にしちゃったの。

で、土日も絡んだ初秋シーズンってんで、お値段は…

一泊11620円✕四泊。うーむ、散財だわ。だけど、おカネは使わないと紙っきれだし。イタリアだったら、一泊2食付で72ユーロじゃん。それならオッケー。ここはイタリアじゃないけど。

早速、お風呂へ!

聞いてはいたけど、温泉のペーハー1.2なんだっていうけど、

… スッペぇ~!こりゃ、ヤバい。一粒の飛沫が目に当たると、目が溶けそうにビリビリ痺れる。ってか、マジで溶ける。

飲泉もあるんだけど、十倍くらいに薄めても充分酸っぱいし、怖いからすぐ歯を溶かさないようにウガイ連発。こりゃ、なかなかガッツのある純温泉に来たじゃんね。

100%掛け流し=ペーハー1.2のお風呂の温度は38〜39℃、ぬるいお湯なんだけど。滲みるのよ、キズというキズ、粘膜という粘膜が、ヴェトコンに拷問されるランボーになった気分。

昨日、秋田市内をめっちゃ歩き回って、内腿が擦れてたみたいで。滲みるなんてもんじゃないかんね。加えて、お尻の穴とか●●●とか、粘膜という粘膜が、アレだかんね。マジで。

だから、ひ弱な人類のために「源泉50%(つまりペーハー2.4、レモン果汁くらい)」とか「弱酸性(つまりオカマ向け)」とかって湯船もあるんだけど。まぁ、その辺は、自由に入湯すりゃいいじゃんね。

「水虫に効果あり」って効能のとこに書いてあったけど、そりゃそうだろね。家主と水虫、どっちが先に音を上げるか、地獄のチキンレースだわね。

ちっちゃくエアコン不完備な部屋から温泉まで、階段を3Fから1Fまで。今回、20回以上入湯してっから、相当足腰鍛えられたし。

で、ここはかなり特殊な温泉なのよね。そりゃ、お風呂に入ると「ふはぁ〜♨」ってなるけど、登別温泉とかで感じる地球との一体感とか、温泉津温泉の熱湯が吠える感じとかじゃなく、「ううう、滲みるよぉ、なんか内腿も、タマタマの裏も、背中のあたりも、なんか鋭く酸が攻撃してくるような、あと5分?3分?ううう、とりあえず一回脱出しよ」、みたいな。

飲泉も、箱根の天山みたいに、「あ、またお通じ」みたいな感じはゼロ。それより何より、「早くウガイしないと、溶ける溶ける歯が溶けるぅ」って恐怖感。

そんな温泉に四泊しちゃったんだけど、別にイヤじゃないの。掛け湯で酸なお湯を流してお部屋でゴロゴロすると、「うーむ、お風呂行こう」って感じ。

で、三日目に気がついたんだけど、去年から「なんか痒いんだよなぁ」って思ってた股間の某所が、なんか勝手に500円玉くらいの面積が、カサブタというか、になってて。ナニソレ?

考えられるのは、あの菌が、強烈な玉川温泉の強酸湯に攻撃されて全面撤退したんじゃないか、ってこと。玉川温泉のホームページに⬆って書いてあるし。うーむ、恐るべし玉川温泉。

ハダカで寝てたんだけど、最終日に気付いたんだけど。シーツに少し血の跡があって。ちょうど背中の真ん中あたり。これも、なんか強酸のアレかなぁ。とにかく、他の純温泉とは次元が違うっちゅうか、なんちゅうか。

まぁ、ともかく、うかつに「ハッピー温泉旅行」として家族旅行で来た日には、惨劇が… ママも子どもも「皮ふ痛くて入れない〜!」、部屋は「…」。だから、逆に、ここに泊まってる湯治客さんたちは、みなさん純温泉に対する気構えというか、マインドセットがしっかりしてる感じで、心地良い温泉よね。

そうそう、売店には、お土産やお酒やお菓子やカップ麺とか、手ぶらで素泊まり湯治に来ても飢え死にしない品揃えで。

この手縫いは、新玉川温泉の売店にも、道の駅にも空港にも無かったから、ナイス買い物だったわ。

一発目のお風呂上がりに、持ち込みセットでちょいと一献。

で、もう一つの「玉川温泉のスペシャリティ」に向かうわけ。宿の入口から徒歩2分の公衆トイレの手前を右折して、「地獄谷散策路」みたいな小路をグイグイと進んでいくと、

玉川温泉の源泉エリア。硫黄の臭いはそんなに強くないんだけど、

あの強烈な酸の温泉がこっから湧いてるって思うと、まあまあ恐怖よね。

でね、ここが凄いんだけど。この湯元一帯が、

ナチュラルな岩盤浴エリアなの。凄くない?僕は、こんな場所、他に知らないし。⬆浮浪者集団とかじゃないかんね。超真剣に玉川岩盤浴してるエリート湯治集団だかんね。

散策路上だけじゃなく、「そこ、いきなり噴火しないの?」みたいな、とにかく自由。これがホントの自己責任。

雪の季節とか、このテントが人気って書いてあったけど、封鎖されてたわね。

十年ちょい前には、このテントで岩盤浴湯治してた方々が…

そうゆうナチュラル過ぎる場所。とにかく火山活動というか、猛烈。

こんな真っ黄色な硫黄?湯の花?

「シューーーー」「ゴォォォ〜」って恐竜みたいに吠えてる真横に通路。自由過ぎる散策路。

なんか、普通に歩いてて、熱々エリアを発見したもんで、

早速、ナチュラル岩盤浴開始。一流の岩盤浴プレイヤーはゴザをひくんだけど。でもDAISOとかでゴザ売ってなくって。やむなくブルーシート。二流だけど、なんとか大丈夫。

宿には、ゴザ専用の「ゴザ乾燥置き場」があって。丸めたゴザを持ってナチュラル岩盤浴に向かう姿がカッコいいんだけど。

でね、猛烈に気持ち良いの。ビックリ。じんわり背中にナチュラルな地熱が伝わってきて。でも、空気は爽やかな奥秋田の秋の夕暮れ。

放射性があるナントカのアレで、癌患者さんとか、あと肺呼吸器関係の病気の方々は大噴(オオブキ)とか湯気がドッチャリ出てるあたりで、それぞれのポイントで湯治に励んでるみたい。

しかし気持ち良い…(寝落ち)

zzz…

ん?

ま、真っ暗やんけ〜!恐るべし、玉川温泉のナチュラル岩盤浴。時計みたら、もう19:00過ぎ。灯りなんて無いから、慎重に宿へ。

だって、夕食の時間が18:00〜20:00なんだもん。危うく寝過ごし夕食ナッシングだったじゃん。売店も18:00閉店だし、クルマは歩いて十分(クマ出るらしいし、真っ暗だから実質ムリ)。あっぶねー。

でね、結構種類のあるビュッフェ。生ビールや日本酒もあるんだけど。毎日メニュー変わったし、デザートもあって。

しかし、ヤバいのが、

きりたんぽ鍋。おっきいお鍋から掬うんだけど、食べても食べても止んないの。そんな、特別なきりたんぽ鍋じゃないと思うんだけど。

この日は四回お代わりして、その後も毎晩毎晩きりたんぽ鍋中心、というかきりたんぽ鍋お代わりにつぐお代わり。おコメを巨大マカロニ形状にして焼いて鍋に、ってのもオモロいけど、スープがね、美味しいの。せっかく、湯治三昧で汗流してシェイプアップしようと目論んでたのに、こりゃヤバい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました