スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #34 ワイナリー訪問『IL BONVICINO (ALESSANDRIA県, ピエモンテ州)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

昨夜は狂乱だったわ…

起きたら、なんだか雨模様。

今日は、とにかく、ワイナリーを見せて貰うの。当たり前じゃんね。

グイグイ〜っと登坂を登りきったとこに、さっぱりした醸造所があって。

ここで醸造したり、物販してるみたい。

自動撹拌装置がついたステンレスタンクとか、

巨大じゃないけど、そこそこ容量あるタンクが並んでて。

お兄ちゃんのレオナルドさん(マッチョ系イケメン)と、興味深いハナシになって。

レオナルドさんは、「うちのバルベーラは力強いのだ!木樽がそんなにないから、一部の葡萄しか樽熟成させらんないんだけど、うちのバルベーラの樽熟成したキュベは自慢の逸品だぜ」って。

樽熟成無しのブラケットも飲ませてもらったんだけど、個人的にメッチャ好みな味で。正直、樽がやや強く感じるバルベーラより樽無しブラケットのほうが僕は好き、って。

お互いに、「へぇ〜…」って、なったってわけ。

似たようなことが、十年くらい前かしら、コート・デュ・ローヌの「ダール・エ・リボ」のダールおじさんに「色々あるキュベで一番好きなのは?」って聞いたら、「最上位キュベのエルミタージュだな」って言われて。

僕は、エルミタージュも好きだけど、プランタンっていうキュベも好きで。繊細で可愛らしい味わいで。

なんか、良い悪いじゃなくって、全般的に欧州人は「強い」味わいのほうが好きなのかも。

まぁ、ヒトそれぞれでいいじゃんね。

葡萄畑でビックリしたのは、

早いのよ。葡萄の生育が。トレンティーノでもフリウリでもヴェネトでもエミリア・ロマーニャでも、まだ開花時期か開花直後だったのに、ここの葡萄がもう実が膨らみつつあるのよ。

レオナルドさんが「モスカートは品種として生育が早い」っ言ってたけど、他の品種も絶対的に早いし。オモロイわ。

元気な葉っぱとツル。ここアレッサンドリアからすぐ西隣はアスティ。その南西はアルバ。ここからズーッと葡萄畑が続いてるんだって。

もう1回、醸造所に戻ってテイスティング再開。

なんか、お兄ちゃんのレオナルドさんは熱い男だし、料理好きや畑好きな兄弟4人が力合わせて頑張ってる『IL BONVICINO』、

好きになっちゃうじゃんね。誰だって、ここに泊まってご飯食べて、一緒に呑んで騒いで踊って笑ったら、好きになるじゃん。でしょ?

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