にゃー🐈 ニャロです。
キライじゃないのよ、ドルチェ。美味しいドルチェはいつでもウェルカム。
ブレーシャの町から、クレモナへクルマで1時間弱。このエリアの町から町へと渡り歩くには、クルマは便利だわ。
Google mapで見ればわかるけど、ロンバルディア州のクレモナはパルマのすぐ近く。パルマって、エミリア・ロマーニャ州じゃんね。
ポー川っておっきい川があって、東西に横たわってて。ポー川の北はロンバルディア州、南はエミリア・ロマーニャ州ってわけ。
でね、このクレモナって町。初めて来たんだけど、相当魅力的な町だかんね。ビックリしちゃった。
有名なのは「バイオリンの町」。
庶民の僕だって、ストラなんとかってバイオリン名前くらい知ってるけど、ストラなんとかさんの出身地でもあるのね。
クレモナの中心にある大聖堂に向かう商店街のウィンドウディスプレイはどこも落ち着いてて洒落てて、
なんか、めっちゃシブい佇まいの焼き菓子屋さんがあって、
つい吸い込まれて、
つい、いくつか買っちゃった。
ドルチェ愛が凄いMOさんによると、このお店って、
「ここは、なかなかの老舗です」って。見ればわかるじゃんね。
およよ、でっかい塔じゃん!
これがクレモナの大聖堂…
かなり遠くから見えてたのよね、この塔。
シレっとこんな立派な大聖堂があるのが北イタリアなのねん。お金持ち都市だったのねん。
珍しく、内部に侵入してみたり。
どっしぇー!こりゃ壮観。
人民が税金搾取されて… 世界ほぼ共通だけど、石の建物で地震が少ないと残るじゃんね。
弦楽器の工房があるエリアに、
狙ってたワインバーというか、
『La Malintesa』ってお店があるんだけど。
お店を覗き込んだら、「入れ入れ」って。客引き?
めっちゃこぢんまりした店内なんだけど、なんかカオスなの。真ん中にドスンと置かれたテーブルでは子供達が大人とトランプやってるし。
カウンター周辺には、店員さんなのか客なのかわかんないお兄さんオッサンがたむろってて。
お店のインテリアも、
なにやらユニーク、ってか妖しげ。
ソーセージぶら下がってるし。
オーナーっぽいヒゲのオッサンが「ナニ飲む」って。「ローカルなワインで、ナチュラルで、冷えてて美味しいヤツ」ってお願いしたら、
むむむ!
エミリア・ロマーニャ州 ランブルスコの造り手さんのマルヴァジアで造ったペットナットじゃん。すっげー旨いしドンピシャじゃん。なんだ、この店。すっげー。
「軽くつまみにハムある?」って聞いたら、「自家製のクラテッロみたいなハム、喰え」って。
ここクレモナはロンバルディア州。クラテッロ・ディ・ジベッロみたいな認証は取れなくても、同じポー川流域(クレモナの対岸はエミリア・ロマーニャ州のブッセート村やジベッロ村)だもんね。
自家製クラテッロかぁ… うんまいなぁ。ペットナットと合うなぁ。いいなぁ。「ローカルワイン」ってお願いしてエミリア・ロマーニャのワインが出てくるし、クレモナはロンバルディア州だけど地域としては混ざってる感じね。
更に、自家製サラミと地チーズ。このサラミ、この旅で一番旨いし。
サラミの旨さとペットナットの相性に、MOさんの目が珍しくパッチリ。
こりゃ、当然「もう1杯!」じゃんね。「お任せで〜」。そしたら、泡。
何じゃコリャ〜!ヤバい、これは凄い旨いワインが出てきたじゃんね。
1杯目のペットナットと同じ造り手さんの、シャンパン製法の泡。Spergolaって葡萄100%なんだって。すっげー、こんなエレガントで魅力的な泡がエミリア・ロマーニャ州にはあるのねん。
右の細いヒゲおやじがオーナーらしいんだけど、いいワインバーだわ。大好き。世界で二番目に好きかも。
ここには、また来るかんね。I will be backだわ。
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