にゃー🐈 ニャロです。
うーむ、今日はひときわ楽しみじゃんね。とりあえず宿で朝食食べたりカプチーノ飲みながら興奮じゃんね。
『LA BIANCARA』だもんね。ヴェネト州、ガルガーネガ、ガンベッラーラ… ワイン美味しいけど、イメージが全くわかなくって。
昨日はヴェネツィアでユルユルだったし、昨夜はワイン以外の話題で盛り上がっちゃったし。今日は気合入れていくかんね。
アンジョリーノさんが宿まで来てくれて、最初に向かったのは「SO SAN」の畑。タイロッソっていう赤葡萄を栽培してる畑で、
アンジョリーノさんたちの自宅があるガンベッラーラからはクルマで十分ちょいなんだけど、
なんだか登坂をグイグイとクルマで登って、
更に、土の山道を徒歩でグイグイと。なんか、アドベンチャーじゃんね。
ここだ!ほへー。
なんだか、少し雨降ったり止んだりなんだけど、とにかく粘土質な土で。なぜか足が重く…
うわぁー!実際重いじゃん。すんげー泥ってか粘土質の土が、ナウいアシックスのスニーカーに。
なるほど~、周りには畑とか民家とか皆無、山の中腹の森の中の粘土質畑、それが「SO SAN」なのねん。
ここもちょうど開花時期。
タイロッソは、めちゃんこ多く実(房)が品種なんだって。
粘土質な土壌、ウンウン。
なんかさぁ、「グルナッシュ」とか「カンノナウ」とかって葡萄品種のイメージって、ワイルドでアルコール高くって強い香りと味わい、って僕はイメージしちゃうんだけど。昨夜も頂いたアンジョリーノさんの「タイロッソ」って、穏やかのよね。突出する強さは見当たらなくって、なんとも落ち着いた、でも明るくお茶目な感じもあって。
なんか、この森の中の畑を見て、なんか納得。南仏やサルデーニャのゴツゴツした石が転がって灼熱の大地からじゃなくって、きっと夜は冷えて静まりかえる山の中腹の森の畑。うーむ、なんか勝手に想像しちゃったじゃん。
で、また山道を下って、今度はガンベッラーラのアンジョリーノさんたちの自宅兼ワイナリーへ。
結構平地だなー、ってガンベッラーラの辺りに入って思ったけど。アンジョリーノさん家に向けてグイグイ坂を登っていくじゃんね。むむむ、そうなのね。インポーターさんのWEBに「標高…」って書いてあるもんね。ふむふむ…
おおおっ、すっげーオウチ。丘の一番高いとこに、アンジョリーノさんたちの自宅兼ワイナリーがそびえ立ってんじゃんね。
うーむ、これはいわゆる「豪邸」なのかしら。
そのままカフェ営業できちゃいそう、って考えちゃう庶民。
ワイナリー部分は、後ほどってことで。みんなで靴にへばり付いた粘土質な泥をこそげ取って。
なんか、屋根だけある屋外倉庫に、でっかいステンレスタンクがあって。
むむむ!
出荷直前の「SASSAIA」をデキャンタにドボドボ。「リリース前だけど、お昼に飲もう」って。うーん、ヤバい。脳が痺れる。
日が出ると、日中はかなり暑い感じだけど、温度コントロールなし、じゃなくってアリでタンク内温度は16度。日陰は涼しいし、夜は気温下がるし。でも不思議な感じ。
サッサイアのデキャンタ持ったアンジョリーノさんに、仔犬にようについていく大人たち。ムーミンEさんは未成年でワイン呑まないから、ついて来ないし。実に分かりやすいわ。
リビングの窓から見下ろすガンベッラーラの畑や景色を眺めながら、
お昼ご飯の準備じゃんね。
乾杯は、ガルガーネガの泡。
そして「PICO MONTE DI MEZZO 2009」。お野菜メインのお食事を奥様
むしゃむしゃ食べて呑んで、写真撮る余裕ナッシング。
僕でさえ、結構飲んでる「LA BIANCARA」だもんね。このオジサン、ってかお孫さんがいるからおじいちゃん、がマシエリとかサッサイアとかPICOとかSO SANの葡萄栽培してワイン醸造してきたんだぁ、なんて思うと、不思議だしありがたいし。
この日は降ったり晴れたり。
息子さんが畑仕事から戻ってきて合流。
さ、なんだかすっかりお腹いっぱいだし、ワインも飲んじゃったし、じゃあお昼寝…
じゃないわよね。ガルガーネガの畑を見に行かないと。ワイナリーも見学… さぁ、行くわよ!
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