にゃー🐈 ニャロです。
「人生初」に遭遇するのって、意外と難しいのよね。同じ仕事、同じ生活、同じルーチンを繰り返しガチな21世紀の人類にとって。
逆に言えば、仕事変えたり、生活変えたり、ルーチンを変えると、「人生初」への遭遇回数が増えるのは必然なわけで。
例えば、僕は過去に某富士吉田市に本社があるメーカーでサラリーマンやってたことがあるんだけど、その富士吉田市のすぐお隣にある忍野村の観光地「忍野八海」には行ったこと無くって。
最近始めたアルバイト的なお仕事で、そんな「人生初」の観光地に来ると、それなりに「あぁ、キレイな富士山の伏流水だねぇ、ふーん」って思ったり、
某企業本社最寄り駅 富士急行線の寿(コトブキ)には何度も何度も乗降したけど、その2つ隣の下吉田駅には降りたことなくって。
その下吉田駅から徒歩十分の富士浅間神社にも初めて来たし。
その神社から階段を400段くらいヒーコラ言いながら登ると、
なんかカレンダーとかで見覚えあるような景色が広がる展望台に来れたり。これも「人生初」。
モチロン、厄介な「人生初」もいっぱいあるけど、僕は「人生初」は大好物。やっぱ、サプライズが無いと寂しいじゃん。囚人でも某北朝鮮国家の人民でも無い「自由」な人類なんだし。
そんなサプライズの中でも、結構衝撃的なサプライズだったのが、25年前に転職して富士吉田市のメーカーで、そこの本社の裏手にあった「吉田のうどん」屋さんでのお昼ご飯。
全く前情報なくって、店に入ると巨大な五右衛門風呂みたいな釜でぶっとい縄みたいな麺が茹でられてて。連れてってくれたオジサンに従って「肉うどん(大)」とか頼んで。
そのお店は、その企業の準社食みたいなお店だったんだけど、出てきたうどんにタマゲたのはしっかり覚えてるし。
だって、見たこと無い異常な太さのうどん(うどん?)だったんだもん。
一説には、「かなり塩分が多い。だから喰い終わると午後ノド渇くから」って。でも大丈夫、富士吉田市の水道は富士山の伏流水だから、トイレの蛇口からもメッチャ美味しいお水ガブ飲みできるから。
慣れないと、全然「ズルズル」できないんだけど、でも悪くないのよね。うどんなの。しかも、ヘンテコなんだけど魅力的なのよ。
それ以来、富士吉田の本社出張(一年間、五反田の東京営業所勤務だったから)の度に、吉田のうどんをズルズルしてたってわけ。
肉うどんの肉が「馬肉」ってのも、東京産まれ育ちの僕には衝撃だったし。一応は東京都に隣接してる山梨県だけど、極めて独自の文化、言語、生態系をもった山梨県民(特に富士吉田市民)。要注意だかんね。
そんな「吉田のうどん」屋さんは、富士吉田市に47軒あるらしいんだけど。要注意だかんね。
ハッキリ言うけど、残念なお店もあるから。茹でおき麺だったり、色々とね。だってさ、あのぶっとい麺をゼロから茹でたら、10分以上かかるし、あのぶっとい麺茹でる大釜を常にグツグツ沸騰させてたらガス代かかってしょんねえじゃんね。
だから、「吉田のうどん」は通常、お昼限定の数時間営業なわけ。夜やってるお店とか、要注意じゃんね。
そんな47軒ある吉田のうどん屋さんのなかで、間違いない一軒が『みうらうどん』。下吉田駅から徒歩9分、営業時間10:00〜14:00。
嬉しいわぁ、麺好きうどん好きなら、数回食べれば「吉田のうどん」のファンになっちゃうかんね。僕みたいに。
肉うどん(大)の一択じゃんね。
大釜で茹でてるじゃんね。
うひょ〜!コレコレ、これが食べたかったのよん。もう堪らんわ、突撃〜!
湘南ズルズル団 調査報告
調査対象 : 『みうらうどん(富士吉田市)』
麺のクオリティ(硬さ、太さ、窒息しそうな喉越し、茹で加減)、スープと肉のややショッからい富士吉田らしさ、「吉田のうどん」度数 ☆☆☆☆☆
懐かしさ ☆☆☆☆☆
うーん、評価ってのは、常に主観的なものなのよね。また、何かの用事で近くに来たら、絶対食べに来ちゃうもんね。
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