にゃー🐈 ニャロです。
そういや、6月が終わったってことは、2023年が半分終わったってことじゃんね。
むむむ、配当の受け取り状況確認しないと。だって、配当が無かったら、無職無収入不労所得旅清貧生活は成立しないんだもん。
最近、ちょいちょい添乗員派遣バイト的バスツアーやってるけど、時給1350円くらいだから実質ボランティア。5月に3回日帰りバスツアー添乗して、受け取った労働報酬が約6万円。単純に12ヶ月換算すると72万円。これじゃ、住宅ローンも払えないし、理想は月2回の添乗だし。だから、配当は切実に重要なのよ。
手取り(税引き後)で年間300万円くらい配当貰えれば、余裕で生活できんのよね。家賃(住宅ローン)とか光熱費食費生活費とか旅予算とか。金食い虫の自動車とか持ってないし
で、今年2023前半の配当実績が⬇
なんだか、やたら回数多いのは、アメリカ企業の株式配当って年間4回だから。半年で2回ってわけ。
ええっと、税引き後で計算すると、
日本株配当 588K円
アメリカ株配当 1620K円(11252ドル×144円/$)
合計 2208K円
あらら、円安で数字が増えちゃったとはいっても、多すぎるわね。だって、年間換算したら税引き後で4.4M円じゃん。
しかも、今年被扶養範囲内で労働収入があるから、アメリカ株式配当への二重課税を確定申告で取り返せるから、配当手取りを上積みできるし。ふむふむ。
去年2022年の配当総額(税引き後)は、3.6M円だったわね。ドル円為替134円前提だったから、為替差異を補正しても、
2022年実績為替補正値 3.8M円 (3.6M円÷134×144)
2023年見通し 4.4M円
2022 ➡ 2023 +16%
ふむふむ、案外増えてんね。
これって、増配が要因なのよね。一部減配した企業もあるけど、主要銘柄のアッヴィ、シェル、エクソン、キヤノン、東海カーボンが10%前後の増配。キャリアリンクは倍増。
企業の収益が増えたら、経営者がやるべきことは「企業の所有者=株主」への還元。それが資本主義。
企業の収益が増えても、労働者への給与を出来る限り抑え込む、それが経営者の仕事。それが資本主義。
資本主義がおっかないのか、ストライキすらしないリーマン労働者が優し過ぎるのか、よくわかんないけど、令和5年の日本は相変わらず「資本主義」。だったら、そのゲームルールの中でなんとか生き残らないとね。
で、めっちゃ久しぶりに新しい企業の株主なったわよ、ほんのちょっとだけど。
配当ゼロの成長期待バイオ製薬企業『VERTEX【VRTX】』を50株売却して、『3M【MMM】』を今年度NISA限度ぎりぎりの82株購入。
VERTEXへの期待は変わんないし、残り200株は大事に長期保有するわよ。糖尿病治療薬開発の応援含め、株主の使命だし。でも配当は当面ゼロ。
3Mはね、凄い企業なのよ。マジで。単なる「ポストイット」メーカーじゃないかんね。
⬆の巨額和解金とか、中国市場の減速とかで人気投票的にも収益的にもアレで、株価が⬇
こうゆう優良企業の、アクシデント的要因での株価下げ下げって、僕の大好物。まして、高配当企業の3Mだから減配しなければ… ぐふふ。
65年連続増配企業なんだって。偉い企業だわ。今期の配当見通し6.15ドル/株だから、買値99.17ドルで配当率見通しは6.2%。そしてNISA枠だから、配当税はアメリカで引かれる10%だけ。つまり税引き後で5.58%/年。とてもいいじゃんね。
モチロン、株式投資=リスク。赤字まみれ成長見通し無し日本政府発行のゼロ金利法定通貨より全然3Mって企業のほうが、財務諸表的に低リスクだと思うのよね。
で、面倒なのが「スピンオフ」。こないだ『AT&T【T】』で痛い目に遭ったんだけど、
『3M』も今年スピンオフがあるのよ。うへー。だから、ホントはもっと株数買いたかったんだけど、NISA範囲内だけしか買わなかったの。
NISA範囲内なら、スピンオフした方は「一般口座」になっちゃうけど、本体側は「NISA口座」のままになるはずだかんね。
これで、僅かだけど、配当は底上げ(配当ゼロのVERTEXを一部売って、高配当の3Mを買ったから)。
ただ、3Mには思い入れがあって。株主なりたかったの。
転職して、某ゴーンさんの自動車メーカーの購買(バイヤー)になった大昔。最初の配属が「外装樹脂チーム」で、担当部品がドアサッシや小型樹脂成形部品、シール類だったの。一番簡単な部品たち。
そのなかに、「サッシュテープ」ってのがあってさ。えーっと、コレ⬇
クルマのドアの縦柱の外側、クルマがスタイリッシュに見えるようにってのと、ドアサッシの溶接跡とか隠すために、黒いテープが貼ってあるんだけど、これが「サッシュテープ」。
大して儲かる製品じゃないと思うんだけど、圧倒的に3Mが凄くって。安いテープじゃないから、中国製とかドイツ製の安いメーカーのテープに切り替えれば大幅値下げ=バイヤーとして成績になったんだけど。無理だったのよね。
このシール、太陽ギンギラギンに浴びる車体外側に貼るじゃん。雨にも雪にも耐候性・耐光性・耐水性・耐熱耐寒性がね、恐ろしいほど圧倒的なの。3M。
めっちゃ目立つ部位だから、ちょっとテープが剥がれたり、色落ちしたり、皺よったりしたらクルマのオーナーさんは嫌じゃんね。クレームなるじゃん。でも、町走ってるクルマ見てみて、新車から二十年経ってるようなボロクルマでも、サッシュテープはピッカピカなクルマ、そこら中にあるし。サッシュテープがボロボロなってるボロクルマ見ないでしょ?
その昔、多分マツダか三菱か、サッシュテープを3Mから他社に切り替えたんだって。そんときの市場クレームとか、町を走ってた「サッシュテープがシワシワなってるクルマ」の写真を当時の住友3Mの営業さんに見せてもらったことがあって。値下げ命のバイヤーだったのに、恐怖だったわ。
あんな写真をチラッと設計が見せられたら… 切り替えないわよね。経年劣化はなかなか評価難しいかんね。
ってわけで、パッと見ではわかんないけど、驚愕の製品開発力・経験値・市場開拓力がある3M。長く多く配当よろしくね。
コメント