にゃー🐈 ニャロです。
ミラノ空港近くでレンタカー借りて、さぁ出発。旅の一行は5人全員気分アゲアゲなんだけど、当たり前じゃんね。だってイタリアだもん。
天皇陛下の運転手並みに最上級の安全運転モードで、クルマは東へ。ボルツァーノ方面へのロングドライブなんだけど。320km 約4時間かかるんだけど、重要なのはお昼ご飯。
ミラノの空港に朝9:50着で、レンタカーで走り出したのが11:00。かなりスムースよね。ビックリしちゃった。荷物も全部届いたし。
で、この塩梅だと、久しぶりのPRANZO(お昼ご飯) in ロンバルディア州が実現できそうじゃんね。ウキウキ。
狙ってたのは、ちょうどマルペンサ空港からボルツァーノの中間地点にある『Osteria della Villetta(BRESCIA県)』。ロンバルディア州のブレーシャの近郊にあって、経路の高速道路から降りてすぐって立地もナイスなんだけど、GoogleMapに載ってるエントランスの雰囲気がたまらないじゃん。これよ、これ⬇
ね、凄まじい引力を感じない?しかも、このお店は2022年版の『Osterie d’Italia』掲載店なんだから、期待しちゃって、いいとも〜!
欧州の田舎町アルアル、「適当のクルマ停めれる場所が必ずアル」。あったよ、お店の斜め前徒歩1分。幸先いいじゃんね。
飛行機とか遅れるリスクがあったから、予約してないんだけど、田舎町だし… おおー、オッケーだって。なんせ5人旅、イタリアの田舎町の名店は、テーブル数が多いお店がほとんど。多分、冠婚葬祭パーティ等など、町(村)のイベントの都度、大勢集合するからじゃないかしらね。
いいじゃん、実に、生でみる建物の感じも、インテリアも、大騒ぎして食事中の6名様たちも楽しそうだし美味しそう。実にいい、これはいいぞ。
久しぶりのイタリア語だけど、レストラン会話なら余裕のヨッチャン烏賊。ふむふむ、前菜はふむふむ、パスタはふむふむ。なるほどなるほど。実にいいじゃないのよ、うんうん。なんとも家族経営な感じ、いいわぁ〜。
なんせ全員腹ペコ、イタリアでの基本は「2皿ずつ」。ペコペコおなかだったら「パスタ」+「肉料理」、そうでもなかったら「前菜」+「パスタ」。どうにも胃もたれしちゃったりしてたら「サラダ(前菜として)」+「パスタ」ってのも、あり。オステリアって使い勝ってもいいわけ。
… なんだけど、なんせ全員食べる気満々。そして、なんか数年前にJAL機内誌の取材があったらしく「日本人あんまり量食べれないけど色々食べたいのよね」って、諸々取り分けてくれちゃって。あらあら、なんとも手厚いサービスじゃんね。
ロンバルディア州といえばフランチャコルタ、フランチャコルタといえば泡。記念すべき第一回昼食だし、このお店は思いっきりフランチャコルタ地区の近くだし。乾いた喉にゴクゴク飲み干し、あ、運転手は香りだけよん。
いきなり「VITELLO TONNATO」、子牛の薄切り ツナマヨソースなのね。いいじゃん、クラシックなオステリアじゃん!ナウい「化学的新型エスプーマ泡料理」とか、僕は興味無いし。
しかしまぁ、このヴィテッロトンナート、料理本ではピエモンテ州の郷土料理ってなってるけど、ロンバルディア州はピエモンテ州のお隣だし、ってことよね。今まで食べたヴィテッロトンナートの中でピカ一美味しい!(今まで、敢えて注文することは無かった料理でもあるけど…)。
牛タンのマリネとか。
湖のマスのマリネも美味しくって。
即完売。池の鯉みたいに、出てきたらすぐ完食。
お店の内装も、渋いのよ。お上品なオステリアで。料理の合間に店内をキョロキョロ。
ここは酪農王国ロンバルディア州、前菜の次は、パスタ+生クリーム総攻撃が始まるわけ。
なんとかって、牛チーズ使ったニョッキ。スッゲー旨い。
白ラザニア。お子様には別途、前菜より先に提供してくれるあたり、お子様天国イタリア。
オーナーのおじさんに「なんか地元の白を」って、でてきたのが、
なんだっけ、忘れちゃった。とにかく料理に合う白。
パスタで終わらせるのも可能だったけど、盛り上がった胃袋達は「もっともっと!」。
ロンバルディア風トリッパ。
コントルノ(付け合せ野菜)頼んだら、優しいお味の野菜トマト煮込みが。
子牛の肉団子。
早くも、幸せ顔だらけ。
インテリアがね、素敵なわけよ。
外でもお食事できちゃうみたい。
ドルチェは、極めてクラシック。僕好みじゃないボネ(ってか、チョコクリームやんけ…)。
なんとかの焼き菓子。
いちごのタルト。
ジェラート。
美味しかったか楽しかったか、食後の顔みれば一目瞭然。まだ1日目のお昼ご飯、先は長いわよ。
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