にゃー🐈 ニャロです。
ねえねえ、「ドミトリー」って、知ってる?
フムフム、要は昔懐かしの「ユースホステル」の令和名なのね。ややこしいわね…
大学生のとき、ヨーロッパ一人旅して、何回か「ユースホステル」泊まったんだけど、まあ酷いの。
何が酷いって、日本人が10人寝てる相部屋に、夜間堂々と泥棒が入ってくるんだもん。痺れたわ。
「あ〜、一眼レフカメラが無い!」
「… え、あーーーー、僕のハンディカムも無い!」
… 脇甘すぎ。僕は全財産をオシリの下に入れて、かつ鎖錠をベルトに締結してらからセーフ。
てか、そんな高級品持ってるならホテル泊まれっての。20世紀末の懐かしい話だわ。
原始時代から、人間社会も猿社会もイワシ社会も「弱肉強食」。餌をいっぱい捕獲するイワシは大きく肥えて、そうじゃないイワシは小さいまんま。
だから、大富豪のご旅行と、そうじゃないセコセコ旅の宿のクオリティが違って当たり前なわけ。
今回の宿『unknown Kyoto』内だって、最もリッチーな「ワイドベッドルーム」は一部屋一泊10000円弱。二人で泊まっても料金変わらずの欧州式料金だからお得だけど、トイレもシャワーも共同だかんね。
一方で、僕みたいなセコセコ旅人類は「ドミトリー」なわけ。残念ながら空きが無くって数日間だけだけど。
幸い、同じ部屋の3名様は大してイビキもかかないし、僕はハードな「研修」とハードな「町探検」で毎晩ぐっすり。
かなり良いのは、共同のトイレもシャワーも清潔だし、数も多いし、「オーノー! 出ちゃう~!」みたいな状況はゼロ。
かつ、自分で京都ぶらぶらで買ったコーヒー豆も豆からグラインダーでドリップできるし、
ワイングラスもあるし、
変なダサい外食するより京野菜やお魚やお豆腐やお惣菜で自炊したほうが満足度高いかもよ。スーパーセコセコ生活も可能じゃんね。うひょ!
とりあえず、内容は「スーパーコンフィデンシャル極秘」な研修だけど、僕の膝と足首が正座で全壊するかどうかのチキンレースね。
研修初日は超快晴。
研修の冷や汗を流すには銭湯。最寄りの『桜湯』はガラガラだけどスーパーレトロだし、お湯もジャグジーもナイスだし、お風呂と合体してる鯉の水槽も最高。毎日来ちゃうんだもんね。
一流グルメ雑誌『dancyu』に出てたはずの京中華『菜格』が近かったから、アポ無しで行ってみたんだけど撃沈。
で、哀しくぶらぶらしてたら、例の「税金垂れ流しクーポン」使えるよーん、ってクラフトビールの飲み屋さん発見。ええっと、『酒房 CRAFT MAN』ってお店。
店名で「クラフトビールあるね」ってわかるのはグッドね。「満席でスタンディングなら…」って、全然オッケー牧場よ。
あのね、ちょっと個人的な好みの話で恐縮なんだけどね。
僕は、『愛』が薄いお店はツマンナイなー。このお店は箱も大きいし、めっちゃ大学生ちっくなマニュアルバイトちゃんだらけ。いいんだけどね。
次に行ったラーメン屋さんも、「効率良く稼ぐぜベイビー!」ってオーラがだだ漏れ。いいのよ、稼ぐのいいじゃん。
ただねー、だったら「宿で自炊して飲み食い」が、僕の好みだなーって、改めて実感したってだけ。
クーポンで美味しいビール飲めて、僕良かったね。
で、錦市場入口近くでいっつも行列できてはるラーメン屋さん『凛 RIN』に入ってみたわ。
一番お安いラーメンが1200万円。まぁねー。
麺もスープも、普通に「食べれる」けど、違うのよ。感動ゼロ、お店に『愛』ゼロ。なんか、超高級なブロイラー自動屠殺場を流されてるような気持ち…
「湘南ズルズル団」の出番無し。傷心の僕は…
徒歩3分の『愛』しかない銭湯『梅湯』でざっぱーーーーん♨ オヤスミ〜…
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