にゃー🐈️ ニャロです。
呆れるほど南風、南風、南風。
毎年、夏の鵠沼ビーチは、日が暮れる直前の夕方18:00前後に風向きが北風に変わって、都内や北神奈川からの遠征サーファーたちがご帰宅後の夕暮れサーフィンがご機嫌なんだけど、今年はずーーーーっと南風。
いいの。波は待つしかないんだから。当然、ホームグラウンドの江ノ島 裏磯もこの南風じゃガチャガチャでハードコンディション確実じゃんね。
そんなお盆時期なもんで、超高級マイカーをお持ちの貴族釣り師さんから「横須賀にタチウオ、行く?」なんてお声がけ頂いた日には「はい、はい、はい、行きたい、行きたいです! おねげえしますだ、超高級浮き釣り専用自動車に同乗させてくだせぇ!」ってハイパーおねだりするじゃんね。
横須賀って、アメリカ海軍基地があったりすんだけど、オカッパリでイナダ系列とかタチウオとか釣れるって昭和時代から有名なんだけど、そのころも今も「No CAR life」なもんで、僕は行ったことないの。
なんでも「クルマ停めてすぐ釣り場」「釣り場から徒歩一分で『餃子の王将』」「タチウオ釣れまくり」って、ホンマかいな? 的な情報が錯綜してんの。
ググってみると、横須賀の「うみかぜ公園」なる場所までは江ノ島からだとクルマで25km、深夜なら一時間弱って感じね。山越えだし、鵠沼海岸から無電動ママチャリ号じゃ、真夏は過酷過ぎじゃんね。無理…
とりあえず、この未知の釣り場にタチウオさんが来襲する可能性は、江ノ島 裏磯と同等以上っぽいわね。東京湾内は乗合船で「タチウオ」ってあるくらいだもんね。
ってことは、あとはどういう戦略で横須賀タチウオさんをゲットするか、作戦会議しないとね。何事も、前準備が成果を左右するって、常識だかんね。
高価な乗船料金を求められる乗合船でのタチウオ釣りでは、「ジギング」っていうルアー釣りがメジャーなんだけど、
庶民派な僕は当然「オカッパリ(岸部で釣り)」。デカいタチウオは一匹釣れればお刺身、焼き魚、十分なカロリー取れるかんね。10匹釣っても喜んで貰って貰える美味しいお魚だけどさ。
タチウオの「オカッパリ」釣りといえば、釣り方は主に三種類。
まずは、「餌釣り」。浮きをポーンと投げて、待つ。待つ。待つ。
ちょっと誘い入れたりするらしいんだけど、餌って活き餌じゃなくって冷凍イカナゴとか。
餌買うのって、個人的に苦手なの。だって、餌買うお金でタチウオ買えそうじゃん。庶民だから…
ちゃんと電気浮き仕掛けをそこそこ投げれるなら、お酒呑みながらとかマッタリしたい釣り師には良い釣り方なんだろね。僕はパス。
一番人気は、「テンヤ」。ハイブリッドっていうか、ルアー的なジグヘッドに冷凍キビナゴとか餌を巻き付けるっていう、オカッパリではルアー釣り一本勝負の僕には「餌釣り」に分類されるんだけど、投げて巻いてくるっていう釣り方はルアー的。
なんで「餌をぐるぐる巻き付け」るかって、なんだか釣果が純粋ルアーより良いっぽいのよね。
確かに、江ノ島 裏磯で周りの釣果見てても、特に夜釣りで「テンヤ」釣り師に結果が出ちゃってて悔しいの。チックショーーーー❗
で、「純粋ルアー」釣り。臭そうな冷凍キビナゴとか不要だし、ルアーロストしなければ追加投資ゼロで永久的にカロリー(タチウオ)ゲット出来ちゃうし、やっぱテクニックを感じるじゃんね。
で、「純粋ルアー」。具体的には、DAISO製品 三連星(ジグヘッド+蛍光ワーム+ケミホタル、セットあたり1合計185円)をどうルアーアクションさせて釣果を出すか。「ジグヘッド+冷凍キビナゴ」に負けない釣果を出すには、どう動かす?
ポイントは二点よね。
① 棚(狙うタチウオさんの居場所の深さ)
② ルアーアクション(リールを巻く速さ、竿の動かし方)
①の「棚」はね、↓みたく「所在不明」なんだけど、僕はルアーを投げる度々に「底まで落とす」「カウントして中間から巻き始める」を交互に繰り返すの。だって、所在不明だし、タチウオさんは気まぐれだから同じ棚にずっといるわけでも無いしね。
まぁ、オカッパリでルアー投げて底まで落としても、巻いてくるとルアーはドンドン浅いほうに上がってくるし、ホームグラウンドの江ノ島では岸から5m以内でヒットするケースがめっちゃ多いから、そんな神経質にならなくていいんじゃないかしら…
問題は②の「ルアーアクション」なの。なんせ、プカプカ漂う冷凍キビナゴに食い付いちゃうタチウオさんを「純粋ルアー(フェイクフード)」で騙して釣りあげて食べちゃうってんだから、上手く騙す手法として「ルアーアクション」は最重要じゃんね。
今回は、夕マズメまではジグサビキで真鯵さん狙い(兼任でジグでタチウオ狙い)として、暗くなったらDAISOジグヘッド+ワーム一本で行くかんね。これをどう動かしてタチウオさんたちを騙すか。
基本は「ただ巻き」。そう、巻くだけ。スピードはスロー、伊東港でのカマス釣りでも有効だったし、江ノ島 裏磯でも釣果出てるし、何より「楽チン」。なんせ「浮き釣り」と違って、常に「ルアー」を動かす動力源は自分自身。セッセ セッセと動かし続けるのって、なかなかハードワークなんだもん。
一番のお気に入りは、「ただ巻き改」。2秒くらい速く巻いて、2秒くらいゆっくり巻く、の繰り返し。これが一番、僕の江ノ島 裏磯釣りでは結果出てるわね。楽チンだし。
色々調べると「ダートこそタチウオ攻略の最強テクニック」って、よく見るでしょ? この「ダート」って、アオリイカさんのルアールアールアールアー釣り「エギング」では基本の基本。
うーん… 「ダート」って疲れるし、何よりルアーにライトが絡む「エビちゃん」に成りやすいのよね…
「エビちゃん」状態だと、ルアーの引き抵抗が変わるから分かるんだけど、投げて巻き取る時間のロスじゃんね。嫌なのよ。一生懸命激しくルアー動かすほど「エビちゃん」リスクは上がるんだから、嫌なの。
ただね、今回は「テンヤ」チームとの勝負的要素もあるし、悩むわ…
「ただ巻き」は、イワシとかが普通に泳いでる状態。つまり、タチウオさんとか肉食系大型魚が補食しようと追いかけたら全力で逃げれる体勢ってわけ。広い海で、そんな追いかけっこは無駄なことが多いじゃんね。だってイワシだって喰われたくないし、結構泳ぐの速いし。
だから「ダート」は有効なのよね。肉食系大型魚に追われてパニクってるお魚さんの動きに似てるから。ジグの「フォール(ルアーをヒラヒラと自由落下させるアクション。特にメタルジグで超有効)」は、逃げ疲れてヒラヒラと沈む小魚に見えちゃう=まさに弱肉強食海中世界の鴨、じゃなくてイワシ。
うーん… そうね、「ノーチャレンジ、ノーチャンス」ってコトワザもあるし、今回は少しだけルーティンに「ダート」を入れてみちゃうわね。
シンプルに2パターンを繰り返すわ。
パターンA : 底まで沈めてから「ただ巻き」→ 中間地点で一回だけ「ダート(小さく三回しゃくり)」→ 1秒フォール → ただ巻き
パターンB : 中層まで沈めてから「ただ巻き改(交互に速巻き・ゆっくり巻きの繰り返し)」
よーし、作戦会議終了。さてさて、釣果はいかに…
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