にゃー🐈 ニャロです。
なんだか、興奮するじゃんね。釣り前日って、最高に心が豊かな日なのね。
そして、前祝いで『うどん王子(藤沢)』で「紅生姜天」付けちゃった。ゴージャス~❗
いくら深夜の西伊豆ドライブだからって、手抜きはしないわよ。
お昼は北鎌倉で皿洗い。手抜きしたらボディにフック叩き込まれる可能性もあるし、ちゃんと洗ったもん。
夜は沖縄空手の稽古。来週が2級の昇級審査なもんで、しっかり型のご指導いただいたもんね。
さて、少しだけ仮眠して、深夜の西伊豆ドライブに備えるわね。夜道は空いてるけど、安全運転で行くわよ。
自宅で深夜25:15にピックアップしてもらって、一路西へ。湘南バイパスも伊豆縦貫自動車道も当然ガラガラ。深夜の伊豆縦貫自動車道って無料だって知ってた?
熱海駅前通過して、
西伊豆 仁科漁港前の餌屋さんで餌を調達。僕は疑似餌専門だけど、メジナランカーのお殿様は軽くメジナ狙い & キビナゴで底もの狙いなんだって。
スイスイ運転で、西伊豆 田子漁港に早朝4:00到着。渡船の出船する真ん前に車停められるのは、いかにもひなびた西伊豆の光景よね。
出船時刻は4:30。渡船して忘れものがあったら一大事。沖堤にコンビニとか『上州屋』は無いかんね。
沖堤への渡船料3000円、レディには「おトイレの時は電話してね、迎えに行くから」って船長。すげーVIP待遇じゃんね…
沖堤まで5分ちょい。これなら船酔いは無いわね。荷物下ろしは危ないから、船長の指示をちゃんと聞くべし。
船長から「先端がいいよー」って伺ったから、重い荷物を先端まで移動。氷とか水とか、不可欠だから重いわけ。
さてさて、仕掛けの準備とか終わって、朝5:00釣り開始。まずは江ノ島 裏磯の伝統漁法「ジグサビキ」から。
裏磯釣り師なら常識だけど、しらす系の極小魚を捕食してるイワシ・アジ・カマスなんかがいれば超高確率で釣れるし、釣れた小魚にスズキや青物が喰ってくるっていう、まさに「お土産獲物捕獲」目的な僕には最適、かつ初めての釣り場で状況確認するのに適した釣法なのよ。
さぁ一投目。おお、おおおお、おおおおお!!!
深いの、めっちゃ深い❗ジグが沈んでも沈んでも止まらないの。
ほんの20mちょい投げしただけなのに、沈んでも沈んでも… 止まった❗
これって、江ノ島 裏磯の倍以上。12mはあるじゃん。すっげー!
ただ、我々「北鎌倉釣る釣る団」三名しかいない堤防だから、このタイミングでどんな魚が回ってるか、情報ゼロ。この深いタナを探らないといけないわけね。
とりあえず数投して、アタリ無し。え? どうゆうこと? イワシすらいないの? うーん…
足元には、数センチくらいの極小な魚の大群が見えてるし、メジナLOVEな殿様はコマセ打ってるんだけど木っ端メジナとアイゴが池の鯉みたく乱舞してんだけど…
イワシがいれば、イワシを追いかける青物(ぶりの子供のワカシ、イナダ、ワラサや、カンパチ系)とかスズキとか、高確率で存在するんだけど。うーん、うーん…
…
…
「釣れたー❗」
? その声は、北鎌倉のドルチェ番長… 釣り初心者で、投げ方をさっき教えたばっかりの…
凄まじいドヤ顔。そして、内心穏やかでない僕。ヤバいわ、こんな初心者に負けるわけには…
まぁ、真鯵が単独行動するわけ無いわね。僕の竿にも可愛いプルプルな引きが。
とりあえず、ホッとしたわ。イワシはいないけど、小アジとか小鯖がいれば、青物も回ってくる可能性はあるじゃんね。
一方、浮き釣り餌釣り大好きな殿様は、メジナ狙い的なオキアミでの浮きフカセ釣りから、キビナゴを使ったフカセ釣りに移行。過去に、ハタ系列で実績があるらしくって、青物と両天秤狙いとかって。
なんか雄叫びが、「釣れた、釣れたよー」… 何が? こっちはジグサビキを根掛かり覚悟で底まで落としてからシャクってんのに、底もの的なアタリ無いんだから。
えー、なになに、ボラ? フグ? でっかいコノシロ?
やられたわ。30cmちょい、大きくは無いけど、小さくも無い、ジグサビキチームがポチポチ釣ってる10cm前後の豆鰺とは桁違いな巨体だわ。
この魚は、「オオモンハタ」っていう生意気なお名前なんだって。喰う針を間違える「マヌケハタ」って改名したほうがいいわね。
あらら、前評判通り、底ものがいるじゃんね、喰うじゃんね。
ってことは、前評判通り、青物が来るはずじゃんね。よーし、大物対策で持参したゴツいショアジギングロッドに10cmイワシ系ルアーでやってみるわね。
一時期、東伊豆の伊東港に通ってたときは、このルアーたちが大活躍さったの。投げて巻けばワラサ、ワラサ、ワラサ。さぁ、おいでワラサさんたち!
…
…
…
なんか、海の中はイスラム教のラマダンみたく、シーン…
そして、雲の合間から太陽さんが顔を覗かせると、ジリジリ、ジリジリ、そして無風。要は、暑いわけ。
まず僕ダウン、そして団員たちも連続ダウン。人工衛星から見たら、西伊豆 田子の沖堤に死者三名。
しかーし、しかししかし、30分も気を失ってたら、エネルギー回復したわ。ここは西伊豆 田子の沖堤防。まさか釣果が「小アジ10匹」とか、言えないじゃんね。
ジグサビキに再度切り替えて、気合いでシャクってシャクってシャクって…
…
「ヒット!」
おお、30gジグ+サビキを40mくらい投げてフォール中にヒット! 大物じゃないけど、この寂しい状況では興奮のヒットじゃんね。
良く走るけど、重量感はそれほどじゃなくって。ペンペンシイラとか、40cm前後のイナダかなぁ?
見えた、サバね。40cmくらい、丸々としたサバさん、ありがとね。
その後は続かず、小アジがポチポチ。活きた小アジでフカセ釣りした殿様にアタリあるも、食い込まず。
最後の活性があがったメジナを再度狙った殿様の竿がシナったの、軽く。隣で見てたら殿様が「あー、これは小さいね、ねぇぇぇえ?」
5mの磯竿がいきなり真下に大きくシナッて、「プチン」…
ご本人曰く、「40、45cmあったかも…」
まー、たしかにコマセ打って乱舞する木っ端メジナの中に数匹、でかいメジナが見えてたんだけど、まさかそれを喰わすとは、殿様もやるし、2号ハリスとはいえ柔らかい5m磯竿なのにブッツリ切るとは、田子の大物メジナは根性入ってんじゃんね。
ってわけで、13:00に撤収。みんな腕や首が真っ黒、ヒリヒリ。でも美しい西伊豆の沖堤で愉快な仲間と楽しい釣りができたんだかんね。はぁ、次は大物青物と大物底もの、釣るわよ❗
《北鎌倉釣る釣る団 釣果報告》
オオモンハタ 32cm x 1
ゴマサバ 41cm x 1
真鯵(豆鰺) 8cm – 12cm x 15
(メジナ 40 – 45cm ばらし x 1)
特記事項
・足元が良く、潮通りも良くて水深も抜群の素晴らしい沖堤防。予想外に根は激しくないので、青物だったらドラグ緩めておけば大物でも取り込み可能っぽい
・夏の沖堤の暑さを舐めたらアカン。2Lの水は数時間で空っぽなるので、長時間釣りするなら2Lペットボトル2本持参すべし
さ、お昼食べて温泉いこー! ♨️
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