にゃー🐈 ニャロです。
イメージで敬遠してた、アメリカの俳優ジム・キャリーさん。コメディアン出身なもんで、軽いコメディ系映画のイメージだったんだけど、先週の『THE MAJESTIC』もナイスだったけど、続いて昨日観た『YES MAN』、良かったわぁ。
公私共々「No」ばっかりで、つまんない銀行マンの役なんだけど、映画自体はストーリーも良くって、ジム・キャリーさんの演技力も冴えてるから、最後の終わり方もとっても良くって。僕的には☆9.5だわ。
それとは別に、銀行の融資係=アメリカのサラリーマンの、いつ解雇されるかわかんないって悲哀が、当たり前のようにサラッと描かれてて、実にリアルなのよ。
リス・ダービーさんが演じる、上司で支店長役も、最後はリストラ… それはストーリーの本筋じゃないんだけど、「面白い映画だなぁ」ってワクワクドキドキしながら、同時に「アメリカのサラリーマン、ある意味、日本以上に胡麻すりの重要性高いじゃん」ってリアルにドキドキしちゃった。
でね、思っちゃったの。一昔前の日本って、過酷なサラリーマン=商社マン、って、採用の多数が体育会大学生だったのよね。
僕は「適当リーマン」だったから、賢い優れた上司の指示は喜んで従ったけど、脳ミソが空っぽの上司や、仕事出来ない経験値も思考力も無い残念上司の指示は可能な限り無視したり忘れたりしてたんだけど、
でもさ、株式投資やってて気がついちゃったんだけど、企業も本質軍隊と一緒。勝つ(収益を上げる)ための組織だから、「上官(上司)命令は絶対」「逆らうと、命令違反=懲罰」って仕組み。
だから、上司の間違った業務命令や低レベルなマネジメント対して、心を無にして「はい、申し訳ありません」「はい、直ぐやります、徹夜します」「さすが本部長でございますね、仰る通り値下げしなけりゃ天誅の転注でございますよね、ケケケ」って言えちゃう、体育会でお馬鹿な先輩達の理不尽なシゴキや虐めに耐えてきた体育会出身者っていう無我の境地的な経験値は、結構使えるサラリーマンの特技なのかもなぁ、って。僕はお断りだけどね。
まあ、マジで、民間企業の収益活動は、軍隊の戦争と同じ「経済的殺し合い」。稼げない=負けた企業は倒産して、市場から退場。
倒産までいかなくても、競争に負けて収益が下がれば、速攻で「早期退職募集」。「肩ぶっ叩かれリーマン」にとっては、倒産も早期対象も似たようなもの。退職金が出る・出ないくらいの差よね。
どっかの企業が「週休三日制導入」ってやってるけど、サラリーマン(兵隊)の数と質が同じだったら、戦争だったら週5日攻撃する企業(軍隊)のほうが、週4日しか攻撃しない企業(軍隊)に勝つ、わよね。
そんなわけで、企業でも自衛隊でも、組織に所属して報酬を稼ぐってことは、上司上官の命令に従うってこと。そんなストレスに耐える「体育会力」は、今後もリアルに重要なスキルであり続けちゃいそうね…
それが嫌なら、親から莫大な遺産を相続するか、宝くじで6億円当てるか、公務員に転職するか、個人事業主として商売始めるか、投資家になるか、かしらね。
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