にゃー🐈 ニャロです。
ようやく晴れ間が戻って、波高0.8mとサーフィン日和。やっぱ住むならビーチの近くが僕は好きだわ。
株式市場も、米国中央銀行FRBの「早期利上げでインフレ退治だぜ」宣言と、「オミクロン変異株大流行」へのリスク対応で年末年始にかけて日米ともに荒れ気味よね。
これから2月上旬に向けて米国企業の本決算発表ラッシュなんだけど、そこでポイントになるのは2021年実績より2022年見通しでしょうね。
株主としては、一流の経営者さんたちの素晴らしい収益結果&見通しが楽しみでワクワクよ。
ここ1ヶ月、株価の下落が顕著なのは、いわゆる「PER」が高い株式銘柄ね。「PER」ってのは、Price Earnings Ratio=株価収益率のことで、株価÷EPS(1株純利益)で計算されるの。
だから、実際に企業が稼いでる利益が株価に対して小さすぎると、「PER」は高くなるわけで、言い換えれば「その企業の未来の儲けがでっかいって期待されてる」ってこと。株価は人気投票って理論そのままね。
例えば、まだまだ成長期待されてる『アルファベット(Google)【GOOGL】』は実績ベースのPERは47倍。FRBの早期利上げ報道反応して、12月中旬の2990ドルから1月頭には2680ドルと▲10%以上下げたわね。
まだ純利益を出せてない新規上場企業もあるわけで、純利益マイナス=PERは算出されないわけだけど、例えばエスピオナージちっくな『パランティア・テクノロジーズ【PLTR】』は、売上は順調伸ばしてるんだけど、去年も今年2022年も純利益は赤字見通し、だからPERも算出できない状況。
だから、この企業の中長期的な成長を期待して投資するのは、リスクが高い投資ってことなの。だって純利益ゼロなのに、利上げで金利が上がるってことは、例えば借金して投資してる人にしてみたら赤字が増えていくってことだからね。
僕は、未来予測力もインサイダー情報取得力も無いから、あんまり「高PER銘柄」は買わないんだけど、持ってるのはPER 75倍の『アマゾン【AMZN】』を13株、PER 85倍の『デジタル・タービン【APPS】』を1000株、くらいね。どっちも下げてるわよ、ヒヒヒ。
もちろん、「損切り」なんて僕には論外。企業業績も見通しも成長も何ら陰り無いし、数年後の株価を期待して投資してんだけど、やっぱり今月末の本決算での「2022見通し」はめっちゃ気になるわよね。
そんな中、政治家とマスコミの大好物「新型コロナ」。「オミクロン変異株」による死者数や重症化数が少ないってんで、世界的な景気回復だったりエネルギー需要の強さだったりがフォーカスされだして、更に「米国が利上げ」ってことは景気の強さの裏返しでもあるわけで、原油価格とかコモディティ価格が元気良くって。
覚えてる? 11月に「WTI 原油先物価格」が85ドルになって、バイデンさんが「国家備蓄を放出じゃい、日本も韓国もやれよな」とか、「オミクロン変異株が凄い感染力だから原油需要は激減する」とかって騒がれて、
で、どうなってるかっていうと、
11月の85ドルから一気に62ドルまで▲27%。そこからじわりじわり上げて、昨夜時点で81.5ドルまで戻しちゃった。
原油産出国のカザフスタンの大荒れ状況も影響してるけど、
カザフスタンって、2020年の石油輸出金額で世界8位なんだけど、
にしても、根本的には世界的なエネルギー需要の復活、要は「オミクロン変異株って、死者数も重症化数も激減で、インフルエンザのほうが死者数多いじゃん」って判断した投資家が実需がドカンと動く前に動いたんだろな、って僕は予想するのね。
実際、日本のテレビもアホみたく「オミクロン祭り」で盛り上がってるけど、NHKなんて意図的に死者数も重症化数も言わないもんね。ネットには数字出してんのに。これって政府からのご指導なのか、忖度なのか、どっちなん? 最初に「昨日1/11の新型コロナ死者数は二名です。例年のインフルエンザでの平均死者数は流行季1日あたり30人と比較するとめっちゃ少ないです」ってアナウンスすべきじゃないかしらね。
2019年のインフルエンザ国内死者数が3575人だから、流行季節を4か月とするとインフルエンザの1日平均死者数は29.7人だもん。主にお年寄りよね。
そういうの、投資家って自分でデータ確認したり、分析してるから、先行して動いてんのよね。あんだけ「ワクチンに感染防止効果は無くって、重症化率を下げる目的」って宣伝してたのに、へんだなぁ、とか。
ま、そんなわけで、原油市場価格が上がれば石油関連企業の株価も上がるわけで、『エクソン・モービル【XOM】』も『ロイヤル・ダッチ・シェル【RBS.B】』も元気良いわよ。ちなみにエクソン・モービルのPERは13.61倍(見通し)、将来への期待株価じゃなくって、ちゃんと稼いでるってことね。ちなみに『テスラ【TSLA】』は239倍(見通し)、こっちは将来への期待値株価ね。
エクソン・モービルは、12月中旬の57ドルから昨夜の71.35ドルまで+25%。これってコロナ下落後の最高値なのね。
ってわけで、うちの金融資産時価総額も、『アマゾン』とか『デジタル・タービン』の下落、日本株の下落をオフセットして、最高値圏。節目の1.4億円を突破して、いよいよ1.5億を目指すわよ。『波待ち』投資、でね。
さ、海行ってもう一回『波待ち』しよっと。
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