転職エージェントからの『希望の業界、職種は?』って問いに、どう答える? たかがサラリーマン、自分から可能性を狭めることないわよ - ニャロの『FIRE』スローライフ

にゃー🐈　ニャロです。

低気圧通過した相模湾は、快晴だけど強い南風でグチャグチャの荒れ模様。

釣りもサーフィンもNGなこんな日は… 茅ヶ崎の『スタミナカレー』だ!

いやいや、スーパーB級超旨いわね。今回も「普通」サイズにしたけど、今日は「豚バラカレー」。心も胃袋も大満足だわ。

さてさて。

こないだの、某大手転職エージェント『R』の担当お兄ちゃんとの電話面談で、色々質問されたんだけど、興味深かったのが、『どのような業界を希望?』『希望の職種は?』っていうエージェントお兄ちゃんの問いに対する僕の回答をきっかけとしたやりとり。シェアするわね。

一応リマインドだけど、失業手当なるものをハローワークで頂くためには、就職活動してないとダメなのよ。だから、あれなのよね、あれ。本気だったら、これだから↓

で、その某転職エージェント企業の担当のお兄ちゃん曰く、転職活動する人って、「希望の業界は?」って訊かれたら、自動車部品業界でキャリア積んだ人の場合だと「自動車部品業界で更にキャリアを積みたい(で年俸アップ)」とか、「今後伸びるソフトウェアとかIT業界なんかの異業種にチャレンジしたい(で年俸激アップ)」とかって、限定して答える人が多いんだって。

まあ、そうよね。限定しないで「希望の年俸もらえるならなんでもやります」とか「どんな業界、企業でもオッケー」なんて言ったら、『適当君』だって思われそうだし、ヤクザのフロント企業とか、キャバクラ全国チェーンの店長候補年俸1100万円(ただし売上目標未達だと自腹でドンペリ入れるって暗黙ルール)じゃ、嫌だもんね。え、やってみる? トイレ掃除からだよ…

新宿歌舞伎町なら、一流自動車メーカーの課長さん級よ。歌舞伎町名物ボッタクリに逢って、名門歌舞伎町交番の取り調べ室入ったのって、いつだっけなぁ…

転職エージェントから、あんまり沢山の求人情報送られても困るし、今回はシミュレーションみたいなもんだから… 魔除けに事前の調査表に「勤務先神奈川県内で近いところ、年俸800万円以上」って適当に書いたんだけどさ。

僕は今回の転職エージェントお兄ちゃんのさっきに質問に、こう答えたの。「今までの自動車製造業界、電子部品業界での、購買と営業のキャリアを評価してくれる企業なら、業界とか職種はこだわらないっす」って。

電話面談だと、エージェントのお兄ちゃんがどんな感じの人なのか、さっぱりわかんないわね。こんな感じかしらね

エージェントのお兄ちゃん、「え… そんな回答、初めてなんですけどぉ…」って。へー。

株式投資やってると、ほんと日本にもアメリカにも色んな会社が山ほどあって、全然知らない業界、商売も山ほど。

別に「自動車愛が凄過ぎて、自動車部品じゃなきゃ売りたくない」とか「自動車部品しかコスト査定できないから、自動車部品業界の購買しかできない」なんて自分を縛りつけるのって、損だと思うのよね。

アメリカで『GAFA』って言われる新興超ギガ企業(Google, Apple, Facebook, Amazon)、どこも自社工場持ってないし、そもそも数十年前には企業すら無かったんだから。それが、今じゃこの4社の時価総額合計のほうが、日本の全上場企業の時価総額を上回ってるってんだから、

「自分」っていう資産を転職市場に売り込むときに「自分が経験ある業界・職種」に限定するって、めっちゃ機会損失だと思うのよね… だって株式投資するとき、「俺は自動車業界の株式しか買わない」って人、レアよね。一番儲かると予測する株式を選ぶでしょ。

まーさー、「3D CADで自動車部品設計」とか、経験値が極めて特殊で限定的なら別だけど、営業とか購買なんて、人と人、会社と会社のインターフェースの仕事なんだから、

「インターフェース」って、辞書引くと「２つのものを仲介する」って意味なんだって。営業も購買も、別に何にも作らない、でも企業に不可欠な「接点」よね

ちゃんと「仕事力」を鍛えてれば、異なる業種や職種だって余裕でこなせちゃうと思うわ。そりゃ、最初はちいっとキツいだろけどね。

あ、しつこいけど、単に上司の指示通りつつがなく会社通ってるっていうのは「業務作業力」だから、それは転職なんてしたら大変よ。嫌でも数年以内に人工知能(AI)に仕事取られてサヨナラだから。

ましてや、転職会社のエージェントお兄ちゃんが「そんなん聞いたことないわぁ」っていうなら、「ブルーオーシャン」ってことよね。名古屋圏内だったらまだしも、湘南圏内だと自動車業界は今後ますます厳しいし、

未経験に業界・職種へのチャレンジって、自分のスキル、引き出し、キャリアを拡げるチャンスだし、「自分のキャリアを評価してくれて、希望の勤務地・年俸なら、こだわらないっす」ってのは、良いんじゃないかしら。あ、勿論、「暴力団のフロント企業、風俗業界はダメ」って条件付きでね。

だいたいさー、サラリーマン定年70歳とか75歳とかって時代に、新たなスキル・装備を獲得するマインドセットが無かったら、途中で「The END」じゃない?　

令和三年の今、30歳のヤングサラリーマンは、定年までまだ40年以上あるんだから。今の所属してる企業どころか、業界すら20年後には失くなってるかも、って時代だし。

株式投資してると本当に勉強になるんだけど、『富士フィルム』だって『ソニー』だって、時代の変化に合わせて「変身」しなかったら、とっくに『三洋電機』とか『山一證券』みたく廃業してたわ。サラリーマンだって、同じよね。

「元ソニーだぜ」って… このお猿さんを思い出すだけ。今のソニーは「エンタメ(ゲーム、音楽)」で稼いでるんだもん

むしろ、選べるなら、ヤングサラリーマンも爺リーマンも、経験ない業界や職種にチャレンジすべきだと面白そうよ。自分にとってお得だからね。

現職を退職しないで転職活動する分には、内定取れなくても投資資金が枯渇するわけじゃないから、色々試してみたり、ちょっと冒険するって選択肢もあるかもね。