にゃー🐈 ニャロです。
L Brands Inc. 【LB】は、ビクトリアズシークレットってラグジュアリーな女性向け下着をメインに、その他 シャワージェルとか香水的なお風呂回り用品の小売り大手、でした。
『でした』ってのは、今月8/2に、スピンオフって形で、ビクトリアズシークレット事業を独立した公開会社として分離したもので、無くなっちゃったわけです (L Brandsは社名をBath&Body Works, Inc. に変更して、現在はティッカーシンボルBBWIで取引されてます)。
このアメリカ株は、ここ数年で唯一『損切り』をした銘柄で、高い勉強代になりました。身銭を切らないとなかなか勉強って身に付かないのが凡人なので、良い勉強になった、ということになってます。
2017年2月に59.10ドル/株で1545株(約91000ドル分)購入し、2021年1月に47.20ドルで全株売却し、約18500ドルの損失でした。僕の株式投資スタイル『波待ち投資』では、基本的に『損切りはしない』なので、例外的な状況であったわけです。
そもそも、2017年あたりは、ASEAN・中国・フランス・アイルランドと海外出張的な旅行が頻繁にあり、旅好き現場好きローカルフード好きサラリーマンとしては仕事(的な活動)に燃え上がっていたわけです、えっへん。そんな状況なので、ボーナス全部と給料のある程度を株式投資の原資にしていたのですが、なんとなく『アメリカ株投資』ってよく目につくなぁって、でアメリカ株投資のブロガーさんの記事を眺めてて、「お、これ儲かりそう」って短絡的に購入したのが、この『LB』さんでした。ここ5年の間では、概要であっても知識があるメーカー系の株式メインで運用していたのに、なぜか知識ゼロの女性下着の小売り会社に、当時の総資産6600万円の中の約1000万円を投資するって。。。なかなかチャレンジャーというか、ですよね。
そのころ参考にしてたブロガーさんのスタイルは、最新の決算発表データを分析して、PERなんかで、「むむむ、これは割安じゃ、これはドカンと値上がりするじゃないか」という感じなのですが、自分できちんと自分なりのフィルターで分析したりせず、他人の情報を鵜呑みにしちゃったって点が、僕の反省点かつ教訓です。
このチャートの2017年1月、「財務も業績こんなに良いのにこんなに株価下がってるなんて、超お得❗」というところで買ってから、株価も配当も減っていき、コロナ下落で10ドル(1000万円が1/6の180万円くらいに)まで下がって、しかもロックダウンで小売り店は倒産しかねないよなぁ、と恐怖にさらされ。「だいたい、マスクして密だめだったら、セクスィな下着買わないだろ…」と、もうゼロになるのを覚悟しました。ワイルドだろぉ?
正直、もうあきらめて放置していたのが、なぜか株価が回復してきて、18500ドル≒200万円の損失なら喜んで! と即決売却したわけです。今回の会社分離なる錬金術で結果としては現時点で購入価格を10%上回る66ドルになってますが、錬金術は僕の投資脳では理解できないですし、本当に200万円の損失で済んで超嬉しかったです。
やっぱり、古着ユニクロ専門の、アンチファッションな男子が、高級ランジェリーブランドの会社の株主になるのは、道理に合わないわよね。反省。
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