スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #4 ミラノの空港でスムースにレンタカー借りてグイグイ運転する方法

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

イタリア旅行したことある日本人は、そこそこ存在する21世紀だけど、レンタカー借りてイタリアを1500km走った経験者は、そんなに多くないんじゃないかしら?

そりゃあ、怖いわよね。「左ハンドル」「イタリア人=荒っぽい運転、のイメージ」「スリ、泥棒だらけだから車両盗難とか窓割り盗難とか」。そして何より高確率な恐怖が「ぶつけて縦列駐車」。

追加のレンタカー保険掛けたって、実際いくら請求されるかわかんないし、相手はイタリア人だし、「… やっぱ、電車移動にしよっか」「JALのバスツアーでいいじゃん」ってなっちゃいがちよね。そりゃそうだ。

でもさ、ワイナリー廻るなら、はっきり言って、おクルマ必須よね。それに、イタリアの魅力的な料理屋さんって、とんでもないド田舎の山奥にポツンと一軒家だったりするし、「出来ればレンタカーで…」って思うわよね。

僕は、ドイツにリーマン駐在してたときに、スキーしに北イタリアまで運転したこと何回かあるし、ジェノバまで突っ切って南仏廻りでローヌ地方➡ブルゴーニュ➡シャンパーニュってグルっと廻ったこともあるからアレなんだけど、そんときは「駐在リーマンに貸与された会社のリースカー」だったから、万が一の事故や故障でも会社が重厚な保険掛けてたから、そんな不安は無かったのよね。

今回は自腹レンタカーだから、リスクゼロじゃないけど、「ま、大丈夫っしょ」って。理由はちゃんとあるわけで、

・北イタリアは比較的安全(ドイツほど道幅は無いけど) ※ナポリとか南イタリアの都市部は絶対ムリ

・都市部には極力進入しない旅行プラン(止む無くトリエステとヴェネチアとジェノバには進入したけど宿泊は郊外)

・縦列駐車は絶対しない。都市部では有料駐車場をGoogleMapで見つけて駐車

・取り回しが利くサイズを借りる(今回は5人乗りのツーリングワゴン。8人乗りバンとか、僕にはムリ)。実際、ワイナリー『IL VEI』は砂利道登リ勾配キツくてタイヤ空転で途中から徒歩だったし、『NICOLINI』もめっちゃ細い急勾配でバンはムリだったし

ってわけで、問題を潰しこめばイタリアレンタカー旅は、北イタリア限定なら大丈夫なわけ。

ナビをGoogleMapに任せれば(レンタルWi-Fiは必須だね)、運転で気を付けるのは三点だけ。

① 右側通行(当たり前だけど、案外瞬間的に忘れてて左車線を… 要注意!)

② 信号が黄色になったら絶対止まる(黄色➡赤に変わるのがめっちゃ速い!)

③ 「ランドアバウト(ぐるぐる交差点)」

田舎道は、本当に信号少なくって、交差点の9割以上は「ランドアバウト」。ルール知って慣れれば余裕なんだけど、日本じゃ見かけないからね。

GoogleMapがランドアバウトに差し掛かると、「○番目の出口を出ます」って案内してくれるんだけど、ランドアバウトもドでかいのからチッサイのもあって。入口の10メートル手前にぐるぐる入口の標識があるよ。

時計の反対廻りなんだけど、優先は「左から来るクルマ」。だから、標識見えたら左をみて、来てなければ停止せずグルグルに進入しちゃってオッケー。左から来るクルマが優先なのだ!

パリの凱旋門も「ランドアバウト」よね。イタリアにも、二車線グルグルがあるから、あんまり内側走ると出たい出口で出れないから、大廻りでゆっくり走れば問題無し。イタリア人、基本的に運転上手だから、こっちが急ブレーキや急ハンドルしなけりゃ避けてくれるから。

あとは高速道路。緑の標識が高速道路なんだけど、注意点は、

・制限速度130kmだけど、工事エリアとか制限速度60〜90kmが多数あり。GoogleMapに表示されるので便利。追い越し車線にはポルシェやアウディやフェラーリが200km超えでぶっ飛んでくるから、速やかに譲るべし

・料金所で「現金・カード払い」のレーンが右端だったり左端だったりするので、充分減速して早めに車線変更。日本でいう「ETC」専用レーンにハマると地獄…

・現金払いのシステムのお金投入口が遠い… ムリせずパーキングにしてドア開けて払っちゃうべし(イタリア人も結構やってる)

ってわけで、その辺気を付ければ北イタリアでの運転は、特に難しくないわけであります。

レンタカー予約はネットでちょいちょい、日本と同じで料金比較サイトが複数あるから、色々探して、13泊で日本円換算で15万円、VWのPASSAT相当っての見つけて。速攻で予約。

英語で予約関連はできちゃうから、ハードルは低いわよね。結果的に、ピックアップの運転手さんも、レンタカーカウンターでも、カタコトの英語で通じるし、クルマは新車(走行距離5000km)のSkoda Octavia。2Lのディーゼルでパワフルだし、ディーゼルエンジンのゴツい振動も無いし、給油満タンで800km走るし、なかなかご機嫌なクルマだったわよ。

問題は「電話」。日本と同じで、安いレンタカー会社は空港内にカウンターが無くって、空港に着いたら電話して「迎えに来て」って伝えて、ピックアップしてもらって、レンタカー会社に行くシステム。この「電話」が、日本からの旅人には、厄介じゃんね。

もちろん、大手レンタカー会社の「ハーツ」とか「バジェット」とかなら空港内にカウンターがあるから楽ちんなんだけど、高いわよ。今回、かなり比較したけど、ざっくり倍違うわね。庶民には、ちょっとムリ。

結論的には、ミラノ マルペンサ空港ロビーに公衆電話がいっぱい並んでて、ユーロ小銭があれば電話かけれたんだけど、日本のキャリアに「海外通話可能に」って頼んだらお金いっぱいかかるし、一番良いのは「ツーリストSIMカード」ってのが50ユーロで通話60分可能ってのがあるらしいんだけど、マルペンサ空港では売ってないし(売ればいいのに…)。

レンタカー会社にメールで相談したら、結構即レスで、「ワッツアップで電話できるよ」、って。ん?「ワッツアップ」って何?

なんかね、アメリカの会社の通話+メッセージのアプリで。双方が「WhatsApp」ってアプリをスマホとかにインストールしとけば、電話番号で通話もショートメッセージもできちゃうアプリなの。

怪しげだったけど、欧州ではそれなりに普及してるみたいで、ホテルとかレストランで使えるとこ、まあまああったのよ。へー。

で、公衆電話でも「ワッツアップ」でも、レンタカー会社から指定された送迎バスの運転手さんに電話して、「○○(予約者の名前)です、バスお願いします」って言えば、「○○番出口の前に、5分でいく。赤い車だよ」って。実際、5分ちょいでバスというか大型バンが来て、スムースにレンタカー会社へ。

ってわけで、国際免許も日本免許証があれば無試験で3000円掛からず貰えるし、イタリアの醍醐味は田舎にあり、だし。チャレンジしてみてもいいんじゃない?

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