にゃー🐈 ニャロです。
「オレってアメカジだから」「やっぱパリじゃん、なだけにパリジャンな僕」「女のコはタイ1択」みたいな外国かぶれの日本民族も、海外に住むとめっちゃ日本愛に目覚める傾向があるって、知ってた?
駅の立喰い蕎麦が、そりゃ至高の味わいじゃないけど、一杯2.2ユーロであのレベルのかけ蕎麦が食べられる日本って、ワンダフルなのねん… って涙するわけ。長い長い冬の欧州の真っ黒な自宅のソファで。
無意識にココロとカラダに刷り込まれてる「故郷の味」。日本人だからって、和食だけが日本人の愛する食事じゃないわけで。
僕が欧州に住んでて、恋い焦がれた「故郷の味」ベストセブンはね、
1位 ハイレベルなお鮨(数寄屋橋ジローみたいな)
2位 ハイレベルな日本蕎麦
3位 ハイレベルな関西風鰻丼(京都の『のと与』みたいな)
4位 ハイレベルな天ぷら、天丼
5位 ハイレベルな讃岐うどん(高松の『しんぺいうどん』みたいな)
6位 「味平カレー」みたいなジャパンカレー
案外、豆腐とかドイツでも買えるから、麻婆豆腐とか揚げ出し豆腐とか大丈夫だったし、肉ジャガとか醤油とミリンがあれば作れたから、でも鮮魚はね、たまに地中海のすっげー旨い生本マグロが市場で買える以外は鮮魚皆無なのがドイチュラント。
あと、食べ物じゃないけど、温泉。ジャパニーズ温泉。これは世界で日本と台湾にしかないかんね。
そんなわけで、日本に住んでるんだから定期的にそうゆう「日本でしか食べられないフード」を食べに行くのは必然なんだけど。
蕎麦、日本蕎麦はね、こないだ探検した山形県もなかなか良かったけど、
やっぱ江戸前が好き。十割そばが好き。ってことは、藤沢が誇る湘南ナンバーワン蕎麦屋さん『すい庵』には最低でも三週間に一回は行かないとダメなの。
ここ数年、じゃないわね、えーっと十年以上、頼み続けてる定番が「もりそばと小かき揚げ丼セット 蕎麦特盛」。
蕎麦は表面が少しヌルっとした正統派十割そば。少し短いのが本物の証。自分で蕎麦打ちやればわかるから。
そして、ダントツ凄いのが、浅草の藪の味を更に改良したかの如き江戸前テイストの蕎麦つゆ。これなのよ、ここが僕のダントツ蕎麦屋さんである所以は。
少しホッチャリした柔らかめのかき揚げ丼は、蕎麦との相性重視ってことじゃないかしら。かき揚げ丼単体ならそごう横浜店地下イートインの『天一』だけど、合奏だってことよね。
まったく、日本人が日本人だって確認できるモノって、実はあんまり無いんだから。こうゆうお蕎麦屋さんが藤沢にあるってことに感謝!
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