にゃー🐈 ニャロです。
ナウな人は必ずチェックしてる『ブルータス』で、「ビールについて語らせろ!」なるイケてる特集してました。極めて高い知性を感じるテーマでありますな。
気になったのが、我が母校のある池袋のお隣駅 目白の『インクホーンブルーイング』。Google mapみたら、学習院大学の真ん前。これはちょうどいい日帰り出張案件ですぞ。出張承認します。
というわけでおでかけ。藤沢駅から湘南新宿ラインで直行57分。何年ぶりだろ。名門低価格居酒屋ビル『ロサ会館』があった西口をでると、
税金の無断遣い的なオブジェが…
更に、
更に、謎の車両が公道を走ってる。池袋はどうなっちまったんだ…
目的の『インクホーンブルーイング』はビール醸造と立ち飲みだけなので、まずは腹ごしらえ。
『楽太郎』は、池袋北口徒歩一分、北海道の生ラム肉を炭火七輪で楽しむ小さいお店。
元々は夜の営業だけで予約しないと入れない人気のお店。禁酒法でノンアルコール昼営業ってことで、サクッと入れました。
危うく2980円食べ放題をたのむところを自制心で二人前+自家製ジンジャーエール、あわせて2000円でちょっとお釣り。冷凍してない羊肉は美味しいわぁ。ただ脂が重いので、ノンアルコールだと二人前でちょうどいい。
曇り空で、一駅歩く途中で、クラフトビールを出すビアバーが。ここ『PUMP craft beer bar』も興味深いお店みたい。
目的地に近づくと、『鬼子母神』なる看板が。まさか、これが「恐れいりやの鬼子母神」なの?
結構立派な社が。「美味しいビールが呑めますように」とお賽銭。
で、ようやく最終目的地に到着。本当に学習院の真ん前。やたら白バイが通過するのは、皇族警護なんだろな。小ぶりでお洒落な外観。
お勉強したのは、このリストの 2. 3. 6. 7.。この『インクホーンブルーイング』醸造品は2. と3.。
◼️出張報告
2. Gold finch(West Coast IPA)
透明度は高く、金色に近い金色銅。強すぎず弱すぎずな檸檬、オレンジ、マスカットの心地よい香りで期待が膨らむわね。細かい炭酸はやや強めで切れ味を感じます。しっかりキレイな苦味と同時に味わいにもフルーティーなグレープフルーツ・オレンジのニュアンス。とても美味しいね!
3. INDICA COUCH (HAZY IPA)
完全にHazy (濁り)、レモンクリーム色もしくは絞りたての王林。香りのアタックが大谷選手のフェンス直撃二塁打レベルのグレープフルーツスムージー+フレッシュミント、フレッシュオレガノ。実に綺麗に造られてるイメージ。味わいは強烈にドライグレープフルーツ。グレープフルーツでチャコリ作ったような、グレープフルーツの白いワタの雰囲気まで感じて、最後に喉に辛味のようなカァーっと来るフィニッシュが個性的。実に楽しい一杯
6. Make America Jucy Again (NE IPA) / HELEIC 濁りが強めで、色合いはみかん、熟したパイナップル。香りのアタックは酸味の効いたレモン、甘夏、かすかにマンゴーの赤みを帯びた皮。香りだけで猛暑の体感気温がマイナス三度、涼しげです。やや強めの細かい炭酸に負けないしっかりした味わい、味わいに甘夏、黄色いマンゴーがフィニッシュにきて、バランスが絶妙。暑い日はこれがエースかしら。
7. Breath of Hops (West Coast IPA) / 麦雑穀工房
うっすら濁りが残った清澄度。麦の香りの絨毯爆撃+サワービアのようなしっかりした酸味のニュアンス。味わいは、まず複雑な麦類のニュアンスがあって、バックコーラスにフレッシュなホップ由来のドライなフルーティーさを感じる、個性が強烈な一杯
呑んだ呑んだ。勉強は大変なのです。目白駅からだと徒歩7分。近くないけど平日の昼間からお客様途切れないし、お持ち帰りのお客様もチラホラ。醸造スペースはかなりぎゅうぎゅうのレイアウト、目白だもんね。
出張の結論は、「もう一回訪問しないと、実力を測りきれない」です。また行かねば。楽しい日帰り出張でした。
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