にゃー🐈️ ニャロです。
金曜日、台風14号さんのおかげで鵠沼ビーチは超絶最高のサーフコンディション。これは有給休暇取得して海に行くっしょ。
銅像前と水族館の中間ポイントがロングボードに良い感じで、実に最高だったわぁ。ナイスな感じで6本乗って、もう腕上がりませーん…
ところでね。なんかさ、僕の苦手な食べ物は「不味いモノ」。子供のころは椎茸とかニンジンとか嫌いだったけど、美味しいモノは何でも美味しいって20才くらいで気が付いたんだもん。
いまだに、食べたい美味しいモノがあると、それ目当てで旅に出たりするもんね。
今週末の「うどん県にうどん食べに行く旅」なんか、お手軽で愉快だし、ヨーロッパ住んでた21世紀初頭はカタツムリ本に掲載されてるスローなフードのレストランを訪ね廻ったなぁ。ピエモンテ州は超最高だったなぁ…
ヨーロッパ住んでて日本に出張に来ると、割烹とか高級鮨屋とか飢えてて必ずチャレンジしてたけど、最近は何だか「麺類」への愛が強すぎて、あんまり「レストラン」とか「懐石料理」って行かないのよ。なんかきっかけが無くて。
で、「予約が取れない」人気の懐石料理のお店『田茂戸(長谷、鎌倉)』に行く機会ができたもんで、木曜日にちょっとウキウキで江ノ電でお出かけしたの。
うちの江ノ電 最寄り駅は鵠沼駅なんだけど、江ノ電は終電近くなると「江ノ島駅止まり」とかになっちゃうから、ママチャリ号で江ノ島駅まで来たわけ。日本酒いっぱい飲んじゃいそうだから、帰りは押して帰るわよ。
18:00の長谷駅は、夕暮れ真っ最中。
目指す『田茂戸』は、駅から数分だけど静かな場所で、雰囲気あるわぁ…
入り口で履き物脱いで、板張りのフロアからカウンターに。なんか、北鎌倉のどこかのお店のデジャブなレイアウトね…
初めてのお店だし、背筋伸ばして今日のメニューを拝見。フムフム…
グラスビールで喉を湿らせて、さぁいただきます❗
高級割烹料理屋さんにアリガチな、少し暗めの照明だったりしないし、なんか初めてだけどリラックスできるカウンターじゃんね。
どれも緊張感ある見た目と美味しさで、「菊の花のおひたし」の出汁の美味しいお味で身が引き締まっちゃったんだけど、牛蒡と並んだ「子持ち鮎の山椒煮」は絶対に日本酒と一緒に食べたいじゃんね。おーいしーい!
こうゆう盛り合わせって、なんか大事にゆっくり食べちゃうわよね。
目の前でシェフがガス台で小鍋をグツグツ…
いやー、贅沢じゃんね、秋じゃんね、懐石料理じゃんね。「定番」の破壊力、ここにあり、って感じ。
お品書き見ると、「松茸」とか、何種類かのキノコや、「鴨つくね」とか。こうゆうの、いいと思うわ。
だから、お任せ日本酒が廣木酒造の「飛露喜」だったのね。キノコ王国 福島県会津のお酒がキノコと合わないわけないもんね。
この時点で、僕のハートは120%リラックス。美味しさも雰囲気も、これは身を委ねていいお店じゃんね。
なんだろ、鯛の皮が手前に、奥にはゼリーみたいな…
「もみじ鯛 土佐酢ジュレ」だって。
土佐酢で食べる真鯛のお刺身…
そっか、そのままだと和え物になっちゃうから、ジュレにしてんだね、ふーん… 美味しいねー。真鯛って、懐が広いというか、こうゆうお料理にぴったんこなのね。
当然、日本酒はちっさい一口毎に消費されてくわけ。日本酒って、ほんとシャシャり出ないわね… 奥ゆかしいわ。さ、二合目をお願いしよー。
これは…
奈良県今西酒造の「みむろ杉 純米吟醸 山田穂」なのね。
揚げ物は、お魚「メヒカリ」。知ってる?
メヒカリは味の濃い小魚なんだけど、深海系だからか骨が柔らかくって。そして夏の名残りの野菜。
そして、気になってた「里芋ムース」
パカッと蓋を取ると、
あら美しい。里芋を加えた茶碗蒸しの冷製ってことね。めっちゃ好きなお料理じゃんね
お肉料理は、牛もも肉の薄切りがレタスと玉ねぎとトマトに載っかって、でお出汁がたっぷり。
ご飯は落花生とほど芋が入ってて。添えてある肉そぼろがまた、アレね。
水菓子は、いちじくのゼリー ヨーグルトソース。ゼリーが僕好みのしっかり固い感じで。最後まで美味しかったなぁ。
はぁ、美味しかった。やっぱ和食をこんな風に季節感満載で頂くと、何故か幸せな気分になるわね。トンカツやラーメンじゃ味わえない感じ。
コメント