にゃー🐈 ニャロです。
コンクリートジャングルの王様でいるよりも、湘南の庶民のほうがゴージャスなライフなんじゃないかって、僕は思っちゃうんだけどね。
おうちの玄関からオフィスまで15分ってより、ビーチまで自転車で5分、磯まで片道25分のほうが、僕は幸せだなぁ。人それぞれよね。
鎌倉 由比ヶ浜の漁師さんが、ワカメ干ししてるじゃん。春近し、よね。
今日は月一回の定例勉強会@『秋月』だかんね。ドレスコード守って、リーゼントも整えて、さあ出発!
今日2/22は、国民の祝日『猫の日』。鎌倉は、国旗を掲揚して、猫さんたちに敬意を表してたわね。
さあ、『秋月』の門をくぐるわよ、って… また入口に怪しげな張り紙が…
さあさあ、深呼吸して、お手々洗って、大人しくカウンター角席に着席。細かい泡が立ち上る一杯目のヴァン・ムスーでキックオフよ。
香りは華やかだけど、ボディもしっかり、ほろ苦さもあって、ナイスな一杯目の泡じゃんね。
さあ、一皿目よん。リコッタチーズで合えた落花生、セミドライトマト、金柑、さつまいも、いちご、カリフラワー。
二杯目もロワール地方のワインなのね。これはロワールでもパリに近いシュヴェルニーだから、パリから南西200km、レンタカーなら二時間の距離だわね。
なかなかミネラリーでしっかりドッシリした大物の風格のワインじゃんね。これと一緒に出てきたのが…
三杯目は、フランス アルザスの名手ビネールさんの、ユニークなロゼ(っぽいオレンジワイン)。
本当に薔薇っぽい派手な香りがするんだけど、嫌味じゃなくって。色味はロゼってよりオレンジ。パワフルだし、気持ちもアゲアゲになるナイスワインよね。アルザス万歳!
お、なんか赤いお魚が。フムフム…
三皿目は、舞鶴の本マグロのカルパッチョ。
四杯目、お味見で少しだけいただいたんだけど、このトレビッアーノ・スポレティーノは強烈。この半量のグラスだけ回して香りを楽しんでれば、気づいたらローマ フィウミチーノ国際空港にランディングしてそう。
もう一杯、ええと五杯目は、ムーニーさん。
ブルゴーニュの偉大なシャルドネのミネラルっぽさと、ワイルドなドゥレッラの風味がバランス良すぎて、何の葡萄かわかんなかったわ。
若々しさもあって、これは本当に素晴らしいワインだわ。ワインセラーに300本くらい常備したいわよ。
さてさて、四皿目はパスタなんだけど、
このパスタの一皿は、食べないと伝わんないなぁ。イタリアにも火星にも無い、多分、北鎌倉のこのお店にしか無い、この一皿。ギャフン!!
で、五皿目は、天草のクエ。くえーーー!
六杯目の赤ワインが、ちょっと痺れたわ。こんな素晴らしいヴァルポリチェッラがあったなんて、人生まだまだやり残したことが多すぎじゃんね。
やっぱ、僕のワインの原点は、ピエモンテ州にあるみたい。いつ行こうかしら、今年の秋の白トリュフ祭りの前後辺りなんて、良さそうよね、グフフ。
さあ、六皿目。天草大王様の登場じゃんね。こないだ、天草では、天草大王のスープのチャンポンだけ食べたんだけど…
なんともクリーミーな風味があって、大王って名前は伊達じゃない旨味の強い鶏さんね。おーいしー!
いやいや、今日は強烈なワインが多かったけど、お料理もユニークさや2月を感じさせる季節感もたっぷりで、楽しんじゃった。じゃない、勉強しちゃったわ。
さて、ここからは、「北鎌倉の狂気ドルチェ遣い」と名高い、ひろみシェフのコーナーじゃんね。
ここんとこ、「狂気」としか言い様がない、研ぎ澄まされたオリジナルドルチェを連発してるひろみシェフ。たまにはリラックスして一休みして欲しいんだけど、今回もキレキレだかんね。
お味はもちろん、真横から覗きこめばわかるもん。ついに北鎌倉『秋月』のドルチェは「亜空間」のフィールドに広がりつつあるわけ。
いやいや、お願いだから来月は少しリラックスして。こんなハイレベルかつユニークなドルチェ連発してたら、パリの三星レストランに引き抜かれちゃうじゃん…
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