『SO SAN 祖餐(鎌倉)』と フレンチ『アンペキャブル(長崎)』が 料理と自然なワインのコラボイベント @鎌倉

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ぐるめ
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にゃー🐈 ニャロです。

「ピンポーン🎵」… 何? 寝てるんですけど…。まあいいわ、カラスがゴミ箱荒らしてるとか、何か事件だったら早期解決したいし。

で、玄関開けたら若いお兄ちゃんが。「J COMですけど、アンケートに伺ってまして。BS放送ってよく視てますか?」… おいおい、そんなアホみたいな要件で、僕を起こしちゃうの?

僕って偉いわ。沖縄空手で最も効果的な攻撃、『膝の皿への足刀蹴り』からの『顎への掌底打ち』かましてやろうかってくらい頭にきたけど、

相手の反撃を封じるためにも、まず膝を蹴り下ろして
拳を痛めないように、掌底であごを撃ち抜くべし

我慢して「寝てるんで、じゃ」って布団に戻ったの。

何なのよ、いったい。ただでさえ馬鹿っ高い『J COM』、解約したいのに、朝っぱらから騒がしい。

ん? 時計が… 12:30、もうお昼じゃん。

あ、ああ、もうお昼なのね。なんで寝てるんだろ、僕

うーん、何がどうなってんのよ。えーっと、確か、10日前に、フェイスブックでこんなイベント告知を見つけたのよね。

お祭りの告知ね

こうゆうイベントは一期一会、確かサクッと申し込みして、そうだ、昨日がこのコラボイベントだったわ。

土曜日の夕方、夕陽が綺麗な鵠沼海岸をブラブラと東の方向へ、

富士山が好きなら、鵠沼海岸に住んじゃえばいいのに
ビーチが好きなら、鵠沼海岸に住んじゃえばいいのに
伊豆半島に沈む夕陽、夕焼けを眺めながら散歩やサーフィンしたかったら、鵠沼海岸に住んじゃえばいいのに

開始時間18:00に間に合うよう、鎌倉方面に向かったのよね、たしか。

鎌倉 由比ヶ浜からだと、こんな感じ。やっぱ、鵠沼海岸が素敵じゃんね、ヒヒヒ

で、会場の鎌倉駅 徒歩2分の『SO SAN 祖餐』に到着したのよね。で、一階のバーで、平塚のブルワリー『Yggdrasil Brewing』のシードルを食前酒に。

『Yggdrasil Brewing』のダビドさん。湘南ベルマーレとヘビメタを愛するおもろいフランス人
最近、シードルのお勉強してるから、4. ね。『Yggdrasil Brewing』は、クラフトビールだけじゃなくって、リンゴの発泡醸造酒シードルや、蜂蜜の醸造酒ミードも造るのよね。ノルマンディー魂なのね
風味と酸味が良い感じ。センスいいなぁ、ダビドさん

さあ、イベントの始まり始まり。二階に移動して、今日のシェフ 大坪さん、長崎市内にある『アンペキャブル』ってフレンチのお店のオーナーシェフなんだって。「長崎の魚、野菜、肉で」っていう考えでお料理されてるんだって。フムフム。

こだわりのお店なのね

ワインバー『粗餐』の石井さんと、『アンペキャブル』シェフの大坪さんは、「満月ワインバー」っていうイベント繋がりなんだって。うーん、イベントって大事じゃんね、フムフム。

満月って怖いわねぇ。人は狼に、魚は釣り針に

さあ、始まり始まり。参加者は、13人くらいだったかしら。みんな、ウキウキわくわくしてたもんね。

珍しく、石井さんがいっぱいお話してたわよね
大坪さんが長崎で焼いてきた大きいパン。真上から見ると『SO SAN』って書いてあって
一杯目、山梨県 北杜市の『BEAU PAYSAGE』 Tsugane Chardonnay Naked 2018  いきなり超特別ワイン

一杯目の『Tsugane Chardonnay Naked 2018』、ビックリしたわ。香りで、ブルゴーニュの超ハイレベルなシャルドネっぽさがあったんだけど、ヴィネガーっぽいニュアンスもあるし、やたら香りが複雑でミネラルっぽい硬さもあるし、口の中ではシャルドネらしからぬ酸味。ものすんごい透明感、高原の湖の畔、みたいな。わけわかんないから、東欧のどっかの口のシャルドネかと思ったら、

甲府の北西20km、山を越えるとソースカツ丼の聖地 駒ヶ根。畑を見に行ってみたいなぁ、『BEAU PAYSAGE』

いやいや、いきなり凄いの出しちゃって。石井さんも気合い入ってんのねん。これは、今日は特に期待しちゃうじゃんね。

さ、お料理 一皿目よ。

〆鯖、なすが下に隠れてんの

〆鯖。シェフの大坪さんが説明してくれて、「締めて3日、甘酢と柑橘で脱水して、茄子の水分で戻すのだ」って。???

「茄子の水分で戻す」… どういうことなの? 周りの参加者に聞いても、みんな「???」だったから、今度 長崎に行って直接お伺いしちゃおっと。

お茄子の上に、結構な大きさの鯖が二切れ。なるほどなるほど

二皿目もお魚。鰺のエスカベッシュ。

ギルガメッシュ

鰺の半身、結構これも大きい半身のエスカベッシュ。ミカン、ライム、コリアンダー。このお皿も、シェフは「脱水、ミカンで水分を戻す」って。うーむ、深い…

美味しいんだから。見た目じゃ、わかんない、よね

どんどん行くわよ。皆さん、まぁよく食べてよく飲むわよ。

二杯目、南部フランス ルーションのLe Temps Retrouvé Macabeu 2017
三杯目、北海道 岩見沢市のナカザワヴィンヤード 『クリサワブラン 2019』
四杯目、Sons of Wine の『Gipsy 』。醸造はフランス アルザス、このワインはスペインからの買い葡萄「ヴェルデホ」、樹齢180年の葡萄の木って、もう妖怪になってそう
三皿目、地元の豚を一週間塩漬けにしてから仕上げたジャンボン・ブラン。下に新玉ねぎが隠れてて
いいわぁ、ワインと合わせるなら、僕は生ハムより茹でハムが大好き! 新玉ねぎも、香辛料がこっそり効いてて、トロり美味しいわぁ
さっきのでっかいパンが切られて出てきた❗いっぱい食べちゃった
五杯目、『BEAU PAYSAGE』の「TSUGANE 2014」メルロー。13人も参加者いると、マグナムボトル開けてくれちゃうもんね、うひひ
四皿目、一番インプレッシブだった、「地鶏、牛蒡、椎茸のテリーヌ」。野生の胡椒の香りがエキゾチックなアクセントになって、しみじみ美味しい一皿だったの
五皿目、「水牛モッツァレラとはっさく」
イタリアの水牛モッツァレラを1ヶ月寝かせてるんだって。ちょっとビックリ。八朔がキレキレの酸味で、美味しいじゃんね。1ヶ月… フレッシュなミルク感は無かったわね
六杯目、さっきと同じラベルに見えるけど、こっちは発泡ワイン
七杯目、北イタリア フリウリ ヴェネツィア ジュリア の NicoliniRefosco 2014」、Refoscoってローカル葡萄なのね
六皿目、「スープ・ド・ポワソン」。カニ、エビ、魚、大根、レモン… スペイン バスクのドロドロ濃いのとも、マルセイユのとも違って、さらっとしてて、いいじゃんね
七皿目、「縮みほうれん草のキッシュ」
自家製セミドライトマトが酸味を加えて、プロいキッシュよね、この一皿と白ワインで浜辺のランチと洒落こみたいじゃんね
一杯飛ばして9杯目。そろそろ、いい感じにワインの魂が見えてきたけど、ここから頑張れるかが勝負なんだから
マグナムボトル二本目、南フランス バニュルス YOYOの『
カーエム トランティアン』
シェフがオマケで、余ったスープ・ド・ポワソンでオジヤつくってくれちゃったもんね
デセールの「スイートポテト」、黒い土台は黒ごま
もう1つオマケ、紅いも「フクムラサキ」って品種なんだって
みんな楽しそうに飲み食いしながら、シェフの大坪さん、ワインの石井さんの小話には耳がピーン
10杯目、さっきと同じアルザス Sons of Winesの「GW INSPIRATION」、香りがモロにゲヴェルツトラミネール、最後まで美味しく勉強しちゃってるもんね、ふらふら
もう夜も更けて…
なんとも、勉強になりすぎるイベントだったわ…

今日のイベントは、シェフの大坪さんファンの方が何人もいて、皆さん何回も長崎のお店まで関東から食事しにいっちゃってるんだって。うーむ、なんて立派な方々なのかしら。僕もしっかり見習わないとね。

ってわけで、思い出したわ。昨夜は、激しく料理とワインの勉強に打ち込んだから、お昼過ぎまで寝てたわけね。なるほど…

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