『ロッキード・マーティン【LMT】』 アメリカの軍需関連銘柄 アフガン情勢がエラいことになってます

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株式投資

にゃー😺、ニャロです。

みんな大好き『ランボー』、絶対的に最初の『FIRST BLOOD』が名作なのですが、ベトナムが舞台の『怒りの脱出』も渋い。そして、3作目の『怒りのアフガン』は、日本人には馴染みの薄かったアフガニスタンが一気に認識された作品だし、なんとも強烈な地域だって学んだ映画なわけです。

アフガニスタン人の気合いと、山岳生活を学べる名作

そもそも、世界地図を見れば、実にヤバいエリアだってわかりますよね。『KOEI』の『三国志』や『信長の野望』をプレーしたことがあれば、敵国に挟まれてるのって、本当にキツい。日本みたいに端っこの位置してるのは、極めて防衛上有利なわけです。

めっちゃ厳しい地勢的環境

西にイラン、南にパキスタン、東に中国、北には旧ソヴィエト連邦諸国が並んでいて、映画『ランボー 怒りのアフガン』の頃は、もろに大国ソ連と1979−1989に戦争(軍事侵攻を受けて、防衛)。しかし、あの容赦ない旧ソ連に10年間も攻撃されて、耐えきったって、半端無い。

気合いと魂の格が違うのでしょう 日本が隣国じゃなくて良かった

地理的に、戦乱続きの場所でもあるし、国民の99%がイスラム教徒ってことで、まあ妥協が無いんでしょう。いろいろ西洋の価値観からすると受け入れ難いことも多々あるようですが、「絶対的な正義は無い」ってことなんでしょうね。

で、ここでも『弱肉強食』なわけで、アメリカが絶対的に強ければ「アメリカが正しい」となるけど、例の『イスラム国』なんかが「俺たちには俺たちの生き方があって、アメリカなんかに従うか、ボケ!」と、真っ向勝負でなくゲリラ的テロ的な戦いを仕掛けていて、西側諸国の一員である日本の住民としては、不安を覚えるべき状況のようです。

とはいっても、日本のTVや新聞雑誌などのメジャーマスコミは日本の「へっぽこニュース」ばかり取り上げて、意図的に日本人を『平和ボケ人間』に洗脳しようとしているとしか思えなくて怖いです。

むしろ洗脳されたほうが人生楽チン? やだなぁ

今回のアフガニスタンのアメリカ軍撤退の一連の出来事って、日本の安全保障にもめっちゃ重い出来事なのに、「高級ぶどう盗難を防ぐためのパトロール強化」とか「愛知県のフェスで酒提供、密だった」とか、アホみたいなニュースのほうがアフガニスタン関連ニュースより尺が長かったり、民放の番組はジャニーズとお笑い芸人ばっかりだったり。

それはそれで自由なので、自分(たち)の身を守るためには自分でニュースソースを選別したり、勉強しないと、ヤバいっすよ。

幸い、東京オリンピックはショボすぎる開会式のおかげか、テロのターゲットとならずに済んだようですが、ほんのちょっと前までロンドン・パリ・アムステルダム・バルセロナ等々がエグいテロにやられてることって、忘れちゃマズいっすよ。どう考えても、日本はアメリカの属国だと思われてるはずなので。

愛するパリが… 人間って、本当に恐い生物

そんなこんなで、世界情勢を勉強する・しないは自由なので、実に日本は良い国なわけですが、愉快な前トランプ大統領からお爺ちゃんバイデン大統領に変わって一番の変化点って、なんだかわかります?

バイデン爺さんと、ズランプさん

まあ、興味ないっすかね。強いていえば、「トランプさんのほうが、おもしろニュースが多かった」、みたいな?『フェイクニュース』『メキシコ国境に巨大な壁』などなど、ヤフーニュースが取り上げやすいニュース多かったもんね。

僕の友人に豪国の投資家がいるんですが、彼と議論していて『バイデン大統領になって、一番変わったのは戦争のリスク』って話題になりました。興味、無さそうだなぁ…、まあいいや。

トランプさんって、ビジネスマン出身で、やたら武器ビジネスも応援してて、在任期間中には世界中にアメリカ企業の武器を売りまくってて、日本も去年2020年のトランプさん来日の時に、お土産としてF35戦闘機の追加購入105機(もともと購入予定だった42機と合わせ、計147機)を持たせたりしてて。

トップガンのトムクルーズになりたい

F35って、1機いくらか知ってる? 116億円っす。赤ちゃんもお爺ちゃんも含めて税金一人あたり100円。安い?航空機って、維持費がかかるのよね、定期的に交換する部品とか装備とか。147機で発生する購入費&維持費の総額、6.2兆円だって。税金一人あたり51000円、まあ、いいかな?でも、お爺ちゃんも赤ちゃんも、所得税とか住民税ほとんど払ってないよね、ってことはヤングサラリーマンは『F35』にいくら払うんだろ…興味無いよね。良かった良かった(スガ総理もホッとしてます)。

国防って僕は大事だと思ってて、どっかのお気楽政党が「自衛隊不要」とか、戦争反対と軍隊不要を混同してる茅ヶ崎駅前の「戦争はんたーい」のお年寄りたちとか、「じゃあ、北朝鮮が陸軍で攻めてきたら、反撃しないで”戦争はんたーい!”って叫び続けて、お孫さんやら殺されまくるのを涙して、それでも”戦争はんたーい!”ってシャウトし続けるなら、それってちょっと病んでるだけで。

アメリカも国連軍も、助けてくれないわよ、ウクライナがロシアに侵攻されてクリミア半島取られちゃったのって、ほんの7年前だかんね。

NHKもサラッと報道して、「次はカルガモのニュースです」って、マジすか

話戻ると、兵器ビジネスってのは、巨額なお金が動くのですが、トランプさんの大統領就任の間は、実は戦争は起きてないんです。まさに、『ビジネスマンMr.トランプ』、やるなぁ。

ただ、正確には、ドローンを使った「空爆」とか「暗殺」とかは積極的にやっていて、ドローン攻撃の回数は2000回以上だったんだって、怖いわね…でも「戦争」はしなかったわけで。

日本人の大半が気がつかないうちに、世界はドローンに制空権を支配されてるみたいよ

一方のバイデンさん、実はすでに軍事行動を2021年2月25日実施してて、米軍がバイデン政権下初の軍事行動であるシリアの「親イラン民兵組織」への空爆を実施してるんだけど、就任早々の台湾をめぐる中国とのにらみ合いや、ロシアとのサイバー的小競り合い、で、今回のアフガニスタン撤退後のテロへの報復など、結構「この人、やっちゃうんじゃないの?」って雰囲気が凄く感じるのは、僕だけでしょうか。

テロでアメリカ兵13名が殺されて、速攻で報復。良い悪いではなく、まさに「弱肉強食」の殺し合いが、令和の今もリアルに起きていることは、現実として受け止めないといかんと僕は思うわけで。

そんなキナ臭い世界情勢を認識すると、世界的には更に軍事や武器・兵器に税金が投入されそうだな、と株式投資家視点では気がついてしまうわけです。

『ロッキード・マーティン【LMT】』は、航空機・宇宙船等の製造開発会社で軍需企業。

軍需部門売上高は世界トップクラスで、日本もお世話になっている(っていうか購入している)『F35』戦闘機に限らず、様々な戦闘飛行機・ヘリコプター・ミサイルから、イージス艦を含む艦船、今流行りの軍事ドローンなど、ホームページ見ると「プラモデルのカタログか?」ってくらい、有名な軍事兵器がズラッと並んでるわよ。

政治家の判断で庶民(兵隊や民間人)が死ぬ『戦争』は勘弁して欲しいけど、駅で顔に硫酸ぶっかける『おバカ』がいるように、人間って『おバカ』なので、政治家も人間。ってことは、他国の政治家が「日本に硫酸ぶっかけろ」って指令だしたときに対処できる軍隊(自衛隊)を日本が持つのは、自宅に火災保険をかけるのと同じくらいマストなので、こういう軍需産業の存在も必要悪というか、必要なんだと思うんですが、どうなんすかね、軍事関係の株主になるってのは、ちょっとなんか気が乗らなくて。

でも、企業とみたときに、この『ロッキード・マーティン』は、優良企業です。なんせ、お客さんがアメリカ合衆国だったり日本だったり、支払いは『税金』。人間が『おバカ』である限りは需要があって、しかも他国に負けられないので常に新規開発の需要もある。そして、戦争や紛争が発生したり、国際緊張が高まると、必然的に売上も利益も増大する、ここがヤラしいとこですな。はぁ。

直近7年の株価チャート

こんな株価なんですが、PERは直近決算実績・今年度見通しどちらも15倍以下で、高過ぎない株価レベル。

美しい右肩上がり

売上も利益も右肩上がりの実績と見通し。今回のアフガニスタン問題で、更なる上方修正もあるかも。

配当利回りも2.8%(税引き前)とホドホド出ていて、軍需産業嫌いじゃなければ安定感のある株式投資先だと思います。

ただ、僕が猛烈に気になっているのは、『パランティア・テクノロジーズ【PLTR】』。

一種の軍需産業っちゃそうなんだけど、「米軍、国防総省、FBI(連邦捜査局)、CIA(中央情報局)といった機関からデータ分析の業務を委託」ってのが業務内容。テロ対策や、防衛リスクのデータ分析を遂行する能力があって、日本の官庁も発注可能性がありそう。

謎すぎて、株式投資というよりギャンブルになっちゃうので我慢してるんだけど、気になってるのよねぇ。

2020年に上場してから、株価暴れまくり

このチャートだけ見ると、20ドル/株切ったら買いかなぁ、なんて思うけど、

この利益見通しを見ると、恐いわよねえ でも気になって

もう少し情報活動して、エビデンスを増やしてからかな、でも絶対にアメリカ政府からの受注増えてるだろなぁ、気になるわねぇ…

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