オーロラが目視では単に白い、ってリアル。知ってた?(Yellowknife, Canada)

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ぐるめ
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にゃー🐈️ ニャロです。

僕は「旅」が好きだって、最近ようやくわかってきて。

普段食べれない食べ物や、普段見れない景色や、普段すれ違わない人類と接する機会や、「旅」ってのは間違いなく非日常イベントなわけで。

日常があっての非日常だから、猿岩石みたいな放浪旅系列は今んとこノーサンキューだけど。

今年始めた添乗員バイトは、かなり刺激的で面白いんだけど。

自分で旅先を選べるなら、確実に美味しいナチュラルなワイン出すお店やレストランがあるイタリア、フランス、スペイン、欧米系を選んじゃうじゃん。

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だけど、添乗員稼業って、基本的には行き先選べないわけ。

「このスケジュールで、このツアー行けますか?」

「はーい、行けまーす、行きまーす!」

って感じでお仕事がアサインされるんだけど。

まあね、添乗員付きツアーっていうと、やっぱメジャーなのはイタリア、フランス、ヨーロッパが多いんだけど。

でも、マニアックな「ウズベキスタン」とか「南米マチュピチュなんとか」、「エジプト ピラミッド紀行」「トルコ周遊8日間」みたく、当然ヨーロッパ以外のツアーもてんこ盛りなわけ。

ツアーの添乗員アルバイトって、ハッキリ言って「トラブル対応」が一番大事で難しいお仕事で、それ以外はツアーの旅程表通りにツアー客を連れ回すだけ。そんな難しいことじゃないんだけど。

やっぱ色々とトラブルは発生するわけ。初めての海外旅行ってお客さんが多いし、やっぱ旅行者は現金持ってる確率が現地民より高いし。そもそも1人で出来ちゃうヒトはツアー参加しないし。

それこそ、乗り継ぎの空港で積極的に迷子になっちゃったり、スマホマンガ読むのに夢中で乗り継ぎ便に乗らなかったり。

スリ、置き引き、強盗、忘れ物、いきなり歩道で転んで顔面大出血とか、階段でコケて捻挫骨折。

その国では普通のことも、日本しかしらない大和民族には大問題になったりするしね。ホテルの部屋の壁紙が剥がれてるってクレーム受けた時は、「おいおい、それって⋯」って絶句しちゃったし。

連泊ホテルの部屋掃除がなってない、とか、タオルが交換されてない、とか。アパホテルや東急インとか激安ビジネスホテルが頑張り過ぎだっちゅーの。

公衆トイレが有料なのイヤならオムツするしかないし、そもそも日本の駅トイレだって十年前は紙が無かったりメチャ汚かったじゃん。

まあね、誰だって初めてってのはあるわけで、駐在サラリーマンが「本社の役員が視察に来るからカバン持ちしろ」指令受けるのに比べたらチョロいもんだし。

でさ、今年始めた海外ツアー添乗員アルバイトなんだけど、半年くらい「パリ&モンサンミッシェル」ツアーの連続で。

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まあね、初心者バイト添乗員には同じツアーを任せるのが安心だろし、パリ滞在のフリータイムが長いから僕は楽しくていいんだけど。

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今月、なんと人生で初のオーストラリア上陸したんだけど。

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グレートバリアリーフっての、見れて潜れて綺麗だったし、ケアンズって熱帯雨林のある街のフルーツはタイやベトナムみたくトロピカルで美味しかったし。

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世界的に大人気な観光地のエアーズロックなんて、僕個人じゃ絶対行かない岩の塊なんだけど。

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スゴいんだって、蠅。知ってた?

超乾燥した半砂漠的な中央オーストラリア、南半球だから今ちょうど春の始まりなんだけど、これからジャンジャンと蠅が増えてくらしくて。

この⇧「蠅ネット」なる、かゆくなりそうな装備がないと、水分を求めて耳の穴やら鼻の穴、目、首周り、とにかくハエだらけで、普段ハエにそんなに愛されない大和民族的には地獄なんだって。

知ってた?僕は全く知らなくって。

スゴいハエが少ない季節だっていう9月上旬でも、常に数匹は首周りの止まってくる感じだったからなー、不快だろなー。

まあね、視界がアミアミになるけど、1000円くらいでハエネット買って装着すりゃいいって話かもしんないし、ナチュラル志向なオーストラリアに旅したいツーリストとしては野生動物との触れ合いを喜んじゃうかもしんないしね。

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でもさー、今回カナダのイエローナイフって北極圏に近いド田舎にオーロラを観に行くってツアーだったんだけど。

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合計6日間、って行っても行き帰りの飛行機で丸2日かかるから、現地滞在は実施3.5日間。それでツアー料金はエコノミークラス前提で約40万円。安くないじゃんね。

で、このツアーはかなりエッジ効いてて、現地イエローナイフのホテルに4泊して、オーロラ見る施設に4回、毎晩オーロラ観に行くっていうツアー。シブい!

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北極圏に近い=もう日本の晩秋の気候で、黄葉ピークになってるイエローナイフなんだけど。

お客さんたちの話を聞くと、

「ずっと前からオーロラ見たかったの」

「オーロラ見ないで死ねないと思って」

「あのカラフルなオーロラを生で見たいー!」

はい、ちょっと待ってくださーい。

アホなオッサンより賢いって評判のAIが拾ってきた⇧オーロラの写真、確かにカラフルで神秘的に美しいけどー。

今回、現地で知った衝撃の事実。

「目視では、オーロラは雲や霧みたく白い。全くカラフルでは無い」

ホントだよ、オーロラ施設の日本人専属カメラマンさんに確認したもん。

「オーロラは、レベル1〜5で強さを判断するんだけど、最強レベル5でも目では白くて、デジカメとかカメラ通すと色が出る」

「イエローナイフで見えるオーロラは緑色が多い、カメラの感度やシャッター速度を調整することで、美しいオーロラを撮影することができる」

えええええーーー!って感じじゃない?

もし、僕があらかじめ「オーロラは目視では白い曇的な⋯」って知ってたら、絶対に現地に行って生でオーロラ見たいって、思わないじゃん(断言)。

驚いたなー、って言っても、こないだ買ったアクオスの安め(だけど僕的にはメチャ高級)なセンス9のスマホカメラでオーロラ撮影してくと、なんか魚釣りと似ててハマっちゃったんだけど。

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運良く、曇りの夜に風吹いて星が見えてきたなー、って。

そこに、薄い曇みたいのが細長く出てきて、「ん?」って。まあ、一応オーロラっぽいじゃんね。

で、スマホのナイトモードで撮影して写ったのが⇧。しょぼ⋯

でね、事前にググッた知識を総動員して、今までイジったことないスマホカメラのマニュアルモードの「SS(多分シャッタースピード)」を3.2秒に変更。

そして「ISO(感度?)」を最大値の3200にして、出来るだけワキを締めて、固定して撮ると、

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あららー、目には単なる白い曇なのに、カメラで撮ると、こーなっちゃうのね。オーロラっぽいじゃーん(オーロラだし)。

40万円って、庶民じゃなくても、お安くない料金じゃん。だからさー、オーロラを観るツアー、まして4連泊で4晩連続オーロラ鑑賞って撮るってツアーなのに。

参加した全お客さん、「カラフルなオーロラ見るの楽しみ〜!」って感じ。ウケる⋯

そんな感じだから、一部の一眼レフ+三脚持参のカメラヲタクさまを除くと、ろくにオーロラ撮影方法を事前予習してないわけで。

なんか⋯

まあ、いいか。旅の楽しみ方は人それぞれだし。

で、刻一刻と形や強さが変わる真っ白なオーロラ(らしき曇的現象)。ダイソーで買っていった300円三脚より、木製手すりとか使って気合で固定して、とにかく撮りまくり。

そうそう、シャッタースピード3秒って、要はシャッターを3秒間開放し続けて光を取り込む、ってことなんだって(知らんかった)。だから、スマホというかカメラがブレると、へんてこ心霊写真みたくなっちゃう、って仕組みらしくって。

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出るときはジャバジャバでるオーロラ。イエローナイフのホテルから徒歩数分のとこでも撮れちゃうし。

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ホテルから徒歩20分の湖湖畔でも、出れば撮れちゃうオーロラさん。

なんか、魚釣りに似てる要素があるオーロラハンティング。結局、僕は夢中になって初日のオーロラを撮りま食ったんだけど。

結局、初日が一番ドバドバ出たみたい。

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4日間の深夜オーロラハンティングで、観れた(撮れた)のは初日と4日目のホテル戻り後。2日目と3日目は曇が厚くて、上空にはオーロラ出てそうだけどチラ見程度。

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ってわけで、晴れ間であれば、かなり高確率でオーロラ撮影できそうな、イエローナイフ。

深夜27:00頃ホテルに戻って、起きたらお昼。で、町のクラフトビール醸造所のビール呑んで、ハンバーガー&ポテト喰って。

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ビール何本か買い置きして、曇りの日は自習して。

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なんかね、エスキモー式テントで待機する仕組みらしいんだけど、9月は最低気温が10℃くらいだから、実質荷物置き場になっちゃってて。真冬は零下30℃まで冷えるイエローナイフだから、写真撮影なんてムリじゃね?

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まー、そんなわけで、52年生きてても知らないことっていっぱいあるみたいで。

やっぱ何事も現地現場で自分で確認しないと、って思いましたー。

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