株式投資家にとって「事業継続計画(BCP)」なんてマジで無意味、な理由 南海トラフ地震が怖かったら、優良なアメリカ企業の株持てば回避可能

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

随分と秋らしい気温になってきたじゃんね。やっぱり地球温暖化ウンチャラって、再生可能エネルギー詐欺師たちの作ったフェイクニュースなのかしら。

そういや、新米も出回り始めて、空っぽになってたスーパーのおコメ売り場もおコメが復活してきたじゃんね。
もう南海トラフ地震警報が解除されたしね。買い溜めした各家庭の古米は、どうなるんだろね。あららー。

僕は政治家じゃないから、各家庭がナニをどうしようと、どーでもいいんだけど。
ただ、株式を保有してるマイ上場企業が、ムダなことにおカネと時間を遣うのは許せないじゃんね。だって、株主=オーナーなんだもん。許せなくて当たり前。

んで、今朝の日経新聞に懐かしいワードを発見⇩

出ました!「事業継続計画(BCP)」、懐かしいわ。どっかの国の原発推進安全計画並みにインチキな計画じゃんね。


僕の自動車メーカーや自動車部品メーカーでのリーマン労働者時代終盤、めっちゃムダな時間を費やした、生産性ゼロというか、壮大なムダムダ計画じゃんね。悲惨なフェイク業務、まだやってんだ…

どうせ、単純極まりない構図で、企業の会長とかBCP担当役員とか社外取締役とかが、思いつきで「おい、南海トラフ地震の警報を気象庁が出してるけど、我が社のBCPは完璧なんだよな?、役員会でも株主総会でもバッチリ説明できる体制なんだよな?」、とかって突如言い出して、カタチだけ「計画」を策定するのが奴隷的リーマン労働者たち。

ってかさ、日本は災害列島、超地震大国。これは常識じゃんね。残念だけど、これはリアルだし。
んで、「事業継続計画(BCP)」ってさ、どんな災害とかが起きても「事業(金稼ぎ)を停めない対策
」、なんだけど。
はっきり言って、ムリ。マジだかんね。

特に、自動車産業なんて、ネジ1個無かったら完成車作れないピラミッド型集約製造業じゃん。
別に、小さいネジならデッカイ倉庫に3年分くらい在庫持てば、物流インフラさえ破壊されてなけりゃナントカなるけど。

当たり前だけど、ヘッドランプやステアリングシステムやサスペンションやコックピットモジュールや、嵩張る樹脂成形品等々、半年分の完成品在庫なんて確保してる部品メーカーなんて存在しないし。どんだけデッカイ倉庫持つのよ、って話で非現実的。

って以前に、倒産するから。半年分の完成品在庫 ≒ 半年分の製造原価が売上にならず倉庫に寝てるなんて、それこそ事業非継続計画だし。
部品の利益率なんて20%に届かない部品メーカーだらけなんだから、年間売上の40%相当の在庫を抱えるなんて、あり得ないわけ。

面白かったのが、8年前くらいかしら、最大手自動車メーカーが部品サプライヤー全社に対して「御社、及び御社の原料・部材サプライヤーの工場は、震度6.5レベルの地震に耐えうる耐震補強が完了してますか?もしくは半年分の完成品在庫を常に確保してますか?」とかってサーベイっての?調査するわけ。

震度6.5相当に耐えうる工場の耐震補強… 貧乏でオンボロ工場で操業してる部品メーカーに、そんな予算は無いし。特に、部品メーカーの下請けの下請けなんて、町工場みたいなとこだったり、短いハーネス組み立てなんて内職で家庭内で手でやってたりするかんね、リアルに。

そして、工場が大地震で生き残っても、労働する工場作業員さんたちのご自宅だったり、通勤インフラだったり、どうすんだっけ?

それに、道路が通行できなきゃ、生産のための部材や原料も入ってこないから、それも半年分確保?
電力や水も自家発電や大型貯水槽を準備?
ゴミや排水は?
誰も現実的な全体像を把握したがらない不思議、ってか言いたくないじゃん。「王様、パンツ履いてないですよぉ」、なんて。

それが事実でも、そんな赤っ恥かかされた役員やらお偉いさんは、絶対その奴隷的リーマン労働者に復讐するじゃんね。「おまえ、ノーパン指摘したからには、わかってんだろな…」って。それがヒューマン。軍隊型ピラミッド組織の哀愁。

だから、BCPとかって、実態はあり得ない仮想楽園的な呑気プランのオンパレードなんだけど、そこはホドホドにチョメチョメして報告書がまとまったりするわけ。忖度の応酬。

そして、BCP担当役員たちは、「ウムウム、いいね、あの下請けもついに耐震補強したか。でかした!これで我が社南海トラフ地震が来ても安泰じゃな、ぐはははは〜」、みたいな。上司がアホでみんなハッピー、の好事例。

なんだけど、更にウソのウソがあって。
誰も逆らえない自動車産業ピラミッドの頂点に君臨する自動車メーカー。その工場がぶっ壊れたら、もしくは操業停止したら、全てがムダになるって事実に誰も触れないアンタッチャブル。

東日本大震災の後、各地自治体の防災マップで「津波リスクエリア」にある下請け企業に対して「津波の際、生産移転できる代替先を確保せよ」って馬鹿げた御達しをしてた自動車メーカーがあったんだけど。
そもそも、自動車メーカー自体が、津波リスクエリアにあるくせして、組み立て工場を津波とかで移転するなんて不可能なクセして。
特に塗装設備。車体をジャブンとペンキのプールを潜らす工程なんて、移管しようが無いし。

だから、仮に全ての自動車部品メーカーと、その下請け部材、素材、原料メーカーが時間とおカネをジャンジャン遣って、完璧なBCP計画を策定・実施したとしても、「湾岸エリアが津波で某自動車メーカーの組立工場が水没、部品納入は不要でーす」「北九州エリアは震度6.5直撃でインフレが破壊されて、トラック通行不可能。部品はヘリコプターで納入してねー」… あり得るじゃんね。

だからさ、体裁整えるだけなのよ。所詮は雇わ経営者に雇われ管理職。
取引先だったり、株主さんたちを騙せる程度の「やってますよー、BCP」って。
完璧、100%を超える安全性、って確信詐欺の福島原発の大爆発で、理解できるじゃんね。自然災害なんて、100%の対策なんてあり得ないって。

とは言っても、上場企業には株主に対して責任があるし、部品メーカーは取引先への対応責任というかナニがあるし。可哀想だけど。

ホント、株式投資家って、ラッキーじゃんね。
そんなリスクありありの企業に投資しなけりゃいいんだもん。
少なくとも、地震リスクなんて、アメリカ大陸の内陸部のリスクと日本列島のリスクを比べればアレだし。

僕が保有する日本企業株式で最大時価額な「キヤノン【7751】」なんて、円安対策と製造ノウハウの秘匿化のために、製造拠点の日本回帰を進めてるから、地震リスクって意味じゃ「リスク大」だけど。
だから、マイ金融資産全体における日本株比率を20〜30%以下に抑えるのが、僕なりの本気BCP。
インチキや誤魔化しだらけの日本企業BCPなんてどーでもいいし、信じるほうがタコ。
万が一日本沈没になっても、非日本株式の配当だけで生きていけばいいし。

自分自身が大津波で流されたり、家屋倒壊で圧死したりしたら… そりゃ天命、寿命ってもん。ノーモアBCP。
そんな事考えるヒマあったら、来年のイタリア旅の計画を考えるに決まってるじゃんね。ケケケ〜。

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