にゃー🐈 ニャロです。
悲しい気持ちが連日続くの。
めったに無い、この強い悲しみ。僕にしては珍しい、気力が萎える日々。
そう、僕は野球オンチだけど、大谷翔平さんの試合は、添乗員アルバイトが無い日は必ずライヴ観戦してるし、めっちゃ楽しみなんだけど… 今年も決勝リーグ?プレイオフ?よくわかんないけど、チャンピオンを決める秋の陣に出場できなそうなのよ。最近の連敗で。
わかっちゃいるんだけどね、勝つって決まってたら面白く無いのが勝負事なんだけど。それでも、負けた日はもう落ち込むのよ…
で、そんな真夏の月曜日。僕が500株持ってる『日本触媒』の株価が…
1日で、ほぼ前日比+10%の上昇してんの。ウケるけど、大谷翔平さんのロスアンゼルス エンジェルスが延長線で負けたばっかりだったから、そんなに気分は上がらないのよね。
うーん、なんで?ポチポチとググッてみると、
あー、そうゆうことね。ふむふむ。
このケミカルな企業、人類に不可欠なオムツの吸水性素材で世界トップクラスのシェア持ってる姫路本社の企業なの。だから、世界中の庶民の寿命が延びて、寝たきり爺婆や漏れ漏れ爺婆だらけになる21世紀に大儲けだぜーって思ってたんだけど。
若干、気になる決算じゃんね。
めっちゃ原油価格が高騰してた前期、原油由来のナフサ価格も高騰してたから、この『日本触媒』の化学製品全般の販売価格も利ざやも大きくなってたのが前年度の決算。だから、今期の1株あたり利益や営業利益が下がっても全然オッケーなんだけど。
売上は横ばい、営業利益はカクンと下がるけど、来年度は戻しそうだし。
配当もここ数年だと増えてて。今期180円/株の配当見通しだから、買値の6762円ベースだと配当利回り2.66%、税引き後だと2.13%。めっちゃ良くないけど悪くない配当レベル。
財務的にはヘルシー。自己資本比率は約70%だし、有利子負債を利益剰余金が2500億円も上回ってる、実質無借金だし。
これだけなら、全然大きな変化点は無いから「波待ち投資継続」「中長期投資」で全然オッケーなんだけど。
でも、なんかおかしいなーって。オムツメーカーの『ユニ・チャーム』なんて、中国があんな感じなのに絶好調なんだもん。
以前、『ユニ・チャーム』の株主だったんだけど、より固い収益見込めるって予想してオムツ吸水性素材メーカーの『日本触媒』に乗り換えたって経緯があるんだけど。
『ユニ・チャーム』の株価はぐいぐいなの。配当性向が低いから僕好みじゃないからいいんだけど。
顧客であるオムツメーカーが収益好調なのに、そのキー素材メーカーの収益が… なんか変じゃんね。
で、今回の『日本触媒』の決算短信を読み込んでも、詳しいことは当然書いてないんだけど。
で、ネットで関連記事を探したら、気になる箇所があって⬇
これだ… 「韓国や中国メーカーの台頭で競争が激化…」。うわ。
セラミックコンデンサーで圧倒的な製品競争力がある『村田製作所』みたいに、製品の性能自体は競合他社製品で代替できるけど、小型化ノウハウで他社の追随を許してないから、シェアはバッチリ維持してるし、安心じゃんね。
車載用中小型モーターで日本自動車メーカー向け窓昇降とかで高シェア(ってか、ほぼ寡占)の『マブチモーター』も、モーターの設計図を完全にパチってる中国競合他社に完全パチ製品(図面に記載されてる部品番号までパチってるらしいし)で中国でのシェア争いは大苦戦してるけど、特許や車載リコールとかの恐怖感があるから、日本自動車メーカーのシェアは当面安心じゃんね。
で、この「高吸水性素材」。オムツ用ならリコールなんて無いし、ちょっとくらい吸水性能が劣ってもオムツの原価を下げれるなら、オムツメーカーが安い方を選ぶ可能性は全然あるじゃんね。やだー。
『日本触媒』、電気自動車のバッテリー用素材とか開発してチャレンジしてるみたいだけど、
でも、今時点に稼いでるのは、高吸水性樹脂=SAPじゃんね。
前年度決算見ればわかるけど、
売上の7割以上がSAP含めた「マテリアルズ」。だから、この屋台骨のビジネスで韓国・中国メーカーと価格で競合するのって、とっても投資家視点だとイヤなことなのよ。僕視点だと。
損切りは嫌いだから、買値トントンまで株価が戻せば、株式売却して、まだ安値圏にあって絶対的企業競争力がある『3M』とかの株式買い増ししたいんだけど、
まだ含み損▲14%なのよね。悩むわ… とりあえず配当貰いながら様子見かなー。そろそろ収穫近い庭のデラウェアの様子も見ないとな…
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