にゃー🐈 ニャロです。
あっとゆうまの最終日、木曜日は雨予報で、元々は「室内でラベル貼り」作業のはずだったんだけど、奥様のトモコさんが「昨日ちゃっとやっちゃったよ」って… じゃあ、倉庫のお掃除かなぁ…
って、朝起きたら雨はポツリポツリ、これなら畑仕事できるんじゃね?近藤さん、「午前は出来るね、やろうか」って。おしゃー!
今日もモセウシの畑で「誘引」作業。近藤さんが剪定終わった列の誘引を全部やっちゃいたいねー。
シトシトしてて土が湿ってるから、秘密兵器「おシリちゃん」装着。誘引行くぜ〜!
散々歩き廻って、蕗の薹穿って、石ころ拾って、ワイヤー張って枝拾って誘引して。畑に愛着わいちゃうよね。そんなもんじゃんね。
勝手知ったる誘引作業。朝7時のキックオフからガシガシ作業して、
Mさんの作業も速くなったのよ、結局ほぼ同じスピードに。
剪定した断面からはお水が溢れでて。このお陰で、春剪定は切断面からの病気の侵入が無いってメリットもあるんだって。へー。
出会い系サイトのチェックでもしてんのかしら… こんな北海道のど田舎でも、IT網からは逃れらんないみたい。
雲はどんよりだけど、
作業はバリバリ進むわけ。ついに近藤さんの剪定に僕らの誘引作業が追いついて。ガハハハ〜。十分くらいお昼御飯前に近藤さんの剪定作業を見学させてもらって。
すんごい先のことまで考えて剪定ってしてるんだなー、ってびっくり。「年間通して一番難しい作業」って聞いてはいたけど、実際に作業を見せてもらいながら理由や考え方を聞かないと、わかんないわね。びっくりびっくり。
で、お昼御飯の後で、味見だけ樽で寝てる2022とかの出荷前キュベを。モチロン、このあと運転だからピュッピュッと吐き出したに決まってるじゃんね。遵法精神が凄いんだから。
感動的に素晴らしいなぁって思ったのは「トモブラン2022」。例年、酸味が魅力なキュベだと思ってたんだけど、2022はボディも豊かで風味と酸味と味わいのふくよかさとバランスがとっても良くって、酸味がしっかりしてるけど突出してなくって。これはホントに魅力的!
「タプコプ 2022」のピノ・ノワールは、あんなに選果が大変な年だったのに、麗しい美しい香り。健全さ、美しさ、伸びやかさ、しなやかな柳腰の北海道ピノ・ノワールの実に素晴らしい香り。これはびっくり。
で、口に含むと… 切ない感じ。厳しかった2022年のタプコプの畑の情景が浮かぶような… これもワインじゃんね。
個人的に「全量貰いたい」って疚しいココロが止まらなかったのは、選果した貴腐ピノ・ノワールの甘いワイン。2021をハーフボトルで出すんだって。1000本欲しい〜!
最初、香り嗅ぐとポートワインとか酒精強化ワインみたいな雰囲気。でももっと軽やかでキレイな感じ。
口に含むと、軽やかだけど複雑で色んな味わい。空知ピノ・ノワールの魅力全開って感じ。僕は甘いワインも大好きだし、ワインだけで呑むの好きだから、こうゆうワインを毎晩ちょびちょび舐めるの、いいのよね〜。呑み込むの我慢すんのが大変じゃんね、へへへ…
ってわけで、今回のお手伝いは無事終了。お疲れ様でした〜。
ワンワンともお別れ。匂い覚えておいてね。
新千歳空港にMさんを送る通り道にある焼き菓子屋さん『三好焼菓子店(由仁町)』でお土産を物色。
このお店、とんでもないど田舎の畑の真ん中にポツンと…
「北の国から」に出てきそうな古いお家。周りは…
畑…
でも、閉店16:00間際なのに、先客がいて、
フィナンシェとか3000円分お買い上げ。パティシエスキルも持ってるらしいMさん曰く「よく焼けてて美味しい」とのご評価。ふむふむ…
で、空港でMさんとお別れ。
僕は、『ばんナチュ』詣でに札幌へ。さぁ、労働のご褒美に呑んで呑んで、さぁ行こう!
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