にゃー🐈 ニャロです。
今日はね、読みたい本が何冊かあって。新刊タダ読みといえば湘南ティーサイト。湘南ティーサイトといえば、最寄りの超一流庶民派パン屋さん『プルクワ』なのよ。
土曜日のティーサイトなんて混んでヤバそうだけど、
今日読みたかったのは、琉球唐手の遣い手でもあり、かつ超ヒットシリーズ「隠蔽捜査」の今野敏先生の新刊「審議官」。
イッキ読み2時間、警察署署長時代から読み続けてるファンにはたまらないオモシロさ。ティーサイト内スタバだってのに、3回以上声出して笑っちゃったし。
さらに、尊敬する大岡さんの著書もじっくりと。
うーん、やっぱ読書は楽しいし、お勉強になるわ。
で、渇いた喉は、またまた最寄りのみかん専門店『柑熟屋』で。
こんな1日もいいじゃんね。海は南風の微波だし。
そんな呑気な湘南エリアの地球の裏側では、大事件が!
こりゃ大変。ってか、明らかに経済全体に関係する大事件だから、色々考えないと。
当然、全然知らないし預金も借金もしてない銀行だし、株式も持ってない(=オーナーじゃない)から、その点じゃラッキーなんだけど。「ETF S&P500なんちゃら」みたいなETF保有してる日本人は、結構いるんじゃないの?
保有するETFに含まれる全企業の決算書や決算報告書を精査する個人投資家なんていないだろけど、倒産=いきなり株式の市場価値がゼロになるっていう、恐怖の出来事よね。
この銀行(の持ち株会社)の、今期2023年度の業績予想って、⬇だったのよ。「当期利益」が赤字予想だけど、「税引前当期利益」はしっかり黒字予想だったのよね。
銀行って商売の決算書の読み方とか、なんで中央銀行からお金借りれなかったのか(借りれるけど、アメリカの公定金利が上がり過ぎてて借りても返せないのが明白だから倒産することにしたのか)、わかんないけど。リアルに倒産なのね。
「なんで、そんな大きなアメリカの銀行が倒産?」って興味あれば、日経新聞でもビジネス雑誌でも詳細が特集されるだろからみておいてね。
僕が考えるのは、「さて、この『SVB』の倒産で、何が次に起きるかな?」ってこと。
まず、連鎖倒産とか取り付け騒ぎがアメリカや日本で起きるかどうか。もしそうなったら、瞬間的に株式市場は大パニックなるはずだけど。
僕の予測は、「取り付け騒ぎも連鎖倒産も無い」。だって、アメリカの中央銀行FRBが利上げしまくってんのって、過度のインフレを抑え込みたいからで、アメリカ国内の信用不安とか銀行破産の連鎖なんて中央銀行として「めっちゃ避けたい」ことだもん。「過度のインフレが加速するより、信用不安になって銀行が連鎖倒産して、取り付け騒ぎになったほうがマシだ」なんてことを中央銀行の高級エリート官僚が考えるわけがないと思うから。
極論、金利下げて中央銀行から銀行への貸し出しをじゃぶじゃぶすれば、銀行なんて倒産しないし。そんなことしたらインフレは加速してFRBは困っちゃうから悩むだろけど。
じゃあ、「取り付け騒ぎも連鎖倒産も無い」って予測が正しいって仮定すると、どうなるんだろね。「今まで通り」?、うーん、少なくとも今回みたいな「中央銀行の利上げがダイレクトに要因っぽい銀行破綻」が連発したらFRBとしては怖いはずよね。だから、金利上げは弱まる方向に働くはずだし、金利下げが始まるタイミングも中期的にみれば早まるんじゃないかなぁ、なんて予想(これは予測じゃなくって予想)しちゃうわね。
今回のSVB銀行破綻のニュースで、先週金曜日のアメリカ株式市場は若干ビビった感じで下げたけど、S&P500なんて▲1.5%しか下げなくって。へー。
アメリカとか、いわゆる「西側諸国」の価値観のコアな部分が「資本主義」だったり「弱肉強食経済」なんだから、経済の根幹たる「信用(クレジット)」が揺らがなくするのがアメリカ政府や中央銀行のトッププライオリティのはずだと思うし、むしろフェアな市場を維持するって意味で無闇に「政府介入」「公的資金注入」しないアメリカは市場をリスペクトしてるなー、って感じ。
僕の保有する株式の時価総額も株価と為替の下げで金曜日に2%強下げたけど、ラッキーだったわ。イタリア旅予算の300万円分を売却円換しておいて。フフフ…
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